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『涼宮ハルヒの憂鬱』シリーズにおける、
本文と口絵・挿絵の差異


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 2006年06月04日、ブログにて「『涼宮ハルヒの憂鬱』シリーズにおける、本文と口絵・挿絵の差異」をアップしました。この記事について上々の評価をいただく一方で、「まだまだこんな差異がある」という貴重な情報をいただきました。また、年がら年中、本シリーズに接しているうち、まだまだ未報告の差異を見出したりしました。そこで「『涼宮ハルヒの憂鬱』シリーズ 年表」の時と同様、改訂版の形でウェブページの方に掲示することにしました。

「差異度」について:原作小説に対する口絵・挿絵の情報の齟齬について、「の」「のの」「ののの」の三段階で評価したものです。「の」が多いほど、情報の齟齬が大きいという評価です。


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『涼宮ハルヒの憂鬱』
口絵内容:涼宮ハルヒの自己紹介シーンで、キョンの前の席に座っているのは男子生徒
本文内容:p.10の描写によると、座席は男女交互に並んでいるので、キョンの前の席に座っているのは女子生徒になる。
(情報提供:syunta様)

(舟)初っ端の口絵から、すんごい情報の齟齬が発生しています。本シリーズの口絵・挿絵の情報の齟齬の多さは、この時から始まっていたのでしょうか。


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『涼宮ハルヒの憂鬱』
挿絵内容:p.151、「禁則事項です」と言いながら微笑んでいる、朝比奈みくるのイラスト。みくるが着ているのは北高の制服
本文内容:p.139の描写によると、この時の朝比奈みくるは白いノースリーブワンピースに水色のカーディガンを羽織っている。

(舟)この挿絵、一発で制服と私服の差異に気が付いた方は、観察力に秀でている方でしょう。みくるの可愛さに見とれていると、気付かないかもしれません。


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『涼宮ハルヒの憂鬱』
口絵・挿絵内容:作中全般、涼宮ハルヒはリボン付きのヘアバンド(カチューシャ)を付けている。
本文内容:作中にはカチューシャについての言及(p.11)はあるが、それにリボンが付いているという記述は無い

(舟)『涼宮ハルヒの公式』の中で、のいぢ氏本人が「勘違い」と語った情報の齟齬。しかしリボン付きのカチューシャを頭に付けた涼宮ハルヒのキャラデザインは「のいぢグッジョブ」と、逆に好意的に評価されている傾向にあります。


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『涼宮ハルヒの溜息』
口絵・挿絵内容:作中全般、ほぼ全てのキャラクターの着ている制服が、夏服である。
本文内容:シリーズを通してこの物語は11月の内容(本作品中に「もうとっくに秋だぜ」(p.180)という記述アリ)とされており、冬服の時期。

(舟)魔法使いの格好をしている長門以外、冬が近い時期にも関わらず皆が揃って半袖を着ているため、夏の出来事と錯覚してしまう恐れすらあります。この差異のため、冬服の時期にしか出番が無かった鶴屋さんの夏服姿を拝むことができます。


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『涼宮ハルヒの退屈』
挿絵内容:p.47、朝比奈みくるは両耳を押さえている。
本文内容:p.45の描写によると、朝比奈みくるは左耳を手で押さえており、右耳については言及されていない。
(情報提供:art様)

(舟)左耳を押さえていると記されているものの、右耳についての記述が無いため、「両耳を押さえている」というのが必ずしも誤りとはならないので、差異度は低めです。なおアニメでは、みくるが押さえているのは原作通り左耳のみです。


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『涼宮ハルヒの退屈』
挿絵内容:p.121、キョンと朝比奈みくるが寝るための布団が、一組だけ描かれている。
本文内容:p.119の描写によると、布団は二組敷かれている。

(舟)これについては「イラストで描いたのは一組分だけ」と解釈できるので、差異度は低めです。


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『涼宮ハルヒの退屈』
挿絵内容:p.121、長門有希がメガネをかけている
本文内容:p.117の描写によると、長門有希はメガネを外している。その後、メガネをかけ直した描写は無い。
(情報提供:ジュロ様)

