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第3回K−1グランプリ体験記 はじめに

 1996年10月12日に、慶応大学主催で行われたクイズ大会の体験記です。
 前回にも増してハイレベルな戦いの連続で、さらに問題が難しくなり、恐らく一般の方はついて行けないので、一口メモを多くしました。


K−1グランプリ体験記 Part1

 1996年10月12日 午前10時半

 同じ杉並に住んでいながら、高円寺に来たのは初めてだった。正直、私の高円寺に対する概念は、純情商店街と阿波踊りくらいしか無い。そんな場所へ来たのは、第3回K−1グランプリの会場がここにあるからである。改札を出ると、既にそれらしい人達が数人いるが、憶えた顔の者はいなかった。少し回りを探すと、秋田芳巳(東大OB)さんと田中伸之(元東工大・通称ノビ)さんがいた。秋田さんの話によると、前回準優勝だった上野裕之(東大OB)さんが、選挙の応援をするためにぬいぐるみに入って仕事をしているため、来られないそうである。
 しばらく待つと、だんだん知っている人が増えてきた。11時を20分過ぎたあたりで会場へ向かう。途中の道のりで黒巣弘路(法政3年)が、「中国の京劇で使われる独特の化粧法を ピンポーン れんプ! ワハハハハ」などと一人で面白い事をしているかと思えば、「おい、ヒューゴー賞の第1回受賞者は誰だ? 言え! (ガスッ)」と、私に攻撃を加えてくる。


第1R 50問ペーパークイズ(全員→64人)


 12時、室内はほぼ満員の状態で、クイズがスタートする。問題は、積み重ねた実力がかなり反映されるもので、勘で答えることが困難であった。知られていない基礎問題を集めてきた感じで、付け焼き刃の知識では得点を挙げることも難しそうだった。そんな問題にもかかわらず、私はなぜか好調だった。問題を読んだ途端に答えが浮かんできたり、受験が終わってここ最近の数週間で読んだ問題集と重なっている問題があったりと、シードには入らないまでも、予選落ちはまず無いという手応えだった。ついでに、黒巣が先ほど遊びで言っていた「瞼譜(れんぷ)」が出題されていたのを見て笑いそうになってしまった。そういえば明治オープンの時も「阿部定事件」の事を話していたら本当にそれが出題された事があった。他にも黒巣にはそういうことが良くあるので、大会前に黒巣と話すのは有効かも知れん。

 ペーパー終了後、続々と有力者の得点状況が耳に入ってくる。今大会は関西・名古屋からたくさんの人がやってきているので、そっちの人達のことも聞こえてくる。安藤正信(名古屋大4年)さんが45点、堀家敦(神戸大OB)さんが40数点、そして、牟禮大造(立命館2年)君が35程度ということを聞いた。関東の人間では秋田さんの40数点が最も高く、黒巣が40前後ということだった。ちなみに私の自己採点は34点ちょっと。

 1時20分、ペーパークイズの結果が発表される。トップは46点で安藤さん。さすが名古屋の優勝候補筆頭とされる人物である。2位に林廣宣(大阪市立大4年)さん、3位に堀家さんと、結局4位までを関西・名古屋の遠征組が占め、関東の人は5位に秋田さん、6位に能勢一幸(一橋OB)さんが入るのがやっとであった。また、牟禮君が35点と言っていたはずなのに4位に入って、モロに嘘をついていたことがバレて袋叩きにあったそうである。
 自分はというと、RYU杯での予選落ちを諸ともせず21位で名前が呼ばれる。さらに黒巣はというと、去年の10位に続き、今度は9位と、どうもシード枠に見放されているようである。
 ボーダーラインは21点で、65位は20点の矢野了平(東洋大1年)。今回は20点で1点に泣いた人が多く、小田典生(一橋4年)さん、宮崎裕茂(東大3年)君、大門弘樹(同志社2年)君といった有力プレイヤーが舞台に上がることなく消えていった。
 ちなみに最後に勝ち抜けた64位は上田洋一(小学校教師)さん。「明日はテストだぁ〜」という雄叫びと共に名乗りを上げました。
(でも明日は日曜日になるのでは?)


第2R 2○2×早押し(各組14人→7人)


 Aブロックからスタート。

 1問目
 「1981年に詩集「ふ」でH氏賞を受/賞」
 上田「ねじめ正一」

 先生、いや先制ポイントは上田さん....つまらないギャグでしたね。ちなみに私はBブロックに属し、Aブロックのクイズが行われている間は楽屋裏にいたので誰が押しているのかは良くわからなかったが、少なくとも去年より問題が難しくなり、プレイヤー側の押すポイントも早くなっているのがわかった。

