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第14回マンオブザイヤー

このページの内容は、「近況報告」の内容を抜粋したものです。


1996/12/06<前置き>
明日のマンオブに向け、自宅近くの図書館で本を読んでいた。いろいろととっ替えひっ替え読んでいるうちに、今自分が参加しているプレアスワンハイカップ3Rの問題も解かないとなぁと考え始めた。

*プレアスワンハイカップ3Rは、ヒントが約半日に1回、メールで送られて来て、より早く正解を書いたメールを送った者が勝ちというクイズです。以下の文は、まだ勝負に関わっている人が大部分なので、あえて一部を伏せ字にしてあります。

正直、いろいろと答えが思い付いては消えていったので、分からないまでもつながりがありそうな本を読んでみる事にした。私は○○○○を手にし、1番目のヒントから順に照らしていった。すると、何やら○の名前になっているものがやたらと多い。「これは何かある。」と同時に、もっと細かく書かれてある○○○○を持って来る。すると、「えっ、○○○は○○○○?○○○は○○○○だってぇ?」という事が判明。私は決定打となるように、この図書館で前に読んだ事がある○○○に関する本を再び紐解いた。調査の末、6割強が○○という○○を○○、おそらく他の資料も読めば全てが当てはまるだろうと簡単に推測できた。「よし、答えが分かった。100%間違いない」と結論を下す。こうなってくると、ルール上早くメールを出したくなる。既に午後の5時。さすがにこれだけのために往復4時間の明星まで行くわけにはいかないし、明日明後日も無理である。どうするかと思案するうち、一計を案じた。

「はいもしもし、栗田ですけれど。」
「あっ、栗田、明日早稲田の端末使わせて欲しいんだけれど・・・・」


1996/12/07
マンオブザイヤー当日。開始時刻は11時だが、その2時間前に私は高田馬場にいた。しばらくすると栗田がやって来る。途中の道程を割愛して、早速早稲田理工キャンパスで端末を使わせてもらい、アスワンさんに正解「○○○○○○○○○○」を送る。その後栗田が、私のページにできたばかりの「早稲田祭体験記」を読み始める。途中、私が栗田修と名のっていたことを知り、「切れました!!」と怒り始める。

やる事をやってから本部キャンパスへ向かうが、栗田が「はらへったぁ〜舟太、500円貸して」と、あと30分もすればクイズが始まるのにこんな事を言い始めた。栗田は木金の2日間、水一滴も口に含んでいないので、栗田ほどのプレイヤーが、クイズ中に腹が減って負けたというのはもったいない気もしたので、そんなに早く食べれるのか?と念を押してから、千円貸す事にした。

会場に到着すると、まだリバティの面々が受け付けにいて、少しほっとする。受け付け前のアスワンさんも見かけたので、挨拶をして、先程早稲田からプレアスワン3Rの解答を送った事を話し、「○○○○をチェックしたらわかりましたよ」と耳打ちすると、堅い握手を交わし、「おめでとう!」と祝福される。

マンオブの方はというと、予選終了時は「落ちたんじゃないかぁ」という感覚だったが、ボーダーが半分より少し下っぽいという事で、ちと微妙だなぁと戦々恐々していた。解答が発表され、自己採点の結果は25+α点。多分抜けたんじゃないかと楽観的になり始める。通過者発表、続々と「有名人」が呼ばれていき、17位で「明星大学、鈴木舟太」とコールされる。数百人が注目する中で勝者として呼ばれるのは気分がいいものである。 ちなみに、リバティは渡辺徹ことラガー、深澤、藤嶋の計4名と、過去最多の予選通過を果たしました。(しかも次点が小林崇さんと、近似値差の惜しい敗退でした)新サークル(後注:「コンモリヰ連卍」のこと)の方は、正会員11名のうち、なんと9名が通過と、凄い結果を残した。

2Rの2○2×は、いつものパターンにはまり、結局一度も解答権を取れずに敗退。知識量、早押しの実力の両面において、他のプレイヤーと完全に劣っていただけに、力の差を見せ付けられて悔しかった。

決勝は橋本さんと小川さんの関西勢2名、栗田が関東勢として1名、そして優勝候補筆頭の安藤が名古屋勢として1名と、各地を代表する学生王座にふさわしいプレイヤーが残った。
決勝の第1形式は早押しボード。紙一重の差も、わずかな狂いが生じると大きな差となって現れ、安藤がアドバンテージを生かして1抜けをし、栗田、橋本さんが同時に勝ち抜け、小川さんがダブルスコアの大差をつけられて4位となる。
第2形式は通過クイズ。栗田が最初の通過席に立つも、安藤が難なく阻止し、逆に自分が通過席に立って連続で1抜けを果たす。橋本さんと栗田の一騎討ちは大接戦になるだろうと期待するも、意外にも栗田が一方的に答え続け、橋本さんも一度は通過阻止するが、結局一度も通過席に立てず3位。
最終決戦を戦う安藤と栗田。大差で安藤が勝つのが大方の予想だが、個人的には先程昼御飯代を貸した栗田に勝って欲しかった。勝負が始まると大方の予想を覆し、互角の勝負を演じる。そして中盤、栗田が安藤さん相手に決定的ともいえる3点差をつけ、これは本当に勝ってくれるのではと期待が高まった。だが安藤が気落ちする事無く即座に1点差とし、追い付き、そして追い抜いていった。昨年ノビさんの圧勝で決まったのとは対照的に、最後の最後までもつれた優勝争いは、安藤の逆転勝利で幕を閉じた。