(舟)後述する『涼宮ハルヒの消失』での差異とは逆に、メガネをかけていない状態なのにメガネをかけています。ちなみに漫画版(みずのまことVer)だと、この挿絵同様、長門はメガネをかけたままの状態で時間凍結をしています。


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『涼宮ハルヒの消失』
口絵内容:メガネをかけていない長門有希が、キョンに対して文芸部への入部届けを渡そうとしている。
本文内容:p.56の描写によると、この時の長門有希はメガネをかけている

(舟)恐らくハルヒシリーズに多数ある口絵・挿絵の差異において、最も有名な差異でしょう。差異の有名さを差し引いても重要なシーンなだけに、これの影響でメガネをかけた長門が入部届けを渡しているイラストを描く絵師さんが多いのも納得です。


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『涼宮ハルヒの消失』
挿絵内容:p.97、メガネをかけていない長門有希が、キョンの袖をそっと指でつまんでいる。
本文内容:p.90の描写によると、この時の長門有希もメガネをかけている

(舟)上記と同様の差異です。


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『涼宮ハルヒの消失』
口絵挿絵内容:本作に限らず、シリーズ全体を通して、朝倉涼子の髪の長さはロングヘアに分類される長さで描かれている。
本文内容:p.39の描写によると、朝倉涼子の髪の長さはセミロング

(舟)既に1作目の『涼宮ハルヒの憂鬱』で朝倉涼子はロングヘアでキャラデザインされているにも関わらず、どういうわけか4作目の『涼宮ハルヒの消失』では「セミロング」と記述されています。のいぢ氏はロングヘアで描いたけれど、谷川氏の中での朝倉涼子像はセミロングである、という情報の齟齬があるのでしょうか。


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『涼宮ハルヒの消失』
挿絵内容:p.235、涙を流す朝比奈みくるは、両手に何も持っていない
本文内容:p.234の描写によると、朝比奈みくるは花瓶を抱えたまま、離すことを忘れた状態で泣き続けている。
(情報提供:Y様)

(舟)花瓶を抱えたままで泣き続ける様子よりも、挿絵のように泣きじゃくっているさまの方が認識しやすくはありますが、持っているべき花瓶が無いというのは明確な差異です。


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『涼宮ハルヒの暴走』
挿絵内容:p.37、3人娘が夏祭りを満喫中のイラスト。朝比奈みくると長門有希は、特に髪を結っていない、いつもと同じ髪型
本文内容:p.34の描写によると、祭りが始まるまでに時間があった涼宮ハルヒは、朝比奈みくると長門有希の髪を結ってやり、いつもと違う髪型へと変化していた

(舟)髪を結った状態がどんなものかと期待しながらページをめくると、描かれているのはいつも通りのみくると長門、というガックリ仕様になっています。


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『涼宮ハルヒの動揺』
口絵内容:北高文化祭における、朝比奈みくると鶴屋さんのウェイトレス姿。みくるはお盆に水が入った透明なコップ2つ載せている。
本文内容:p.15の描写によると、鶴屋さんの「おーい、水三丁ーっ」の掛け声に対し、「ようこそ、ご来店ありがとうございます」と微笑みながら近付いてくる朝比奈みくるは、お盆に紙コップを載せてやってきた。
(情報提供:田舎そば様)

(舟)お盆に載っているコップの数については、「三丁」と言われたが、みくるはうっかり「2つ」しか持っていかなかったのかもしれません。しかし透明のコップと紙コップについては、言い訳ができない差異でしょう。(なおアニメでは、本文に即して紙コップ3つをお盆に載せています。)


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『涼宮ハルヒの動揺』
挿絵内容:p.45、中庭で話をする涼宮ハルヒとキョンのイラスト。二人の服装は半袖姿の夏服
本文内容:シリーズを通してこの物語は11月の内容(本作品中に「暦上では秋のことである。」(p.5)という記述アリ)とされており、冬服の時期。
(情報提供:unos様)

(舟)本文には「それは夏の残した熱が列島の上空にわだかまり続け、まるで四季の移り変わりを操る気象兵器を誰かが誤作動させているのではないかと疑えるくらいに暑かった、」(p.5)と、暖秋をイメージさせていますが、やはり11月に夏服は不自然です。


