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第7回勝抜杯 参戦記


2005/05/09記

  大阪旅行2日目。


2005/05/07の近況
  大阪旅行2日目。勝抜杯に参加。

  2時過ぎに目が覚める。結構寝たと思ったら、4時間しか経っていない。二度寝するも、なかなか寝付けない。シャワーを浴びたり、ノーパソを開いたりして過ごし、眠気が出てきた5時頃に再就寝。
  8時半。目覚ましで起床。まだ眠い。15分後に目覚ましをセットし、それでようやっとベッドからはい出る。身支度を整え、9時半に出発。
  朝食は外でとるつもりだったが、早い時間帯のせいか、大阪駅周辺にめぼしい店が見当たらず。会場の最寄りで朝食をとることに決め、移動。
  10時、十三駅到着。十三には何度か来ているのに、ここに来るまでどういう街だったのか記憶から欠落していた。電車を降りた後、降りるべき出口が分からなかったものの、テキトーに行ったら合っていた。改札を出て、ようやっと周辺地理を思い出す。
  朝食を取りに、吉野家へ。牛焼肉丼に舌鼓を打つ。腹ごしらえを済ませ、10時半に会場・淀川区民センターに到着。受付待ちの行列が会場の外にまでズラリ。さすが行列のできるクイズ大会・勝抜杯。200人くらい行くのではと思ったが、最終的な参加人数は前回と同じ168人となった。
  受付前に、恒例となっている主催・三木智隆さんとの一対一の対面。毎年、これだけ大規模な大会を開くバイタリティには本当に頭が下がる。


  11時10分、大会開始。前回優勝者・加藤禎久さんのトロフィー返還など、一連の儀式が終わり、ペーパークイズ開始。一問目「ピーマンは何科?」。今時、こういう直球問題の方が珍しくなっているので、「ナス科、でいいんだよな?」と、答えを書くのにかなり緊張した。以降、やや思案することが多い。「秋田芳巳さんの解答を見れば答えは分かるが、だが私はあえてそれをせず、自分で答える茨の道を選ぶ」ってな状態でペーパー終了。個人的な感覚と会場の雰囲気から、前回と比較して難度が上がった印象。
  今回は大会に向けて、あまり努力をしてこなかった感覚がある。難度が上がったとはいえ、私的には奮わない回答内容。思い出せない時事ネタも多く、自分としては不満足な出来。
  発表された解答を自己採点すると31点。あの回答内容で30点を越えたのは上出来ではあるものの、まだまだ点を増やせていたことを考えると、努力が不足していたなぁと。
  予選結果発表。1位は39点で田中健一さん。日々、時事問題を作成してHPに公開している努力がこうして結果に表れるものだなぁと。シード枠となる予選9位のボーダーは35点。私の成績は自己採点と同じ31点で24位。あと4点あれば....と思わざるを得ない。
  一方、ボーダーとなる100位は24点。ホント1点違うだけで順位が桁違いに変わるよな〜。人数の多い大会では、近似値クイズがかなり重要。今回は「今日5月7日現在の日本の市町村数」という問題。私は最近、平成の大合併に関するニュースで数字を見た覚えがあり、確かこれくらいだったよな〜と「2300」と答えたおかげで、11人いた31点の中ではトップになれたことが少し嬉しい。にしても横井貴史さんのピッタリ「2376」はスゲェな〜と。


  1回戦はローリングクイズ。基本は3○1×の一人抜け。負けた人でも、○がある人は次の組に居残れる。クイズが進むにつれて早押し端子がだんだん増える形式。予選10位から100位までの91人から、勝ち抜けられるのは36人。
  今回のルールだと、予選上位で抜けると、予選上位の人たちとばっかり早押しを戦うことになるんだよなぁ。最初の出番では、5人→1人という絞りのゆるい組であったが、皆押すのが早い。宮川敬さんが速攻で3つ取って勝ち抜け。私は0○だったので、あっさりローリングの最後尾に。
  さて2度目の出番を待つことになったのだが、長い。「○がある人は居残れる」というルールがあるせいか、1○を得た人は守備的になる傾向がある。結果、勝ち抜けが出た段階で多数のプレイヤーが○を持っていることとなり、ローリングする人が少ない。2回目の出番がやってきた段階で、すでに24か25人くらいが勝ち抜けていた。今回は予選上位で抜けたメリットがあんまり無いなぁと。
  2周目の出番が来た時には、すでに10人→1人という厳しい絞りになっていた。「春一番は風速何m以上」→「8m」、「サヨナキドリ」→「ナイチンゲール」、「中国趣味」→「シノワズリ」といった正解で、各セットで1○は取るものの、3つ積み上げることが出来ない状態。この辺りで勝負に出ないとな〜と、ちと焦りだしたところ、「1971年にイランで採択された....」という問題に思わず反応。え〜っと何だったっけ〜とパニックになり、「バスラ」(イラクじゃん)と答えて誤答。正解は「ラムサール」。あ〜ぁ、と思いながら壇上を降り、列の最後尾へ。
  3周目の出番はちと難しいかな〜と思っていると、残り勝ち抜け人数が少なくなってきたせいか、勢いに乗って速攻で勝ち抜ける人や、勝負に出て誤答する人が出てきたので、ローリングの回転が早くなる。おかげで3周目の出番はあったものの、人数絞りは12人→1人。私が入ったところでは市川尚志が気合い入りまくりで、その市川が勢いにのって勝ち抜け。その間に私は正解できなかったため、そのまま列の最後尾へ。さすがに4周目は回ってこず、結局いいところなく敗退。