安藤さんV6、いやV2おめでとうございます。これでマンオブのトロフィーも、4年ぶりにフォッサマグナの向こう側を越えました。来年のトロフィー返還式に、「公務員の仕事が忙しいから行かない」という事が無いように願います。(後注:本当にそうなった。)

大会終了後、リバティの面々とはぐれる。しょうがないので階段を降りると、アスワンさんの姿があった。これは渡りに巨大戦艦だという事で、名古屋大の方々や、新サークルの面々数名と一緒に、新宿の焼き肉屋「大黒屋」へ行く。

ここで焼き肉をたらふく食べたあと、インターネットに何か載せたいから、マンオブについて書きたいことあったら書いて、と頼むと、快く回答をいただきましたので、以下に原文を掲載します。(内輪ネタもそのまま)

<優勝者:安藤正信>
あんどうダス、
時事とVL問題、いっぱい勉強した
のに少なかったから残念だったダス。
むれ猫はうそつきです。コンサイス
カタカナ語をもっとしっかり勉強して
おくべきでした。
というわけで、クー、ウェイ!!

<準優勝者:栗田修> くりたのざれごと 俺は安藤に負けたのではない。 床屋へ行けない自分に負けたのだ。 P.S.うそ猫むれ倒す。クーウェイ!!

<準々決勝進出:堀江亮次> ほりえのMANOF 「もう、予選おちたら 頭丸めるっすよー」 「ニコラス・レイ」 ナイス勘ー 「日本百名水」 マンオブの 何たるかを 考え給へ (以下判読不能) <7位:大倉太郎> お腹すいた。 <5位:遠藤誠> 遠藤です。ラッキーだったです。これから も頑張りたいです。僕はまだ1年です。 「何と1回生!」(by.忍) <2R進出:永井荘一郎> 永井ダス。ラッキーだったダス。これで ほぼ終わりです。僕はもう4年です。 「ナントの勅令」

なんだか、最初の主旨とはかけ離れているような....


1996/12/08<大会後の夜>
大倉家で徹クイ。K−1の未使用問題を出題している横で、栗田が賞品にもらったパソコンゲーム「バーチャルクイズスタジアム」を始める。最初はカズからだよ〜とか言いながら、藤井和彦さんから始める。ゲームを始めると「いらっしゃ〜い」と書かれた紙を手にした食い倒れ人形のかっこうをしている藤井さんが出て来て、画面を見ていた者全員が大爆笑。1、2回プレイして栗田が寝てしまったが、なぜだか永井がはまり始める。1時間半後、楽々全面クリア。パスワードも、所有者がちっともプレイしていないのに書き留めておいた。
その後、マンオブ前にリバティの小林崇さんが作ったクイズを私が出題。池田忍が「キンゼイ報告!」と絶叫し、大倉太郎が「しまった、小倉清三郎か、」と悔しがり、栗田や永井から「なんて素晴らしいクイズなんだ」と絶賛されました。やはりこのような方がマンオブの予選で次点になったことが悔やまれます。


1996/12/16<後日談>
プレアスワンハイカップ3Rが終了。私はトーナメント2回戦進出決定とのこと。結果も出たことなので、1996/12/06で一部伏せ字にしていた文章を、伏せ字を抜いて書きます。

正直、いろいろと答えが思い付いては消えていったので、分からないまでもつながりがありそうな本を読んでみる事にした。私は地名辞典を手にし、1番目のヒントから順に照らしていった。すると、何やら山の名前になっているものがやたらと多い。「これは何かある。」と同時に、もっと細かく書かれてある地名辞典を持って来る。すると、「えっ、蛇円山は備後富士?高爪山は能登富士だってぇ?」という事が判明。私は決定打となるように、この図書館で前に読んだ事がある富士山に関する本を再び紐解いた。調査の末、6割強が富士という別名を持ち、おそらく他の資料も読めば全てが当てはまるだろうと簡単に推測できた。「よし、答えが分かった。100%間違いない」と結論を下す。

翌日に送った答えの記述は、

アスワンさんに正解「〜富士という別名の山」を送る。

というものでした。


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