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早稲田祭体験記はじめに


 オープン大会とは違い、大学祭で行われるクイズ大会はいろいろな人が参加する。私はいつも大会の途中で、参加者を以下の4つに分類している。
素人
クイズとは全く無縁の人。クイズに参加する理由も“楽しそう”程度。実力以前に、クイズに対する興味が薄いので、クイズに答えることよりもイベントを楽しみたい部類。

クイズ君
クイズがカッコイイものだと信じてやまない人。クイズの練習というと、「早押しでかっこよく見える押し方」「勝ち抜けたときのガッツポーズの取り方」くらいしか考えていない。それでもクイズ番組は欠かさず見ているので、実力は素人よりちょっと上。大会では大人げなく押しまくるので、色々な意味でかなり迷惑。素人はこれとプロを一緒のものだと考えるので、クイズ界はこういう人ばかりだと想像して、プロの方も迷惑。実力以上に自分を強く見せようとするのは、不愉快以外の何者でもない。

セミプロ
クイズ君よりは分別が付いていて、性格的には一人前の人。知識量も申し分ないので、クイズ君よりは目立たないが実力は上。素人との見分けをつけづらいが、振る舞いが素人と若干違うので、クイズに慣れるとすぐに区別が付く。学園祭のクイズ大会では、主催側はこういう人に勝って欲しいらしい。

プロ
クイズ研に所属するなどしてクイズと関わりを持っているか、普段からクイズの勉強をしている人。会場での会話からして、素人でも簡単に判断できる。ただ、1人で参加していてテレビで有名になっていない者は、実力以外の点ではセミプロと大して変わらなくなる。

 最初になぜこの4つの分類を記したかというと、オープン大会はほとんど「プロ」の人しかいないのに対し、学園祭という特殊な場所では、あらゆる部類の人が大会に参加します。この特徴付けがわかっていないと、これからの文章を読むのに支障をきたすかもしれないので、大体の特徴をつかんでから読み始めて下さい。

 学園祭でのクイズ大会は、クイズ王を決める大会ではなく、いかに参加者にクイズを楽しんでもらうかで、途中で負けてしまった人も見ていて楽しめるクイズが望まれる。主催をする人も、それが何よりの喜びなのである。この事から、何も考えずに滅茶苦茶な振る舞いをするクイズ君は歓迎されないのである。プロの人は、運の要素が強いラウンド以外ならば、セミプロ相手でも楽々勝てる。しかし、楽々勝ってしまうのでは大部分の見ている人はつまらないし、せっかく参加したプロ以外の人もこのイベントがつまらないという印象を受けたまま帰ってしまうのである。
 以上のことから、学園祭のクイズ大会でプロがすることは、プロレスにある有名な言葉「相手が5の力を持っていたら8まで引き出し、10の力で倒す」を実践するのである。(最終的にはプロが勝っちゃうが、盛り上げることが第一という姿勢が大事である。)

 よって、素人、クイズ君、セミプロを早い段階で見抜いておかないと、自分が勝ち抜いたあとで、大会を盛り上げる事が困難になってしまうのである。

 この体験記を読み返して、自分で書いたのに、何だか自分が下心だけの人間っぽいなぁ〜という印象を受ける。(実際そうなのだが)それに自分の力で他の人を手玉にとって手の内で遊ばせている性格悪い人間っぽい。他の人が読んだらどんな感想を抱くのだろうか?是非聞かせて欲しいッス。

協力:大倉太郎(早稲田2年)


Part1
11月3日企画:クイズ太閤記
Part2
11月4日企画:オオクマギャルソン
おまけ
宣伝のページ(副題「栗田との約束」)

早稲田祭体験記vol.1


1996年11月1日

 毎年恒例となっていた大学祭巡りも、今年は雑誌で取り上げられる事が少なかったので、早稲田大学でやるということしか私の元には情報がなかった。しかもいつやるのかも知らなかったので、先頃法政オープンで優勝した大倉太郎(早稲田2年)に電話をかける。
 クイズフェスティバルは今日すでに1つの企画を行い、例年通り4日まで6企画やること、本格的なものは3日、4日の計4つの企画であることを聞く。
 自身の都合上、今日明日はどのみち参加できなかったので、その4つの企画に参加することを決める。