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『涼宮ハルヒの陰謀』
挿絵内容:p.143、朝比奈みくる(みちる)と鶴屋さんが会話している場面のイラスト。鶴屋さんの髪型はストレートで、特に髪を結ってはいない
本文内容:この時の鶴屋さんの髪型は長い髪は首の後ろで無造作にひっつめてある
(情報提供:へたれ様)

(舟)髪の毛を結って髪型をいつもと変えているのに、挿絵はいつもと同じ髪型というパターンは『暴走』の時と類似しています。


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『涼宮ハルヒの憤慨』
口絵内容:SOS団メンバー+阪中が、阪中家へ向かう途中の、電車の中での場面。朝比奈みくるはメイド服を着用している。
本文内容:p.198の描写によると、朝比奈みくるは文芸部の部室にて、涼宮ハルヒの命令により、メイド服から巫女へと着替えている。電車には巫女装束で乗っている。

(舟)最初にメイド姿で電車に乗っている口絵を見てから本文を読むと、「あれ? 今、巫女姿で乗っているけれど、また後でメイド姿になって電車に乗るのか?」と、若干混乱をきたします。


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『涼宮ハルヒの憤慨』
挿絵内容:p.155、涼宮ハルヒがキョンに馬乗りになっているところ。部室に帰ってきた朝比奈みくるはメイド服を着ている。
本文内容:p.145の描写によると、朝比奈みくるは美術部へ出かけていて、そこから帰ってきたところ。

(舟)これについては、差異ではない可能性が高めですが、一応書き留めておきます。みくるは文芸部(SOS団部室)から美術部へ出かけるのに、メイド服の格好をしていたことになるのですが、特に服装についての記述が無いことから、「別にメイド服の格好で往復していてもおかしくない」と解釈できます。


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『涼宮ハルヒの憤慨』
挿絵内容:p.217、後方にいる阪中の服装が、胸元のラインから制服を着ているように見える。
本文内容:p.214-215の描写によると、阪中は制服から普段着に着替えている。
(情報提供:R_wind様)

(舟)挿絵中の阪中のイラストが小さめなため、制服であるという断定はし切れないものの、今日では「制服である」という見方をする傾向が強いです。


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『涼宮ハルヒの分裂』
口絵内容:周防九曜の髪型・髪質はストレートヘア
本文内容:p.130の描写によると、周防九曜の髪は腰よりも長く伸び、おまけに波濤のように波打っている。まるでやたらと長くて量の多いモップのような髪の毛だ

(舟)まだ周防九曜があまりイラスト化されていないためか、二次イラストでは口絵準拠と原作描写準拠とで分かれる原因となっています。ただやはりイラストの印象が大きいせいか、口絵のようなストレートヘアで描かれる傾向にあります。


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『涼宮ハルヒの分裂』
口絵内容:周防九曜を紹介された時の立ち位置は「橘京子 周防九曜 佐々木」。
本文内容:p.125、128の描写によると、周防九曜と橘京子は佐々木の両脇に位置しており、
周防九曜 佐々木 橘京子」「橘京子 佐々木 周防九曜」という立ち位置になる。
(情報提供:Y様)

(舟)周防九曜を紹介した時、明確に佐々木から見て橘京子と反対側にいる人物を示している以上、口絵の立ち位置は差異となります。


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『涼宮ハルヒの分裂』
挿絵内容:p.213、喜緑江美里が周防九曜に腕を掴まれているところ。喜緑江美里が持つトレイには、2個のコーヒーカップが乗っている
本文内容:p.209の描写によると、喜緑江美里は4つのカップをトレイに乗せて近づき、佐々木、キョン、橘京子の分を置き、最後の1つを周防九曜の前に置こうとしたところで腕を掴まれた。トレイにはコーヒーカップは残っていない

(舟)「そもそも周防九曜が喜緑江美里の腕を掴んでいるように見えない」と、イラスト自体が酷評されていたりもします。


 以上が、今のところ発見されている『涼宮ハルヒの憂鬱』シリーズの本文と口絵・挿絵の差異です。「のいぢだから」と諦められる一方、角川の編集者に問題があるのでは、とも。


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