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第7回一橋オープン

このページの内容は、「近況報告」の内容を抜粋したものです。


1998/03/14
第7回一橋オープンに参加。リテラシ杯の問題集を持ち運ぶために旅行用カバンをまた引きずっていたため、何人かから「旅行」に関する言を聞いた。問題集1冊は軽くても、30冊を超えるとかなり重いから、普通のカバンでは持ち運びが出来ないんだよね。
数週間前、ぬまっちから「第2回都立オープンの問題集出すから、その時ファイナリストになった人に1ページ何か書いてもらいたいんだわ。何でもいいから、大会とは関係ない、変な気が触れたような文章を書いて。」と依頼を受けていたので、その手記を渡す。最近の大会問題集の手記によくある、大会を歪曲させた文章には興味があったが、書く機会が今まで無かったので、今回初めて書いてみたのだが、どうなることやら。
神野が眞露杯の問題集を売っていた。かなり分厚い本だったが600円と、私のリテラシ杯問題集よりもコストを抑えており、いい印刷所を見つけたな〜、と羨ましがる。眞露杯の結果を見ると、ペーパークイズ18問目の存在に初めて気が付いた。(問題集を持っていない人にはわからんダスな。)おまけに、ペーパーは採点ミスがあったとは聞いていたが、よもや自分が「実は予選ラスト抜け」だったとは....
大会開始が若干遅れたものの、どうにかスタート。ペーパーは、今年も三択50問、筆記25問の100点満点。先に三択を解き始め、わかる問題はすぐにチェックできたが、わからん問題の方が多く、「わかんないからこれでいいやぁ〜」ってな感じでやる気なさげにチェック。筆記は基本的なものが多く、半分以上は確保できた。三択はどれにチェックしたか覚えていないのがいくつかあったので、自己採点は控え目に見て70点くらい。予選は抜けられるだろうと自信はあったが、予選9位と久しぶりの一ケタ順位を取れたのは嬉しかった。(それにしてもいつ以来なんだろうかと私の「クイズ歴」ページを見てみたら、97年8月の芝浦オープンだった。)それと、三択は41点と、あれだけ適当にチェックしてこれだけの高得点を取れるというのは、何だかヘンな感じである。SPIもこんな感じでやるべきだろうか? それと、全体的に若手よりも経験豊富なプレイヤーの方が上位を占めていた。
2Rは2○2×。どのセットに組み込まれても激戦区。私が組み込まれたのは第7セットで、対戦相手は松本隆一さん、春日、塚本、君嶋君、深澤、石井大輔。問題文は去年よりも短くなっているため、知識による速攻の単独押しは難しく、ポイント部での押し合いは避けられなさそうであった。こうした傾向を踏まえて、私を除く6人に競馬印を付けると、◎春日・深澤、○松本・塚本、△君嶋・石井と分析。春日と深澤は最初からやり過ごして、あとの4人の動きを注視していくことにする。1問目は春日が先取。
2問目「1958年度のノーベル物理学賞を発見者と共同受賞したフランクとタムによって....」
「フランクとタム」はどこかで聞いたロシアの人だったので、多分あの人のことだろうとカンを働かせて「チェレンコフ」を正解。(でも、問題文的には「チェレンコフ効果」と答えるべきだったんだろうな)早い段階で1○し、しばしの余裕が出来た。4問目で春日、6問目で深澤が(予想通り)抜け、残る席は2つ。7問目「....アルツハイマー病と名付けたドイツの医学者で、連続的に数字の/」前フリでは全くわからなかったが、フリからの繋がりで類推し、塚本との解答権争いに押し勝って「クレペリン」を正解し3位抜け。その後、君嶋君が8、9問目を2連取してラスト抜けをしていた。
3Rのコーナー別はネオサバイバル(+目隠し)を選択。いつもなら早押しボードを第一希望にしていただろうが、何となく挑戦してみたかったからである。対戦相手はペーパー1位の高山、前回優勝者のノビさん、大村さん、松石、木村さん、小林大介君、中雅史さん。ノビさんは抜けるだろうから、他の6人のうち2人くらい途中で4×失格しれくれれば私にも勝つチャンスはありそうだったが、世の中そんなに甘くない。前半戦はちっとも解答権が取れず、かなり置いてかれているのではと焦る。どうにか正解が欲しいところで、「人間発電所ブルーノ・サンマルチノを引退に追い込んだ....」解答権を取り、「(よし、それは「プロレススーパースター列伝」で読んだぞ....あれ?....テリー・ファンク....違うって....ブルーザー・ブロディ....あぁそれも関わってるけど違う....ハルク・ホーガン....ラリアートが違うぞ....)」とか考えているうちにタイムアップで、判定は鳴らないけれど誤答確定。おまけに女優でもある北極到達を目指した冒険家を答えさせる問題でも、「(あぁ、12回のウルトラのしもやけクイズで出題された人じゃん....えーっと、い、い、)....今井通子」何でやねん。(本当の答えは順に「スタン・ハンセン」「和泉雅子」)てなわけで、勝負争いには全く加わることなくリタイヤ。やっぱり自分の適正を守ってコーナー選択はするべきだと感じた。その後の勝負の行方は、ノビさんが途中で勝ち抜け、高山、大村さんが判定勝利で、ペーパー上位3人がそのまま勝ち抜けた。
決勝は沼田が圧倒して最初にリーチをかけたが、ノビさんが追い上げて追っかけリーチ。最後は劇的な逆転勝利でノビさんが二連覇を達成した。これでノビさんはオープン10回目の優勝と、正に「現代のクイズ十冠王」となった。(それに優勝した大会のタイトルも凄いしなぁ)戦いぶりも、1年ぶりのオープン大会出場とは見えない強さだし、去年と今年では出題傾向が全然違っていたのに確実な対応をしていたから、今後もノビさんの活躍には注目である。


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