1996年11月3日

 午前11時半過ぎ。高田馬場に到着。大倉は昼に始まるといっていたが、多分それは12時のことを指しているらしく、自分が少し寝過ぎたことを後悔しつつあった。もっとも、バスや地下鉄もあるし、歩いて15分で早稲田大学のキャンパスには着くのだから、余り心配もしなかった。

 11時55分。キャンパスに着くと、一直線に毎年恒例の教室へ足を進める。途中の道で売り子がチケットを売りに来るのも毎年恒例のことで、もう慣れきっていた。数分の後に鈴木亮(早稲田3年)と会う。チケットを買いつつ、「あと数分で始まるから急いで下さい」と促され、企画が行われる教室へ行く。
 企画が始まる直前の段階で、スタッフ・参加者の両方を、知っている顔の者はいないかと探したが、教室の外で会った八十田隆行(早稲田3年)ぐらいで、早稲田祭でここまで知り合いがいなかったのは初めてのことである。


 前説の間、亮からもらったチラシに目を通す。

11月1日(金)
サークルオブザイヤー’96
猛虎ほか4大サークルが火花を散らす!

11月2日(土)
メディア・ジャンクション
めくるめく音楽映像のスペクタクルクイズ

11月3日(日)
ちょんまげ事始 クイズ太閤記
時は戦国、クイズを武器に天下を統一!
イントロ全開!
多彩なジャンルの問題をご用意しました

11月4日(祝)
オオクマギャルソン
アイドルの卵と敏腕マネージャーの物語
ウルトラクイズin早稲田 Forever with you
毎年恒例、知力・体力・時の運で挑め!
 以上の様な企画が用意されていた。


 正午、最初(スタッフから見れば3つ目)の企画「クイズ太閤記」が始まる。長ったらしく説明がなされたが、要するに、天下人となれるのはたったの一人。

予選ラウンド:三択クイズ(全員→16人)

 これも毎年恒例で、実際大人数をさばくのにはこれじゃないと難しいから、今後もこれが最初に行われるだろう。

Q「次の3人のうち、オリコンで初めて初登場1位を取った女性歌手は誰?」
 1.松田聖子 2.新田恵理 3.小泉今日子

 「どこが戦国絵巻やねん」と考えながらも、一方ではこれはアイドル通の小林崇(法政4年)さんが会報で書いていたことだから、答えがわかっているので一安心できた。札を上げると、意外とばらけていた。正解は2番。会報はちゃんと読んでおくものだと再認識させられる。

Q「10月20日に行われた衆議院総選挙は、今回で何回目の衆議院総選挙?」
 1.第40回 2.第41回 3.第42回

 「知らん。カンだ。」と2番を上げる。3番を上げる者が多かったが、正解は2番で、3分の1の確率をカンで見事的中させる。2問ともばらける形の問題だったためか、わずか2問で予選ラウンド勝ち抜けが決まった。その後も3択が続き、最後に妙にリアクションが無駄に大きい、会場の9割以上の人が「変な奴」と判断を下すクイズ君が残った。私はコイツのことを前から知っていた。その理由は、無駄なリアクションの大きさと、予選を抜けると「羽田恵理香命」と書かれたピンクの鉢巻きを頭に巻く事から、どうしたって一度どこかで会えば忘れない奴である。


第2R:(16人→6人)

 私のパートナーは高校生。見た感じで消極的なタイプの素人。このタイプは一種の自己主張でもある早押しを押さないので、このパートナーと組んだ時点で負けが確定してしまった。
 くじの都合上、私が1番手。素人相手にいきなり1問目で抜けるのも何なので、私は3問目に正解して抜け、後ろでパートナーにハッパをかける。この間、さっきの「羽田恵理香命」が、どう見ても誰かが完全に押してから、無駄に大きいフォロースルーをして強そうな素振りを見せる(勝ち抜けた後もやっている)が、実力はリバティの1年の半分の力も無い程度と見積もる。それよりも、そのパートナーの方が、ただ者ではないことを察知する。
 「羽田恵理香命」も、無駄に騒ぐだけではなく、素人よりかは強いので2問目に抜け、そのパートナーも多少遅れて正解をして勝ち抜ける。徐々に抜けていく人が増えてくるも、私のパートナーは正解以前に解答権を取ることなく地蔵状態。結局わずか8問で、「羽田恵理香命」と大差ないクイズ君がいた組が勝ち抜ける。
 勝者の分類は楽に判断できたものの、自分がその勝者ではないので、その判断は、「羽田恵理香命」を誰が倒すかという楽しみの為だけになった。敗者復活戦も、今まで当たったためしがないので、大した期待をしていなかった。


