常立寺 戸恒東人(とつねはるひと)の句碑
(2020/02/18)

常立寺の門を入って左手に、句碑が建っています。
2019年(令和元年)12月に建立された、比較的新しい句碑です。
「令(よ)き風の ここに和みて 梅の寺」
戸恒東人(とつねはるひと)
元号「令和」の由来は『万葉集』の「梅花の宴」です。
令と和を折り込み、
梅の名所である常立寺を詠んだ句でしょうか。

句碑の裏側

近付いて碑文を確認しました。
俳人戸恒東人(とつねはるひと)氏は
昭和二十年 茨城県生まれ
俳誌「春月(しゅんげつ)」主宰
大蔵省造幣局長
俳人協会理事長等を歴任す
といった経歴が記されていました。
常立寺(じょうりゅうじ)
山号:龍口山(りゅうこうさん)
寺号:常立寺(じょうりゅうじ)
宗派:日蓮宗
創建年:1532年
本尊:一塔両尊(三宝尊)
開山:日豪
開基:鈴木隼人正
中興年:1845年
中興:日教
・「龍口寺輪番八ヶ寺」の一つ。
・回向院利生寺という真言宗のお寺でしたが、
1532年に日蓮宗に改宗しました。
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