 4問目
 「声優の加藤道子とアナウンサーの藤/倉修一」
 丸山「紅白歌合戦」

 5問目
 「日本では昭和13年に大阪市立運動場で初めて導入され/た」
 丸山「アン・ツー・カー」

 序盤に見事な2連取を決め、丸山淳(防衛庁)さんが早押しから最初の3R進出者となった。


 続いて私がいたBブロック。10問目まで勝者が出ず、長丁場の様相を呈していたものの、11問目で「大学イモ」を答えた鷹羽寛(ホノルルクラブ)さんがトップ抜け。これで堰を切ったように次々と勝ち抜けていく人が続出。
 途中、デーヴィーが発見した「アセチレン」を答えさせる問題が出題された。その時私は「なんだか問題文が抽象的だな〜、化学式でも出してくれればいいのに」と考えており、結局スルーとなる。そこで司会の吉屋大樹(慶応4年)が
「えーっと、理系の方はいらっしゃ....」
(そういや解答席に残っている人の中で化学系の人はいないな〜)などと思っていると、
「るじゃないですか鈴木さん」
などと、確かに自分は理系だが、分野が全然違うやないかと苦笑いする。最後は井上幸治(明治4年)に「ビワ」を答えられ、いわゆるヤキトリの状態で敗退する。
 Cブロックでもスピード性の強い展開が続き、解答権が思うように取れない佐藤宏司(名古屋大学院2年・通称アスワン)さんが、「みんなスピード違反ですよ。」とぼやいていた。が、その直後

 5問目
 「そのラベルにはドイツのデザイナー、オットー/」
 アスワン「カルピス」

 と、狙いすましたような凄い早押しで会場を爆笑の渦に巻き込む。


 Dブロック、まさかのシード落ちをしたノビさんが登場。前回優勝者ということでインタビューをすると、「みなさん、あんな難しい問題を何であんなに早く押せるんですか?」とコメント。予選通過者の少なくとも9割の人は「あんたに言われとうない」という感想を持ったでしょう。1問目を深澤岳大(法政1年)が誤答したあと、

 2問目
 「化学式はC5H9O4N、1816年、ドイツのリットハウゼンによって小麦粉から/」
 ノビ「グルタミン酸」

 3問目
 「日本では1971年に富士山の麓にある朝霧高原/」

 「ジャンボリー!!」

 もう何も言うことはありませんという、ノビさんの勝ち方でした。


一口メモ
 「ねじめ正一」:小説「高円寺純情商店街」で直木賞を受賞したマルチタレント。
 「紅白歌合戦」:加藤道子と藤倉修一が最初の司会者。
 「アン・ツー・カー」:フランス語で「全ての場合において」という意味の、陸上競技のトラックに使われる人工の土。
 「大学イモ」:東大の赤門前にあった三河屋が最初に売り出したことからその名が付いた。
 「ビワ」:田中芳男が開発した「田中」という品種が日本では最も多く栽培されている果物。
 「カルピス」:オットー・デュンケルがデザインしたシンボルマークが、黒人差別表現ではないかという事で使われなくなった。
 「グルタミン酸」:昆布のうまみの成分。
 「ジャンボリー」:「酒盛り」という意味がある、ボーイスカウトが一同に集まって行うイベント。

K−1グランプリ体験記 Part2


第3R 3Pアップダウンクイズ(各組9人→4人)


 はい、ここからはまた体験記ではなく見聞録です。いつものパターンですね。このラウンドで最も接戦だったAブロックから。

 1問目
 「第二次大戦後のインドとエジプトの経済復興計画に協力して、その理論的根拠である計量経済/学」
 栗田「(ラグナール・)フリッシュ」

もはやこのレベルになると第1回ノーベル経済学賞受賞者というキーワードが出なくても解答できるほどである。その後は何人かがバラバラにポイントを押さえるも、

 7問目
 「1938年に南アフリカのカルムナ川の河口でトロール船によって/」
 栗田「シーラカンス」

これによって、栗田が最初にリーチをかける。が、

 8問目
 「ノルウェー労働党の幹部として閣僚を歴任し、ナチス・ドイツの侵略によってロンドンに移った亡命政府では外務大臣を務めた人物/(で、戦後国際連合の創立に尽力し、1946年に初代の国連事務総長となったのは誰?)」

これも栗田が解答権を取り、かなりの自信を持って「ナンセン」と解答するが、後の振りが察する通り、正解は「トリグブ・リー」で痛恨の誤答。リーチを掛けての状態だったので、精神的にも効いていそうである。

 11問目
 「キネマ旬報の編集者だった田村/幸彦」
 安藤「モロッコ」

 シードで登場した安藤さんが大向こうを唸らせる押しでリーチを掛け....

 15問目
 「フィロコロ、フィロストラート、ディオネオという3人の男と、フィア/メッタ」
 安藤「デカメロン」

これで安藤さんが4R進出最初のプレイヤーとなる。黒巣、村上浩一(一橋2年)が抜け、残る席1つで丸山さん、栗田、串戸尚志(明治2年)の3人がリーチ。特に串戸は去年、同じラウンドで栗田に敗れている事から、雪辱を晴らしたいところだろう。

 26問目
 「1899年に日本初の薬学博士になっている人物で、1907年にフグの内臓/から」

解答権を取ったのは串戸。見事にポイントを押さえた押しである。ガッツポーズを取り、満面の笑顔をたたえている。それとは対照的に、丸山さん、栗田、堀江亮二(名古屋大2年)の3人が一斉に立ち上がって舞台を降りようとする。

「テトロドトキシン!」

これによって串戸が見事に最後のイスを手に・・・・って、え?