敗者復活“銭”(敗者→2人)

「そういえば、昨日コンビニで買い物したせいで、かなり小銭が多かったな。もしかしたらギザ十ぐらいあるかも。」
と考えながら探していると、「昭和三十三年」と刻まれた一円玉があり、これが一番古いものだった。
「あ〜ぁ、この程度だったら、もっと古いのを持っている人がいるよ。」
申告段階に入ると、「昭和三十一年」「昭和二十九年」とかいう声が聞こえてくる。「ほら、いるじゃん。」と諦めたつもりが、二人とも女性だったので、二十九年のギザ十を持っていた女性が復活。そして、私は3番目にも関わらず、男性では一番古い硬貨を持っていたので、タナボタ的な敗者復活を果たした。
幸運を呼んだ1円玉(89252byte)

準決勝 PART1

 くじ引きの結果、私は西軍になった。参考までに、どう振り分けられたかは以下に記す。

東:素人男、素人女、クイズ君、クイズ君
西:素人女、クイズ君(羽田恵理香命)、セミプロ、自分(プロ)

 一番端の席に座ると、隣の羽田恵理香命が自分の絶好の早押しポジションを取りたいために、空きが逆側にあるにも関わらず私を席から押し出す。(もちろん私が逆側に詰めるように言って聞く相手ではない)おかげで一人だけイス無しの状態でクイズをする羽目になり、「コイツだけには優勝させん」と心に誓う。
 クイズが始まる前、ヒントを出す人が3人、ちょんまげのカツラにスーツ姿という異様な格好で入ってきたのだが、そのうちの一人が何と亮だった。普通の大会なら別に何とも思わないが、知っている人がこんな事をやっているととても笑える。このハゲヅラをかぶっている人間が、K−1優勝者の安藤正信(名古屋大学4年)さんがライバルと目していて、去年のマンオブ準決勝進出者であるという事は、素人どころかセミプロの人でも知るまいと考えると、余計に笑えてきた。
 <閑話休題>
 単なる早押し部分で、自分が押しまくれば楽勝だが、それをすれば場が一気にしらけるのは目に見えているので、多少自制して押すことを決める。

問題「デンマーク領の島で....」

もうこの時点で答えは一点に絞られていた。が、自制しているので、もう少し待つことに。

「....世界/最大」

(よし、もう大丈夫だろう)と押したものの、よく考えるとこれだけで押す人は尋常ではない。(しまったぁ〜、わざと間違えるか?でもそれはもっといけないだろ〜)という短い葛藤の後、「グリーンランド」と答えて正解する。
 (これじゃ実力が違うだけで、やっていることは「羽田恵理香命」と変わらんやん。)ということで、準決勝はあとの早押しを自粛することを決める。
 これで試合は、東側のクイズ君2人と、西側の羽田恵理香命の計3人だけの早押しクイズとなる。(あえて言うなら、クイズ君のカッコ付け合戦とも言える勝負であった)途中から時間が押しているという理由でヒントのみになるものの、結果は西側が20点リードで終了。


準決勝 PART2 連想クイズ

 ヒントを出すのは早稲田クイズ研の人間だが、それぞれ「外国人」「コギャル」のコスプレをしていて、「ウ〜ン、漢字ワカリマセ〜ン」とか「え〜とぉ、あのぉ、てゆうかぁ」などと言ってちっとも連想にならず、両チームとも大した点が入らずに終了。結果、私のいる西軍が決勝進出となった。


決勝 領地獲得クイズ

 決勝が始まる前に、決勝進出者に対して名前を聞き始めた。素人の女性、セミプロが無難に受け答えした後、羽田恵理香命。
「で、こちらの方は?」
「えっと、根岸ノリユキです。根岸潤さんとは関係ないですから。」
という受け答え。数年前の一橋ならともかく、早稲田で、しかも学園祭のクイズ大会で根岸潤(一橋OB:FNSのクイズ王)さんを知っている人は1割にも満たないだろうに。少し考えればわかることだが、自分が知っているクイズのことはみんなも知っていることだと認識しているので、そんなことに頭は回らないのである。当然の事ながら、司会と観客からブーイングと笑いを受ける。
 最後に私の番。(やはりここは、観客にはわからないがスタッフにはわかる内輪ネタで笑いを取るべきだ)と考えていた。
「はい、お名前は」
「え〜、栗田、修と申します。」
「はい、栗田さんですね。それでは決勝戦、参りましょう。」
(なにぃ、ノーリアクションかぁ〜。くそぉ、栗田三郎とすべきだったか。)と、早稲田クイズ研にしかわからないネタは何か?と、どうでもいい考え事をする間に決勝戦は始まった。

