スクールオブクイズ超問クイズ!ネプリーグクイズやさしいね正解の無いクイズ難読漢字クイズ番組メモアニメ漫画データシンデレラガールズらき☆すたコスプレギャラリーYouTube落語集鎌倉殿の13人

鎌倉検定3級「芸術・文化」頻出項目

横山隆一

代表作に『フクちゃん』がある、御成町に住んだ漫画家

鎌倉検定3級出題頻度 : 8回
●過去の出題傾向
(4回)「『フクちゃん』で国民的な人気を博し、鎌倉駅西口に近い御成町に長く住んだ漫画家」→「横山隆一」
(4回)「鎌倉駅の西口に近い御成町に長く住んだ漫画家横山隆一の代表作」→「『フクちゃん』」

●学習メモ(覚えておきたいこと・私的メモなど)
国民的人気を博した漫画作品とその作者、どちらが問われても正解できるようにしておきましょう。

横山隆一(よこやまりゅういち)の生没年は1909年(明治42年)-2001年(平成13年)です。
戦前・戦後の日本で大人気となった漫画『フクちゃん』を描いた漫画家です。
1937年(昭和12年)から鎌倉に住み始め、『フクちゃん』を描きました。
1994年(平成6年)、漫画家としては初となる文化功労者となり、
1996年(平成8年)、鎌倉市名誉市民の称号を受けました。

横山隆一が生活した邸宅は御成町にありました。
その跡地には現在、スターバックスコーヒー鎌倉御成町店が建てられています。
店舗の外観は旧横山邸をモチーフにし、桜の木、藤棚、プールはそのまま残されています。
店内には『フクちゃん』の原画が展示されています。

横山隆一は鎌倉ペンクラブの一員として、久米正雄らと共に鎌倉カーニバルの開催に尽力しました。
戦時中、8年間途絶えていた鎌倉カーニバルが1947年(昭和22年)に復活した時には、
漫画家集団を率いて参加し、カーニバルを沸かせました。
関連ページ:久米正雄 鎌倉ペンクラブ結成の中心人物で初代会長

JR鎌倉駅の東口と西口を結ぶ地下連絡通路には、
横山隆一が描いた壁画『鎌倉カーニバル』がパブリックアートとして飾られています。

荏柄天神社にある、漫画家154人の漫画が飾られている絵筆塚には、
横山隆一の描いた作品も飾られています。

横山隆一は出身地である高知県高知市でも、高知市名誉市民の称号を受けています。
高知市には横山隆一記念まんが館があります。

漫画『フクちゃん』は、大きな学生帽と下駄がトレードマークの男の子・フクちゃんを主人公にした作品です。
もともと『江戸っ子健ちゃん』という作品の脇役でしたが、主人公よりも人気が出たため、
フクちゃんを主人公にし、題名も『フクちゃん』になりました。
連載媒体は主に新聞の4コマ漫画で、1936年(昭和11年)から1971年(昭和46年)までの間、発表されました。

『フクちゃん』は連載終了後にテレビアニメ化もされており、
1982年(昭和57年)から1984年(昭和59年)まで放送されました。
時代設定を1980年代にした、アレンジ作品となっています。


TOP > 鎌倉検定対策研究所 > 鎌倉検定3級「芸術・文化」頻出項目 > 横山隆一