一口メモ
答えは「田原良純」で、田原がフグの内臓から毒物のテトロドトキシンを発見した。
串戸は九分九厘手中にしていた勝利を、言い間違いによって落としたうえ、2回目の誤答で失格となってしまった。「人物で」とはっきり言っていたのに....舞台を降りる用意をしていた3人が、まるで少年隊のダンスのように寸分違わぬタイミングで反転し席に戻るが、その後精彩を欠き、堀江、栗田が続けて失格、丸山さんとの一騎打ちを、串戸の勝利目前の時でも動じなかった石持義久(北海道大2年)さんが制し、Aブロック最後のイスを手にした。


 Bブロックで特筆すべきは、ペーパー発表時に袋叩きにあった牟禮君。

 5問目
 「明治28年に長瀬富郎が/」
 牟禮「花王」

 6問目
 「ブエノスアイレスの刑務所の/」
 牟禮「蜘蛛女のキス」

という、鬼神のような2連取を決め、中溝充雄(クエスト)さんの1抜けに続く2抜けをし、関西勢ワンツーフィニッシュとする。2人が抜けた直後、それまで沈黙していた秋田さんがわずか4問で 「月月火水木金金」「エンパイア・ステート・ビル」「ボイス・バロットの法則」の3問を正解し勝ち抜ける。


 その後続々と勝者が決まって行き、とうとうDブロックの残る席あと一つとなった。その状況下で、前回優勝者であるノビさんが0○1×でまだ解答席に残っていた。かなりの逆境であったが、最後の最後に「大原美術館」「ナショナルトラスト」「(アーバイン・)ルベリエ」を3連取し、最後の席に滑り込んだ。


一口メモ
 「シーラカンス」:文中にあるトロール船によって発見された、「生きている化石」と呼ばれる魚。
 「モロッコ」:田村と助手の清水俊二によって日本初の字幕が付けられた映画。
 「デカメロン」:文中の人物以外に6人の女性がおり、計10人が毎日1話ずつ100話を話すというストーリーのボッカチオの小説。
 「花王」:長瀬富郎が創業した長瀬商店を前身とする会社。
 「蜘蛛女のキス」:全文「ブエノスアイレスの刑務所の同じ監獄に収容された革命家のバランティンと同性愛者のモリーナという2人の男の対話形式によって話が進められていく、アルゼンチンの作家マヌエル・プイグの代表作は何?」
 「月月火水木金金」:「朝だ夜明けだ潮の息吹 ぐんとすいこむあかがね色の〜」という歌い出しの軍歌。
 「ボイス・バロットの法則」:「風を背にして立つと、北半球では低気圧の中心は左手の方向にある」という法則。
 「大原美術館」:児島虎児郎の業績を記念して作られた、エル・グレコの「受胎告知」が納められている倉敷市の美術館。
 「アーバイン・ルベリエ」:天王星の軌道の乱れから未知の惑星の存在を予言し、海王星が発見されるきっかけを作ったフランスの天文学者。

K−1グランプリ体験記 Part3


第4R ボードクイズ(16人→8人)


 第3R開始前、舞台上でこんな会話が交わされていた。
黒巣「あんどー、あんどー、どんな問題が出るかな?」
安藤「さあ?マリア・ルース号事件あたり出るんじゃない?」
このあと第3Rが始まるまで、舞台上ではマリア・ルース号事件に関する会話がなされていた。
どうやら黒巣は、出題者泣かせのプレイヤーらしい。

 1問目
 「この事件の裁判中にペルー側の弁護士が「娼婦の売買を公然と行っている日本に奴隷売買を非難する資格はない」と発言したことが娼婦を解放するきっかけとなった、明治5年、横浜に入港中のペルー船に乗っていた中国・清の労働者を日本が清に引き渡し、これに怒ったペルーが日本に損害賠償を要求した事件のことを何という?」

 ほとんどの人が思案する中、安藤さんが既に「ペルー」という言葉に反応して、早々と筆を動かし、問題が読み終わる前に筆を置く。この「マリア・ルース号事件」を正解したのはアスワンさん、安藤さん、そして黒巣の3人。
 その後も次々と難問が出題され、12人と最も正解が多かった問題も「マルセル・コービロン杯」(女子卓球の国別対抗戦で、優勝国に与えられるトロフィー)というところも、解答者の凄さを物語る。そうこうしているうちに20問が終了。トーナメントを闘う8人が決定した。