 1問目、問題を読み切ったところで解答権を取り先制ポイントを上げる。その後は自分が連答する事はなく、若干セミプロの人が有利に見えるように展開させて、私は2番手につける。当然の事ながら、根岸ではセミプロの人の相手にはなっていなかったので、最初の目利きがうまく生きていてよかった。それとクイズを出題する前の様子から、セミプロの人が押し込みをしている事が分かり、今更余り関係ないが、控えめなクイズ君だと目利きを変える。
 決勝も終盤にさしかかってくると私が最初にリーチをかけ、次の問題でセミプロの人が3つ目の領土を獲得して、2人が天下人に挑戦まであと一つとする。互いに4つ目の領土を指定するが、相手のチャンスは私が難なく阻止し、私のチャンスのときはあえて押さずにセミプロか根岸に答えさせる。終盤では連答できないと領土を獲得できないので、いつまで経っても4つ目にならず、はた目に接戦の様相を呈して来て、観客が沸いてくる。そのうちに唯一の素人もようやく1つの領土を獲得したので、さらに観客が沸く。素人も正解したし、決勝も結構長くなってきたので(セミプロの人には悪いが、もう決着をつけさせてもらおう)と考えた直後、あっさりと2連答して4つ目の領土を獲得。それと同時にセミプロの人と根岸ががっくりとなる。

 天下人と1対1となるが、私には次の考えがあった。それは、準決勝で書いた通り、この企画は長引きすぎている事。だから、わざわざ天下人、つまり企画者側が正解してさらに長引かせるようなことはしないはずである。また、天下人が誤答して優勝者決定というのも、企画者側にはとてもありがたくない終わり方である。よって、天下人が押すとしたら、問題をほとんど読み切ってからと予測していたのである。だから、私は無理矢理早く押す必要はないので、確定ポイントで解答権を取って、正解して時間がちょっと長引いた程度で企画が終わるのがベストだと身勝手な考察をしていた。
 この対決問題は外部の人に作ってもらったそうで、封筒の中から問題が取り出され、クイズが出題される。

問題「パトラッシュとネロの物語の舞台はフランダース、」
と、前振りはよくわからないものだった
「では、ハワイの人たちが踊る、腰を/」
と、ハワイのあのダンスを答えさせるものだと容易に判断できる時点で解答権を取り、「フラダンス」を答え、新しい天下人、そして早稲田祭初優勝を勝ち得た。(しかしこのクイズはどこの誰が作ったんだ?)


 クイズ終了後、いろんな賞品が渡されるが、重そうなので宅配便で送ってもらうように頼む。賞品の受け渡しが終わった後、早稲田に来てから全然見ていなかった大倉が近寄ってきて「優勝おめでとうございます。うまく手を抜いて下さってありがとうございました。大会も盛り上がりましたし。」と、色々な意味でありがたがられる。
 主催側が次の企画の準備をするため、教室を出ると、渡辺徹(法政3年:通称ラガー)がいた。次の企画の受付に永井智子(早稲田3年)が立っていた。先ほどの企画を見ていたせいか、「おめでとうございます。」と声をかけられる。礼を言った後に、「法政オープンは何というか....ご愁傷様です」と話すと、「余計な事言わんといてください!」と方言丸出しで怒りだした。それに油を注ぐようにラガーが「俺ん家に大会を撮ったビデオがあるから」と話す。(この会話は1996年の法政オープンに参加していないと多少意味が分かりません。)
 次に唐木一祝(早稲田3年)を見つけ、お決まりのお礼を言った後に、
「唐木、ときメモ好きか」と聞いてみる。
「プログラム見れば分かるじゃないですか。」
との答。「ウルトラクイズin早稲田」の副題にああ書いてあったのはやはりコイツの仕業かと納得し、昨日行ってきたゲームイベント「E3」で、コナミブースでもらった“ときメモコースター”をプレゼントすると、目の色を変えて喜んでいた。


