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【『将棋の殿様』大雑把なあらすじ】
ある殿様が、幼少時に覚えた将棋を突然指したがり、
家臣がその相手をすることに。
殿様は自陣の駒を家臣に並べてもらったり、
最初に角道の歩を指しただけで得意げな態度をとる。
対局が進むうち、
殿様は自分の駒が取られそうになると
理由を付けて取らせなかったり、
規則にはない駒の動かし方をしたり、
相手の駒を自分の駒にしたりと、
将棋を逸脱した対局をして家臣に連戦連勝する。
殿様は調子に乗って、将棋に勝った者は
鉄扇で負けた相手の頭を打ち据える規則を設ける。
結果、殿様は一方的に家臣の頭を打ち据えまくり、
家臣の頭はこぶだらけに。
そんな折、療養していたご意見番的な
老家臣・田中三太夫が登城する。
三太夫は、殿様が将棋で
連戦連勝している話を聞いて不思議がる。
三太夫が殿様と実際に対局してみると、
思いも寄らぬ手を指していることが分かり納得する。
三太夫は兵法に例えて、殿様の指し方を諫め始める。
「将棋の殿様」 柳家小さん(26:29)
将棋の殿様 入船亭遊一(25:16)