1位 安藤正信 121点 名古屋大学4年     予選 1位
2位 秋田芳巳 104点 東京大学OB      予選 5位
3位 堀家敦   92点 教師          予選 3位
4位 田中伸之  83点 元東京工業大学大学院生 予選10位
5位 深澤岳大  71点 法政大学1年      予選31位
6位 佐藤宏司  69点 名古屋大学大学院2年  予選14位
7位 牟禮大造  53点 立命館大学2年     予選 4位
8位 半田茂幸  51点 明治大学4年      予選11位
 昨年のベスト4のうち、お仕事で欠場した上野さんを除く3人が残り、昨年は自滅によって2Rで敗退した実力者半田を加えた関東勢が4人。アスワンさん、安藤さんと、名古屋の強豪2人。堀家さん、牟禮君の関西の強豪2人。
 また、大学生4人、大学院生(元含む)2人、社会人2人と、地域的にも年齢的にもバラエティに富んだ顔ぶれとなった。ちなみに黒巣は惜しくも47点で9位となり、シードに続くぎりぎりの枠での敗退となった。

この結果によって、以下のトーナメント表(数字は順位)に入るプレイヤーも決まった。


             優 勝
              |
      −−−−−−−−−−−−−−−−−
      |               |
  −−−−−−−−−       −−−−−−−−−
  |       |       |       |
−−−−−   −−−−−   −−−−−   −−−−−
|   |   |   |   |   |   |   |
1   8   5   4   3   6   7   2
安   半   深   田   堀   佐   牟   秋
藤   田   澤   中   家   藤   禮   田


準々決勝 コース別1対1対決クイズ 形式決定クイズ


 1問目
 「世界初のトーキー映画「ジャズ・シンガー」の中でアル・ジョルスンが歌を歌い終わった後に言う「You /(ain't heard nothin' yet」)」
 アスワン「お楽しみはこれからだ」(トーキー映画第一声の日本語訳)

 この答えが示すとおり、K−1グランプリの“お楽しみ”である強者の一騎打ちはこれから始まろうとしている。アスワンさんはこれで潜水艦ゲームを選択。次に秋田さんがタッグ・オブ・ウォー、ノビさんが一問多答サバイバルを選択し、安藤さん、半田の組はジャンル獲得クイズとなった。


K−1グランプリ体験記 Part4


準々決勝 PART1 一問多答サバイバル


4位 田中伸之(元東京工業大学大学院生:予選10位)
      VS
   5位 深澤岳大(法政大学1年:予選31位)
 1問目
 「コナン・ドイルの息子アドリアン・ドイルと共に「シャー/ロック」
 ノビ「ディクスン・カー!」

 ノビさんが深澤を圧倒する押しで先制、続く「赤いぶどう畑」で早くも2問正解。

一問多答「現在アメリカの紙幣の肖像に使われている12人」

 誰もがワシントンやリンカーンといった有名どころから始まると予測していたところで

「チェイス!」

という最もマイナーと思われる人を解答。最後も「フランクリン」で止めればいいのに、「ルーズベルト」と余計な人名を付け加えて5つに留まる。
 その後も早押しでは互いに素晴らしい戦いを見せるものの、一問多答はギャグの応酬。真剣勝負に笑いが漏れる。

 一問多答「映画「007」シリーズでジェームス・ボンドを演じた俳優5人」
 ノビ「ロジャー・ムーア、ジョージ・レーゼンビー....」
 (なぜかマイナーどころばかり)

 一問多答「伊豆七島の7つの島」
 深澤「父島」
 (なぜ小笠原諸島)

 一問多答「オリンピック女子マラソン歴代優勝者4人」
 ノビ「ベノイトでしょ、ロザ・モタ....孫基禎!」
 (ロバやエゴロワといった普通の人が知っている方はどうして....)

 一問多答でノビさんが苦しみ、深澤も少ないチャンスで差をキープし、一時はリードするも、「秋の七草」といった高得点のチャンスといえる問題で失敗してしまい勝負あり。結局一問多答の不調を早押しで補ったノビさんが、「カナダの10州」という問題で「あっ、それなら10個全部言えたのに」と言ってから「アルバータ」を答えて勝利を決める。

 田中伸之 7−0 深澤岳大
 田中伸之 16問正解(8回チャレンジ)
 深澤岳大  9問正解(4回チャレンジ)

一口メモ

 「ディクスン・カー」:アドリアン・ドイルと共に「シャーロック・ホームズの功績」という短編集をまとめた、「魔女の隠れ家」「皇帝のかぎ煙草入れ」などの作品を残した推理作家。

 「赤いブドウ畑」:ゴッホの作品の中で、生前に売れた唯一の作品。

<アメリカの紙幣に描かれている12人>
     1ドル ジョージ・ワシントン
     2ドル トマス・ジェファーソン
     5ドル エイブラハム・リンカーン
    10ドル アレクサンドル・ハミルトン
    20ドル アンドルー・ジャクソン
    50ドル ユリシーズ・グラント
   100ドル ベンジャミン・フランクリン
   500ドル ウィリアム・マッキンレー
  1000ドル グローバー・クリーブランド
  5000ドル ジェームズ・マディソン
 10000ドル サルモン・P・チェイス
100000ドル ウッドロー・ウィルソン