  2回戦は7○3×。ここまで残っている45人を9組に分け、各組2人が勝ち抜け。以下、各組のダイジェスト。
  1:古川洋平さんが走り、堀家敦さんが追う形。終盤戦、古川さん、堀家さん、苦瓜達郎さんが5○で並ぶ。ここで堀家さんが「一条天皇」「ベツレヘム」を連答してトップ抜け。終盤に追い上げられて苦しみながらも、古川さんが2抜け。
  2:安本健太郎さんが快走。他4人を寄せ付けないまま7○を重ねて、堂々のトップ抜け。2位争いは激戦となり、山本剛さん、登里俊之さん、高巣伸一の3人が6○2×で並ぶ。勝負を決めたのは「ワルツは何拍子?」→「三拍子!」で、高巣が2抜け。
  3:田中健一さん、遠藤聡さん、山内祐樹さんの三つ巴の対決。その中から田中さんが抜け出し、ラストは「東寺」を正解してトップ抜け。2位争いは、山内さんが先んじてリーチをかけたところ、遠藤さんが3×失格。山内さんが取れる問題をキッチリ取って2抜け。
  4:秋田芳巳さん、今尾奈緒子さん、松尾浩、渡辺匠さんの4人が4○で並ぶ接戦。その中から秋田さんが抜け出してトップ抜け。2位争いは今尾さんと松尾に絞られ、両者がリーチ。ラストは松尾が「ロイヤルコペンハーゲン」を正解して2抜け。
  5:石野まゆみさんが走るも、4○の段階で2×目を付けてしまいピンチに。この隙を衝く形で日高大介が一気に攻めてトップ抜け。2位争いは石野さんと垣内隆治さんが6○で並ぶ。ラストは垣内さんが「世界ふしぎ発見で/」→「ミステリーハンター!」を正解して2抜け。この勝ち抜け劇に、会場が大いに沸く。
  6:加藤禎久さんが他を圧倒する押しを連発して、危なげなくトップ抜け。2位争いは西村陽さんが先攻して、横井さんが追う形で両者リーチ。ラストは横井さんがまくる形で2抜け。
  7:シード入りしていた為季正幸さんが1○2×と大ピンチに陥るものの、そこから6つの正解を積み重ね、ヒヤヒヤもののトップ抜け。2位争いは木本博幸さんが先攻して、勢いそのまま2抜け。
  8:誤答の多い、荒れた展開。その中で比較的安定して正解を重ねた横田薫さんがトップ抜け。2位には、3○2×から正解を積み上げた御前伊吹さんが入った。
  9:序盤から大森孝宏様が快走。正解するたびに会場中から拍手喝采が上がる中、危なげなくトップ抜け。2位争いは宮川さんと森吉正さんが両者リーチで並んだところ、森さんが「グランドフィナーレ」→「阿部和重」の正解でラスト18人目の勝者となった。


  3回戦は1対1の3p先取。誤答は読み切って相手に解答権が渡る。対決は2回戦でトップ抜けをした人が、勝ち抜けた順に、2位抜けの人の中から選択できる。短期決戦だけに、対戦相手選びも慎重になるところ。結果は次の通り。

 堀家 3−1 木本
 安本 3−1 高巣
 田中 3−1 森
 秋田 3−2 横井
 日高 1−3 松尾
 加藤 3−0 山内
 為季 3−2 古川
 横田 1−3 垣内
 大森 0−3 御前

  堀家さん、安本さん、田中さんは、ここまで残ったメンバーの中で、比較的与し易そうな相手を選んで勝利。また日高−松尾、加藤−山内、横田−垣内と、大学同門対決を選んだプレイヤーも目立つ。
  秋田さんは、「姫路城の建設者」で、横井さんから「池田」のヒントをもらって「池田輝政」を正解するアシストもあって勝ち抜け。
  為季さんは古川さんを指名し、接戦の末、ここで古川さんを潰しておく。
  残った大森様対前回準優勝の御崎さんとの対決は、御崎さんの圧勝で終了。