 次のイントロ企画はラガーが予選を抜け、2Rに進出。2Rは2分間を計って、途中で手を挙げてもらい、2分に近かった人が勝ち抜けというもの。結果、2分終了して手を挙げていた人が1人しかいなかったため、サドンデスのイントロクイズを1問出題することに。イントロならラガーが勝つだろうと予想したが、音が出た瞬間にクイズ君が押して正解し、あえなく敗退。

これで今日の企画の体験記は終了。


早稲田祭体験記vol.2


1996年11月4日

 朝起きると、姉から宅配便の品物が届いたことを聞かされる。それと同時に、二千数百円払ってくれと言われる。
(しまったぁ〜、宅配便はタダじゃなかったのかぁ)←心の叫び

 とりあえず気を取り直して12時ちょっと前に早稲田へ到着。昨日とは違い、すでに法政リバティのメンバーが数人。私は何も言っていないのに、昨日の優勝のことをすでに全員が知っていた。
 今日最初の企画「オオクマギャルソン」が始まる。予選はいつも通りの3択クイズ。私はここで負けたが、リバティのメンバーが数人勝ち抜ける。
 2R。普通なら観戦記を書くのだが、ここでは変な話を。観客席側で一緒にいた黒巣弘路(法政3年)が突然笑い始めた。何を見て笑ったのかというと、昨日のクイズ太閤記で3位に終わった根岸である。ただ座っている人間ならば笑うことはないのだが、こいつは早押しの1問1問に対してカラ押しをするのである。


*「カラ押し」:早押しクイズを見ている人が、ボタンを押すような動作をすること。やっている本人は、「自分はこんな問題も押せるんだ」と誇示して強さをアピールしているのだろうが、見苦しい行為としか言いようがない。こういう事をするクイズ君がいるから、クイズ界全体が色眼鏡で見られるのである。
 そのカラ押しが早いならともかく、大抵は誰もがわかった瞬間か、誰かが押したのが完全にわかった後なため、滑稽なものでしかなかった。この行為に触発された黒巣は、「よ〜し、俺もカラ押しするぞぉ」と、変なやる気を見せ始める。

問題「アイリッシュ海に/」
黒巣「ポーン!やったぁ」

などと、わざと大げさな振りをし、小声で正解の「リバプール」を答える。それからカラ押し君を注目すると、問題を読み切っても手は動かず、首をちょっと傾げるだけ。その行為がまた黒巣の笑いを誘い、大爆笑をしていた。さらに、誰かが押したとたん、突然顔を前に向けて手を大きく振り上げるものだから、黒巣の笑いがピークに達していた。

 2Rの一つに、クイズに正解するとカラオケに挑戦する企画があり、この企画終了後、誰か飛び入りでカラオケに挑戦する人を募っていた。すると、私の想像を遥かに超えた人がカラオケに挑戦し始めた。その人は、“クイズの帝王”脇屋恵子さん。400万円もらっている人が、何でこんなところで「セーラー服を脱がさないで」を歌っているのだろう。ちなみに、なぜか私はこの方の名刺を持っている。

 2Rを終わって、勝者6人の中に山下淳(法政2年)がリバティで唯一残っていた。


敗者復活戦

 私は昨日敗者復活しているので、もう運は尽きているから復活は無理だと思っていたが....

「はい、まず最初“キンケシ”」

これに場内大爆笑。キン肉マンの消しゴムを持ち歩いていた人は一発で復活できたが、残念というか当然のごとく持っている人は0。

「帰りの切符」

いつも回数券の私は、当然ながらそんなものは持っていない。これで用意のいい人が数人立ち上がる。と同時に、司会者が

「あっ、回数券もOKです」

の一言。これで「おっ、俺持ってるよ。」とリバティの者に言いながら立ち上がると、「うわっ、そこまでして勝ちたいか」「舟太えげつねぇ〜」等と言われるが、別にズルをしているわけではないので聞き流すことにする。その後「ズゴックのプラモデル」「へその緒」は持っていなかったものの、「腕時計」「ボールペン」「学生証」という、学生の本分的な持ち物をちゃんと携帯していたおかげで、敗者復活の4人に入る。


敗者復活戦 その2

 こんなの予想できるわけがないから、適当な数字を書いた。ら、一番近かっ たので敗者復活となった。


準決勝 個人面接(5組→3組)

 私は、2Rの時にかなり目立っていたあんみつ売りをしている早稲田の学生とペアになる。単語集は「ギ・ャ・ル・ソ・ン」と用意されており、とりあえず女の子に選ばせようとするが、遠慮するので、私が「ル」を選ぶ。頭の文字が全て「ル」ということは分かっているので、あとはパートナーの頭の回転頼りであった。