<「007」シリーズでボンド役を演じた5人>
 初代 ショーン・コネリー
二代目 ジョージ・レーゼンビー
三代目 ロジャー・ムーア
四代目 ティモシー・ダルトン
五代目 ピアース・ブロスナン

<伊豆七島>
大島、神津島、利島、新島、八丈島、御蔵島、三宅島

<秋の七草>
尾花(薄)、女郎花、桔梗、葛、撫子、萩、藤袴

<カナダ10州>
アルバータ、オンタリオ、ケベック、サスカチュワン、ニューファンドランド、ニューブランズウィック、ノバスコシア、ブリティッシュコロンビア、プリンスエドワードアイランド、マニトバ


K−1グランプリ体験記 Part5


準々決勝 PART2 ジャンル獲得クイズ


1位 安藤正信(名古屋大学4年:予選1位)
      VS
   8位 半田茂幸(明治大学4年:予選11位)
 最初に半田が「スポーツ」を指名。あえて得意ジャンルの文学歴史を外したのは様子見なのだろう。

 1問目
 「昭和26年10月5日の対阪急戦で、1試合に満塁ホームラン2発と11打点という記録を作った大映スターズの選手で、後に打撃コーチとなり、大杉勝男に/」
 安藤「飯島滋弥」

 ポイントと同時に二人の指が動くも、タッチの差で安藤さんが取る。短期決戦のこの形式では、この紙一重の差が大きな差になる。2問目は安藤さんの誤答によって解答権を振られた半田が正解して1対1とするも、「槙有恒」「モーリス・ギャラン」を安藤さんが2連取して「スポーツ」を手中に収める。

 続いて安藤さんが「文学・歴史」を指名。

 1問目
 「「1928年4月7日」「1910年6月2日」「1928年4月6日」「1928年4月8日」の4部からなる、「マクベス」の一説からそのタイトルを付け/たという、コンプソン家の没落を描いた、ウィリアム・フォークナーの小説は何?」

 安藤さんが解答権を取るも誤答。半田が冷静に「響きと怒り」を正解して先制。得意ジャンルで半田が優位に進めるかと思いきや、ここでも安藤さんが確実なポイントでミスを無くし、「孟嘗君」「草野心平」「ゴイセン」と鮮やかな3連取で「文学・歴史」も押さえリーチとし、「科学」を選択。半田には後が無くなり、安藤さん相手に「科学」「芸能・音楽」「社会」の3ジャンルで勝たなければならない苦しい状態となる。

 1問目
 「経済学者でもあり、オーストリアのレオポルド1世の経済顧問を務めたこともあるドイツの化学者で、固体を3種類の土に分け、その一つを「脂肪質の土」と命名して可燃性成分であるとし、シュタール/(のフロギストン説の基となったことでも知られるのは誰?)」
 安藤「(ヨハン・ヨアヒム・)ベッヒャー」

 2問目
 「男性で初めて宇宙遊泳をしたのはボスホート2号に乗った/」
 安藤「(スヴェトラーナ・)ザヴィツカヤ」

 安藤さんがほとんどミスのないポイント押しで勝利にリーチをかける。3問目で安藤さんが誤答するも、解答権を振られた半田も解答できずに流れを変えられない。

 4問目
 「大気中での太陽光線の屈折により、大気差を無視した/」
 安藤「ノバヤゼムリャ効果」

 ここは安藤さんの強さだけが光ったラウンドであった。「スポーツ」「文学・歴史」「科学」の3ジャンル各4問計12問すべてで解答権を取り、それぞれで3対1、3対1、3対0と完勝。半田にとって12問で早押し解答権が取れなかったのは、前回の2R敗退に続く屈辱的な負け方だった。ただ、半田が弱いのではなく、安藤さんが強すぎた事がこれだけの差として現れたのだろう。

 安藤正信 3−0 半田茂幸

 安藤正信 9○3×
 半田茂幸 2○


一口メモ

 「飯島滋弥」:大杉に「月に向かって打て」とアドバイスした人物。
 「槙有恒」:第3次マナスル隊の隊長で、日本人初の8000m峰征服に貢献した登山家。
 「モーリス・ギャラン」:第1回ツール・ド・フランスの優勝者。
 「孟嘗君」:本名を田文という、「鶏鳴狗盗」という言葉の由来となった人物。
 「草野心平」:「第百階級」という蛙の詩を集めた処女詩集の作者。
 「ゴイセン」:オランダ語で「乞食」という意味の、オランダでの新教徒の呼び名。
 「ザヴィツカヤ」:サリュート7号に乗って女性初の宇宙遊泳に成功した飛行士。男性初はレオーノフ。
 「ノバヤゼムリャ効果」:大気差を無視した計算結果より早く太陽が出現する現象。