  4回戦は4分33秒のタイムレース。9人中4人が勝ち抜け。加藤さんが終始安定して正解を重ね、勝ち抜けは決定的。これに秋田さん、堀家さん、為季さんあたりかな〜という感じ。終盤、秋田さんが誤答を重ねたので、田中さん辺りにチャンスがあるかな〜という印象を残してタイムアップ。
  結果、7○で加藤さんがトップ抜け、5○1×で堀家さんと為季さんが抜け、ラストは5○2×で秋田さん。田中さんはあと一歩届かず。御崎さんは手数が多かったものの、誤答が多くて沈んでしまった。


  準決勝は4pアヘッド。正解+1p、誤答2問休み。順位間で4p差がついた段階で、勝ち抜けor失格が決まるルール。4人のうち、2人が決勝へ。4者とも着実にポイントを積み上げる中、加藤さんが徐々に抜け出す。加藤さんは「はかない抵抗のことを、とう/」→「カマキリ」の正解で+5とし、最初のリーチをかける。しかしこれは秋田さんが「土曜日」を正解し、+3として阻止。
  為季さんも正解を重ねて加藤さんと+5で並ぶも、加藤さんはすぐさま3連答を決めて一気に+8とし、再びリーチ。ここで加藤さんは「1ヤードは何インチ?」で解答権を得たものの「12インチ」(正解は36インチ)と誤答してお休み。しかし加藤さんが休みの間に為季さんも誤答してしまい、点差を詰める人が出ず。休み明けの加藤さんが「中国では地球合唱団/」→「globe」の正解で+9とし、2位の為季さんに4p差を付けたため、最初の決勝進出を決めた。
  残り3人になったところ、秋田さんと堀家さんも奮起して為季さんに追いつき、3人が+8で並ぶ。その後も三者が入れ替わり立ち替わりで正解を重ねる。一体どこまで続くのか見物だったものの、勝負の終わりというものはいつかやってくるもので。堀家さん、秋田さんが+10、為季さんが+11の段階で、為季さんが「エプソム」「トリチェリ」を連答して+13とし、遂にリーチをかける。続く問題「本名オーロール・デュパン/」→「ジョルジュ・サンド」で為季さんが+14とし、東西両巨塔に対して見事4p差を付け、決勝進出を果たした。
  為季さんはコンスタントに上のラウンドまで勝ち進むものの、準々決勝あたりで消えてしまうケースが多かっただけに、今回のブレイクぶりは凄いのう。


  決勝。正解+1p、誤答−1pで、10p先取した方が優勝。前回優勝者・加藤禎久さんに、為季正幸さんが挑む構図。1問目「王貞治」はスルーとなり、2問目「タンス預金」を加藤さんが先制。その後は1−1、3−3といった形で、序盤は接戦の様相。加藤さんが先攻する形で進むものの、為季さんは崩れることなくきちんとついていく。
  中盤、加藤さんが猛ラッシュ。「イラクの大統領」→「タラバニ」、「....真夜中の弥次さん喜多さん/(の原作者)」→「しりあがり寿」といった時事ネタを連取。これで為季さんに一気に差を付け、9−4でリーチ。勢いそのまま、ダーツのボードに関する問題で加藤さんが速攻で解答権を取り「イギリス」と答えるが、これは早とちり。正解は「210」(ボードに書いてある数字を合計すると?)。
  加藤さんの誤答後、為季さんが「ホットペッパー」「半跏思惟像」の正解で8−6と差を詰め、さらに「アラビア語で「移住する」/」→「ヒジュラ」の正解で1点差に。続く問題を加藤さんが誤答したことで、7−7の同点に。
  大会も大詰め。7−7から両者とも正解を2つ重ね、9−9の同点で両者リーチ。勝負を決する問題は「フォード社が工場を〜/」で、加藤さんが解答権を得、いつもの淡々とした調子で「デトロイト」を正解。紙一重の差で為季さんを下し、加藤さんが勝抜杯2連覇を達成した。


今日のポトラッチ:
 遠藤聡さんから黒糖饅頭をいただきました。おいしゅうございました。
 佐藤浩秀さんから萩の月をいただきました。おいしゅうございました。

  19時から21時すぎまで、十三駅近くの飲み屋で飲み会。本日撮影したデジカメ画像を収めたノーパソを、テキトーに見せて回る。またモンキーズの木村弘志君と友好対話を行い、卍とモンキーズの交流を深める。卍会長・沼田正樹が全方位外交を標榜し、3月にモンキーズ会長・松井康幸さんと友好関係を築いているからのう。


  22時頃、十三駅から梅田駅へ移動し、ホテルに戻る。さっきまで飲み会があったものの、大して食べていなかったため、小腹が空いていた。ホテル1Fのテイクアウトで、ミニお好み焼きを買う。予想していたよりも小さかったものの、大阪っぽいものが食えたのでまぁ満足。
  しばらく休んだが、眠気が薄かったので、小一時間ほど大阪・梅田駅周辺を散策。この辺りは何度も訪ねている割りに地理がイマイチ頭に入っていない。少なくとも、地図や案内を見ずに、各路線の改札やヨドバシカメラにたどり着けるくらいにはなりたいところ。



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