司会「それでは、スタート」
最初に(ルビー)と出てくる。
「宝石で・・・赤いやつ」
「ルビー」

おっ、いい出だし。結構いける予感がした。その後、私が何を出していいのか分からず、苦し紛れに出したヒントでもあっさり答えてくれるなどして、私の予想を遥かに超える11点で終わる。中でも私が凄いと判断するものを挙げる。


舟「ん〜と、女子高生が履く」
「ルーズソックス」
舟「え〜っと、ヨーロッパの国で・・・ブルガリア・・・じゃなくて」
「ルーマニア!」
舟「(うっわ〜こんなん知ってるのかぁ?)アメリカの大統領・・・」
「ルーズベルト!」
並のクイズ君より強いんじゃなかろうか。
山下が「舟太さん、凄い冷静じゃないですか。」とか言っていたが、本当はパートナーの方が凄かった感があったので「そうかぁ?」と言い返す程度だった。この時、準決勝を勝てたのはこの女の子のおかげだったので、後であんみつを買いに行くことを勢いで約束する。
 次に、昨年の早稲田祭のイントロ企画で優勝した小林さん(←司会者が言っていた)が連想を始める。その結果は13点と、やはりイベント慣れしているなぁという印象。次に山下。自信無さそうなことを言っていたが10点獲得。4番手と5番手の人は、どうも息が合わなかったせいか、いずれも10点に届かず、プロ2人、セミプロ1人が決勝に残ることになった。(でも、この小林さんも、実力的にはクイズ研の1年程度のレベルはあるのでは?)


決勝

 私は昨日優勝していることもあったので、山下に優勝させようと考えていたが....

1問目「1890年に創立されたときはブルックリンをホームとしていた/」
山下「ドジャース!」

何考えてんだこいつは?山下を野放しにするとクイズ君と大差が無くなってしまいそうだと判断し、とりあえず接戦になるように画策する。小林さんも、山下の本気モードと十分に渡り合い、大体同じくらいにポイントが減っていく。同じくらいに減っていくという事で、最初に山下のチームが脱落。すまん山下、でも早稲田のクイ研を敵に回すよりかはいいだろうと納得してくれ。それに山下は本気だったのに、小林さんと大差無かったんだし。
 山下のチームが失格した時点で、私のチームが2点、小林さんのチームが3点。とりあえず盛り上げるにはポイントを1対1にしないとなぁということで、多少ポイントを早めて2対2とする。さて次をどうするかと思案していると、スタッフの亮が「次は女の子だけに答えさせて」というカンペを持ち出していた。(おぉ、盛り上げる手段をよく知っているなぁ)と感心する。この女の子問題は小林さんチームの方が正解して1対2となる。このせいで、あんみつ屋の女の子から謝られたが、(この程度のことで謝られてもなぁ)という程度にしか考えていなかった。
 次の問題を難なく正解し、理想通り1対1となり、昨日同様に盛り上がる。次の問題は、とりあえず私が解答権を取るつもりでいた。私が考えていた最後のシナリオは、私の誤答による終わりだった。その理由は、すでに優勝しているので、さすがに二日連続優勝はまずいだろうという、至極単純なもの。小林さんの2年連続優勝とは意味が違う。

問題「お笑いコンビ、とんねるずの二人が卒業した/」

よし、うまいポイントだ。問題の読み方から、まだ続きがあるものと判断した。当然素人には続きのある無いは分からないので、不自然な誤答ではない。一言「帝京」と答える。

ピンポーン、ピンポーン

えっ、ウソ、正解なの?やば〜〜などと考えつつも、あんみつ売りの女の子がかなり喜んでいたので、まあ、これもよしとするかぁと前向きに考える。


八十田が「2日連続でおめでとうございます」と、形式上は祝福してくれた。
八十田は問題読みの隣にいたので、ちょっと気になることを質問した
舟「あれ、最後の問題、本当に帝京が答えだったの?」
八十田「えっ、そうですよ?」
八十田は妙な感じで答えた。よく考えれば、素人中心の学園祭で、前振りをつけたクイズを出題するわけはないのである。