K−1グランプリ体験記 Part6


準々決勝 PART3 タッグ・オブ・ウォー


2位 秋田芳巳(東京大学OB:予選5位)
      VS
   7位 牟禮大造(立命館大学2年:予選4位)

 関東の重鎮と関西の新鋭という、注目の対決。接戦が予想される状況下でクイズがスタートする。

 1問目
 「1862年には日本人としてただ一人、リンカーン大統領と対談したという人物で、またアメリカ市民権を獲得した初めての/(日本人)」
 牟禮「浜田彦蔵」

 2問目
 「「男たちよ、元気かい?」「恋におちて」という副題で続編も作られたという鎌田敏夫脚本のTB/(Sのドラマ)」
 秋田「金曜日の妻たちへ」

 1問目は幸先よく牟禮君が先取するも、すかさず秋田さんが返す出だし。その後は互角の争いとなるも、正解数はほぼ同じでありながら、牟禮君が誤答をしている分秋田さんがリード。2点差をつけての状態で秋田さんが速攻に出て、14問目「エクソシスト」、15問目「ウルリッヒ・サルコー」を取ってリーチをかける。

 16問目
 「創始者はシリアの政治思想家ミシェル・アフラク。ダマスカスに本部を置き、現在でもシリアやイラクで実権を握っている、正式名称を「アラブ/(復興社会党」)」
 秋田「バース党」

 これで5点差となり、秋田さんがKO勝ちで準決勝へ駒を進める。牟禮君も負けたとはいえ、秋田さん相手にこれだけの接戦を演じられるプレイヤーはそうはいないだろう。

 秋田芳巳 16問目KO 牟禮大造

 秋田芳巳 7○
 牟禮大造 5○3×


一口メモ

 「エクソシスト」:ピーター・ブラッティの小説を原作に、ウィリアム・フリードキンが監督したホラー映画。
 「ウルリッヒ・サルコー」:オリンピックで初めて行われたフィギュアスケートの優勝者。開催地はロンドン。


準々決勝 PART4 潜水艦ゲーム


3位 堀家敦(教師:予選3位)
      VS
   6位 佐藤宏司(名古屋大学大学院2年:予選14位)

 堀家さんのパネルは週刊少年ジャンプの漫画。アスワンさんのパネルは週刊少年マガジンの漫画。マガジンが連載中の漫画なのに対し、ジャンプがやや古めのを中心に集めているところが主催側のうまい選択である。

 1問目
 「第2次大戦中に東京の土地が高騰することを予測し、防空壕の中に電話を引いてまで東京の土地を買いあさったというエピソードを持つ実業家で、近江鉄道、駿豆鉄道、西武/」
 堀家「堤康次郎」

 堀家さんがまずは選択権を取り、アスワンさんのパネル「スーパードクターK」を選択するが不発。
 前半は堀家さんが正解を重ね、アスワンさんの誤答によって、堀家さんだけがパネルをめくっていた。だがこの間まったくパネルを的中できず。
 9問目で堀家さんが誤答をし、アスワンさんが初チャレンジ。ここで「るろうに剣心」を指名し、見事的中。先制点を挙げる。堀家さんがやや苦しい状況に置かれたものの、正解を続ければいつかは的中するもので、13問目に「マラソンマン」、14問目に「カメレオン」、15問目に「シュート」と、1問おきに堀家さんが的中させて、最後は勝利を手中に収める。
 結果だけを見れば大した勝負のように見えないが、この勝負の間の駆け引きが緊張感を持たせたり、笑いを誘ったりして楽しめました。クイズを観客として見る楽しみはこんな所にあるのでしょう。

 堀家敦 3−1 佐藤宏司
    (9−2)

 堀家敦  6○1×
 佐藤宏司 1○3×

K−1グランプリ体験記 Part7


準決勝 早押しボードクイズ


1位 安藤正信(名古屋大学4年:予選1位)
      VS
   4位 田中伸之(元東京工業大学大学院生:予選10位)

 準決勝はルール上、相手が14点でリーチをかけても、自分が解答権を取ってそれに正解すれば相手には点が入らないので、形の上では大逆転も可能である。
 第1試合は名古屋の優勝候補と関東の優勝候補の直接対決。

 1問目
 「第一次世界大戦に従軍して重傷を負い、その療養中に絵を学んだのがきっかけで美術家となった、代表作に「光による空間調整器」がある人物で、1923年にバウハウスの教授となり、さらに1937年にはアメリカに渡りシカゴにニュー/(バウハウス)」

 解答権を取ったのはノビさん。数秒後に2人のボードが上がるが、異なる解答。正解は「モホリ・ナジ」で、正解したのは押された側の安藤さん。これによってノビさんがいきなり−3Pの出だし。その後ノビさんが解答権を取り続けるも、誤答と正解を繰り返すばかり。特に6問目の「野呂松勘兵衛」では一度正解を書いたのに、「野呂松しょうすけ」と書き直してしまい、余りにも大きな誤答となってしまった。

 9問目
 「チベット名は「草地のある山」を意味するシシャ・パンマ/」

安藤さんがこの「ゴサインタン山」などの早押し単独正解で、田中さんとの差を少しづつつけていき、12VS−1となったところで....

