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クイズマジックアカデミー
コラム1

「「順番当て」の正解確率を少しでも高くするための考察」






全く分からない場合は「1/24」

  「順番当て」クイズにおいて、分からない問題が出題されたとする。この時、適当に4つの選択肢を順に選んだ場合、正解する確率は24分の1。わずか4%程度にしかならない。よほど運が良くなければ、滅多に正解することはない。この正解できる確率を、少しでも高めるにはどうしたら良いか。


1番目か4番目を確定させれば「1/6」

  例えば、次のような問題が出題されたとする。

    「FIFAランキングが良い順(フランス・スペイン・オランダ・ブータン)」
*「FIFAランキング」が何なのか分からない方は「サッカーの上手い国の順番」みたいなもんだと思ってください。

これは極端な例ではあるが、選択肢をよく吟味すると、一つだけ明らかに浮いている問題がたまにある。それを見抜くことができれば、正解する確率は4%から17%にアップする。だから分からない問題が出たら「こりゃダメだ、運良く正解できた時のタイムボーナスを稼ぐために、とっととabcdと押しとこ」とすぐに諦めたりせず、ある程度選択肢を見て判断を下すことも大事ではないかと。(でも完全に分からない問題に対する諦めの判断を、早い段階でつけるのも大事だけどね。)


1番目&2番目/3番目&4番目を分けられれば「1/4」

  例えば、次のような問題が出題されたとする。

    「FIFAランキングが良い順(フランス・スペイン・トンガ・ブータン)」

例によって極端だが、1番目と2番目、3番目と4番目はどっちなのか迷うが、少なくとも1・2番目と3・4番目は取り違えないだろうという問題もある。意外と気付かないものなのだが、問題をよく見ると、4つの選択肢を2つずつに分けられる問題を何問か見かけた。こうした判別を付けられるだけで、正解率は25%にまで飛躍する。


2カ所を確定させれば「1/2」

  例えば、次のような問題が出題されたとする。

    (1)「FIFAランキングが良い順(ブラジル・日本・韓国・ブータン)」

    (2)「FIFAランキングが良い順(ブラジル・日本・トンガ・ブータン)」

    (3)「FIFAランキングが良い順(フランス・スペイン・日本・ブータン)」

2カ所確定パターンには上記の3つのパターンが考えられる。(1)は1番目と4番目はまず確定というパターン。(2)は1番目と2番目はまず確定というパターン。(3)は3番目と4番目はまず確定というパターン。ここまで確定できれば正解率は50%。けれど分からない問題を目の前にして、ここまで確定できること自体が希。ちぅかここまで確定できる問題ばかりなら、順番当てに苦労せんわな。それでも、これくらいにまで正解の可能性を高めていくよう努める意識を持っているだけで、クイズに挑む姿勢が違ってくるのではないかと。


  上述の通り、順番当てに関しては「4%→17%→25%→50%→100%」という、正解の確率段階がある。これは当然、知識量によって確率段階は違ってくるわけで、知識量が多いほど100%側、知識量が少ないほど4%側の問題に遭遇する可能性が高くなる。知識量を増やせば自ずと正解確率に関する悩みは解決するが、全ての問題に対して100%正解できる人間というのはまずいない。分からない問題が出題された時、いかにして正解率を100%側に近づけるか。クイズは単純な知識量だけでは決まらない。
  (注:ここでは単純化するために省いたが、4つの選択肢のうち2つは確定だけれど、この2つは1・2番目? 2・3番目? それとも2・4番目? といったことも考えられるので、正解の確率段階はもっと複雑化する。)



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