 早稲田フェスティバル最後にして最大の企画、「ウルトラクイズin早稲田」にも参加。例年ならば、これに何としても勝つぞぉという意気込みがあるのだが、今年はすでに2回も優勝してしまったので、開始前から黒巣のようにやる気がなかった。
 この企画は例年通り最初は○×。1問目は、これも例年通り大隈重信問題。

1問目「大隈重信は外務大臣を務めた経験があるにも関わらず、一度も海外へ行ったことがない」

 リバティのメンバーが10数人いるにも関わらず、一人も確実に知っている者がいなかった。私は第一印象が○だったので、例年通り反対側の×にする。過去2回はこれで1問目は通っている。リバティの大部分も体勢に流されてか×へ移動。黒巣が「こ〜れやばい雰囲気ちゃうんかぁ〜」と言い始める。その予感が当たったか、正解は○。大部分が脱落。そんな中、小倉拓(法政2年)が一人で勝ち残り、○×の狭き門を突破する。
 2R。小倉は不幸にも吉屋大樹(慶応4年)と同じ組になり、あえなく敗戦。さすがにレベルの桁が3、4桁違う相手ではねぇ。
 次に敗者復活。さすがに3度目の正直はなかったが、うちのサークルの伊藤貴大(法政1年)が復活。
 準決勝、あの根岸と伊藤が同じ組。ほとんどこの二人しかクイズに答えなかったので、あっさり決勝進出決定。別の組で吉屋が勝ちあがり、どうも今年の早稲田祭は素人以外が大多数を占めてしまったようである。


決勝 ポイント剥奪クイズ

 インタビューで、吉屋が「沼田正樹」と、私同様偽名を使って登場。根岸は自分で作ったのか、ネームフリップを自分の席の前に置き、クイズが始まる前から観客から笑いが起きる。この2人が目立つことで、伊藤は体格が大きい割にちっとも目立たない。
 私の判断では、決勝のこのルールは伊藤が一番有利と判断。なぜならすでに吉屋と根岸が標的になるのは分かりきっているので、あと一人と伊藤はほとんど無傷で戦える可能性が高いからである。
 だがそんな予想は、吉屋の強さの前には意味がなかった。出だしこそ誤答と、伊藤の正解で減らされて2点となったものの、その後は独り舞台(本当に一人しか押していない)となり、誤答をして潰しやすかった素人、次に根岸を失格にして、伊藤と1対1の状態にする。ここから伊藤は覚悟を決めたか、なかなかいいポイントで押すものの、結局2問連続誤答して自分の首を絞める。吉屋が「ヒッチコック」を正解してリーチとし、最後は伊藤が3度目の誤答で吉屋の指名を待たずに失格。吉屋が早稲田祭のクイズ王となった。


 すでに6時近くなっていた。私は約束を守るべく、教えられたあんみつ屋へ行ってみる。が、なぜか見つからない。しょうがないので諦めて帰ろうとした途中、門の前にその店があった。(要するに、私が場所を勘違いしていたわけである。)あんみつはすでに売り切れていたので、その店で何かよく分からない食べ物を買って食べる。後で何人かから「バカ正直というか・・」とか言われたが、約束はちゃんと守るものである。インターネットで文章を書きたいので、彼女の名前「田志口晶子」を聞き、昨日は宅配便で送った賞品(約20kg)を両手でしっかりと持って帰路に就いた。その帰路の途中、自分の名前を思いっきり言い忘れたことに気づくが、もう戻るほどの体力がなかったので断念。また、この文章を書いていて、別に「田志口晶子」と入れる必要はなかったなぁ〜と少し後悔する。
 おまけとして、私は彼女から名刺(ゲームで作ったやつ)まで頂いてしまいました。でも関係はそれっきりです。(←理系人間の悲しいところです)


宣伝のページ(副題「栗田との約束」)


 早稲田の学園祭のクイズ大会は協賛が軽く200社に達するほどで、今年は大台の300社に達しています。そのおかげで、毎年凄い量の賞品がそろえられています。私は4つの企画に参加し、2R落、優勝2、参加賞4の分の賞品を頂きました。予選落ちでも参加料のモトは十分にとれますので、素人の方でも参加してみてはどうでしょうか。


私が今回受け取った賞品<広告、まず使わない割引券を除く>
1行目がメーカー、2・3行目が賞品

<クイズ太閤記:参加賞>

コイケヤ
ニューポリンキー3カップ

グリコ
試供品ポッキー2袋

カネボウフーズ
試供品フリスク

大塚食品
あ!あれたべよ ハヤシ&ライス

不明
ミックスフルーツ&ハーブ(紅茶)