 13問目
 「アナイダ川の河畔に位置し、面積はおよそ2マイル四方、ギリシャ語で「暗い都/市」」

解答権を取ったのは安藤さん。安藤さんがサラサラとボードに答えを書くのに対し、ノビさんは硬直。正解の「アマウロートム」を安藤さんが単独正解して+3Pを加え勝負あり。終わってみれば安藤さんが準々決勝同様の大差で、昨年の優勝者を倒して決勝進出を決めた。

安藤正信 15VS−1 田中伸之


一口メモ

 「野呂松勘兵衛」:青黒い顔をした人形を考案してそれに名前を残す人物で、「のろま」という言葉の語源となった人。
 「ゴサインタン山」:サンスクリット語で「聖者のいる場所」という意味の名前を持つ、八千m峰では最も低く、一番最後に征服された山。
 「アマウロートム」:理想郷ユートピアの首都。


2位 秋田芳巳(東京大学OB:予選5位)
      VS
   3位 堀家敦(教師:予選3位)

 関東と関西のベテラン同士の決戦。名古屋の雄・安藤正信と同じ舞台に立つのはどちらか。

 1問目
 「妻は女流作家の清水紫琴。1920年に初の選挙による東京帝国大学総長に選ばれたとき「研究から離れたら学者は終わりだ」といって庭に穴を掘って専門書を全て埋めてしまったという科学者で、足尾銅山の鉱毒を初めて調査/し」

 解答権を取ったのは堀家さんだが、どうも筆の運び具合が思わしくない。結局、「古在由直(こざいよしなお)」を両者誤答。堀家さんが−3P。その後、第1試合と同様の展開となり....

 9問目
 「パキスタンのパンジャブ州にある、1959年から1966年まで暫定首/都」

ここで両者「ラワルピンディー」を正解するが、 解答権を秋田さんが取っていたため、14対−5で秋田さんがリーチ。

 12問目
 「設計者はジョージ・ステアーズ。ディック・ブラウン船長指揮のもと1851年の万国博覧会で行われた「100ギニー・カップ」というヨットレースに優勝したヨットで、現在では世界で最も栄誉のあるヨットレースにその名/前」

ほぼ勝敗が決した状況となっても堀家さんが解答権を取り続け、最後となる12問目でも堀家さんが解答権を取るも、「アメリカ号」を秋田さんが単独正解し勝負あり。

秋田芳巳 15VS−3 堀家敦


一口メモ

 「ラワルピンディー」:1951年10月16日、パキスタンの初代首相リアカト・アリ・カーンが暗殺された場所。


K−1グランプリ体験記 Part8


決勝 10ポイント先取早押しクイズ


1位 安藤正信(名古屋大学4年:予選1位)
      VS
   2位 秋田芳巳(東京大学OB:予選5位)

 第4Rでのボードクイズの順位通り、順当な勝利を収めてきた2人が決勝で顔を合わせた。安藤さん有利の下馬評であるが、秋田さんも簡単に勝利を譲らず、接戦の展開が期待される。

 1問目
 「「紺青の海は、次第に深さを失って、平板な粘体に見えてくる」という書き出しで始まる、ニューギニアでの戦争体験をつづった、尾川正二の第1回大宅壮一ノンフィクション/(賞受賞作は何?)」
 安藤「極限の中の人間」

 安藤さんが先取。極限の中にいる2人の勝負が始まる。接戦が予想される出だしだったが、安藤さんが2問目から1つのスルーを挟んで、「ブラウエ・ライター」「(ウィルト・)チェンバレン」「ベナレス」「ボヤイ(・ヤーノス)」とわずか6問で5対0とする。その後も安藤さんが一方的に攻め続け、13問目で9対1とし、早くもリーチ。終盤にきて誤答で少し足踏みをするも、問題をほぼ独占し、「ブッカー賞」を正解して3度目のリーチをかけ....