いちもんめ
下町の駄菓子屋さん(駄菓子詰め合わせ)

日清食品
ミニカップヌードル

喫茶店ルノアール
コーヒー200円チケット2枚

餃子の王将
餃子無料試食券

横浜ドリームランド
チケット

ロイヤルホスト
コーヒー券

<クイズ太閤記:2R敗退時の賞品>

三英貿易株式会社
ダルメシアン犬ぬいぐるみ

ウテナ
ポアズ ディープウォッシング

よみうりランド
入園券2枚

チネチッタ
チネチッタ10館共通招待券

フォーミュランド ラー 飯能
無料走行チケット

セキセイ
バインダーファイル

ヘレンカーチスジャパン
ロイヤルフィネス トリートメントシャンプー&ディープコンディショナー

日本クラウン
マグカップ

情報センター出版
史上最強のクイズ王決定戦公式問題集PART3

何とかコスメティックス
リップルージュ

ヘクト
サラブレッドブリーダー・フォー・ウィンドウズ

ボーイング
ジューズ・ハープ

<クイズ太閤記:優勝賞品>
テクモ
プレイステーションソフト 刻命館
プレイステーションソフト でろ〜んでろでろ

クラリオン
帽子
ハンディバッグ

エスラップコミュニケーションズ
誰かのサイン色紙
Tシャツ2枚
スポーツジャンパー

セキセイ
バインダーファイル 2つ

アルツ磐梯スキー場
リフト・ゴンドラ1日券2枚

日本フィルハーモニー交響楽団
日本フィル特別演奏会ご招待券2枚

毎日ツーリスト
東京ディズニーランド パスポート 2名様

ホテル銀水
館内利用券500円分

ヘレンカーチスジャパン
ロイヤルフィネス トリートメントシャンプー&ディープコンディショナー

デルタ航空
成田−ロサンゼルス間往復航空券1名様

LG電子ジャパン
ビデオCDプレーヤー

三英貿易
マイルドベア(特大クマちゃんヌイグルミ)

<イントロ全開!:参加賞>
ダイエット宣言ミニ
ポッキー2袋
ルシェリ
串キス
フリスク
あ!あれたべよ
下町の駄菓子屋さん
リプトンティ
チョコマシュマロ
カラムーチョ
スナックパブ
モロヘイヤポテトスティック

<オオクマギャルソン:参加賞>

コイケヤ
カラムーチョ
チリ&ビーフ

大塚ベバレジ
クリスタルガイザー

グリコ
ポッキー試供品2袋

ジャネフ
ダイエット宣言ミニ

不明
バッジ
キーホルダー
手鏡

喫茶店ルノアール
コーヒー券2枚

餃子の王将
餃子無料試食券

コーセー
ルシェリ試供品

カネボウフーズ
フリスク試供品

大塚食品
あ!あれたべよ マーボ&ごはん

ハナマルキ
Qカップわかめスープ

<オオクマギャルソン:優勝賞品>
ライブブラジル航空
ハンカチセット
Tシャツ

テレビ東京
東芝アイティービジョンチューナー

LG電子ジャパン
ビデオCDプレーヤー

ヴァージンインタラクティブ
プレイステーションソフト THE DEEP

ヒューマン
スーパーファミコンソフト スーパーファイヤープロレスリングX

ホテルグリーンプラザK
白馬スキー場リフト1日乗車引換券2枚

つぼ八
乾杯チケット(グループ全員に1杯分サービス)
Tシャツ

ウチノ
タオル

新日本フィルハーモニー
特別演奏会御招待券2枚

毎日ツーリスト
東京ディズニーランド1日パスポート2名様分

メガ
サイパン旅行3泊4日

<ウルトラクイズin早稲田:参加賞>
うまい棒
カラムーチョ
チリ&ビーフ
ジャワティストレート
餃子無料試食券2冊
フリスク試供品3つ
コーヒー無料券3枚
ダイエット宣言ミニ
VC−3000
試供品ポッキー2袋
ミルキー
あ!あれたべよ


ついでに法政リバティ会員の主な成績

クイズ太閤記
優勝:鈴木舟太
イントロ全開!
2R:ラガー
オオクマギャルソン
優勝:鈴木舟太
3位:山下淳
ウルトラクイズin早稲田
準優勝:伊藤貴大
2R:小倉拓

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