 20問目
 「ヘミングウェイの「陽はまた昇る」の舞台となっているスペインの都市で/」

「パンプローナ!!」

前振りのみでのきれいな早押しで正解し、秋田さんを大差で破る完全勝利で優勝を決めた。

安藤正信 10VS2 秋田芳巳


一口メモ

 「ブラウエ・ライター」:カンディンスキー、マルク、クレーなどの画家を中心として設立された美術団体。
 「チェンバレン」:NBA最多の1試合100点を記録した人。
 「ベナレス」:ヒンズー教第一の聖地。
 「ボヤイ」:剣術とバイオリンに優れたハンガリーの数学者で、非ユークリッド幾何学の創始者。
 「ブッカー賞」:イギリス最高の文学賞とされる。カズオ・イシグロも受賞者として名を連ねている。

 「パンプローナ」全問題文
「ヘミングウェイの「陽はまた昇る」の舞台となっているスペインの都市で、毎年7月に、牛を町の中に放してそれを追いかけ回す「サンフェルミン」という祭りが行われることで知られるのはどこ?」


 今回は、昨年の大会がまるでほのぼのとした雰囲気だったように思わせるほど難問ぞろいで、まさに最強のプレイヤーを決める大会だったといっても過言ではありません。そして、その最強のプレイヤーに、名古屋大学4年生の安藤正信さんが就くことで、この大会は終局を迎えました。

優勝までの戦い

1R:  46点:予選1位
2R:(シード)
3R:Aブロック:1位通過
4R: 121点:1位通過

トーナメント1回戦:  3対 0 半田茂幸
トーナメント準決勝: 15対−1 田中伸之
トーナメント決 勝: 10対 2 秋田芳巳


K−1グランプリ体験記 おまけ


飲み会の思ひ出

 第3回K−1グランプリは、前回の問題集を読んで、その質の高さに関西や名古屋から多くの方々が参加してくれました。そのおかげで、飲み会では今まで話す機会が無かった方達とも話すことができました。ちなみに、私が一番印象に残っているのは、次の言葉です。

牟禮大造「(舟太さんは)どんな大会でも予選を20位前後で抜けるのは凄いですねー」

あの〜、いつも一ケタの順位で抜ける方に言われても〜〜〜


栗田修のホットな夜

 飲み会が終わった後、お強い関西・名古屋の方々に、少しでも弱くなってもらおうと、私の使えない時事問題ばかりが入った問題集を配り終え、徹クイをするために池田忍邸へ足を向ける。
 忍からK−1で未使用に終わった準決勝問題(早押しボード)を出題してもらう。27問残っていたのだが、そのほとんどを栗田が解答権を取ってしまう。ヘボプレイヤーの私は、「アルベド」や「バオバブ」が思い出せないていたらくで、唯一の見せ場は「オーストラリアの20ドル紙幣に描かれている/」で「キングスフォードスミス」を単独正解したくらいである。結果、栗田がぶっちぎりの31ポイントで勝利。私は最下位の12ポイントで終わる。栗田が3Rで敗退したことが悔やまれるほどの凄いデキであった。
 その後栗田の超難問でクイズをした後、眠りに落ちていく人が出てきた。いつも通りメモを取っている自分と、後かたづけをしていた忍を残して全員が寝た後、その出来事は突然発生したのです。
 仰向けに寝ていた栗田が突然顔を上げ、私の方を見たのです。栗田はK−1のビデオ撮影もしていたので、やはり疲れ切った顔をしているな〜という印象でした。私が声を掛けても返事はなく、再び突っ伏し、眠りに落ちたのです。私もメガネを外して寝ようとした瞬間

「う〜ん、苦しい〜うぅ〜ん〜」
という栗田のうめき声。これはまずいんじゃないのか?と思うと同時に、救急車を呼ぶか?とも考えました。

「おい、栗田!大丈夫か?」

と聞いても返事は無し。少し様子を見ると、また寝息をかき始めた。

??????何だったんだ??????
と不思議がる私をよそに、栗田は気持ちよさそうに眠っていました。後で聞いても、もちろん栗田は何も憶えていませんでした。

栗田「いや〜俺は人生のいろんな事で疲れているんだよ」


クイズミュージアム

 全国10人くらいの永井荘一郎(慶応4年)ファンのみなさま、お待たせしました。今年も司会者として女性陣を魅了した永井を書かないと、私の所には一年分のカミソリがプレゼントされますので、とりあえず今年も触れましょう。
 栗田のホットな夜が過ぎ、私の目が覚めると、既に永井達が起きていた。しばらくして、永井が自分の見た夢について話しているのが聞こえた。その夢とはこんな内容である。

 永井君は彼女と一緒に、美術館へ行きました。そして二人は
永井「う〜ん、これはいい。素晴らしい。」
とか言いながら、一枚一枚額縁に飾られたモノを見ていました。さすが女の子にモテモテの人は、夢からして違います。ただ、そのモノがピカソの絵や手塚治虫の漫画なら面白くもなんともないのですが、額縁の中にはクイズの問題が飾られていたのです。
永井「う〜む、これは素晴らしい前フリだ。後限定もなかなかのデキだ。」

さすが各クイズ研にファンがいる永井君。見る夢も高尚なものです。

ついでに栗田が前に見たことがあるという夢。広末涼子の写真集を手に喜んでページを開くと、末広鉄腸の作品がカラーで出てきたという、一般人は絶対に見ないような夢を見たそうです。
(それ以前に、末広鉄腸を知っている人がどれくらいいるのやら)


チャンピオンのギャグ

「ダス1ダース」

理解できる方だけ笑って下さい。


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