2007年01月31日

『センチメンタルグラフティ ファーストウィンドウ』を懐古する

 唐突であるが、昔話を一つ。
 「十年一昔」という言葉がある。今から十年前の1997年1月のこと。『センチメンタルグラフティ ファーストウィンドウ』というソフトのリリースが発表された。このソフトは、当時前人気の高かったギャルゲー『センチメンタルグラフティ』発売前のプレディスクとして、同年4月に限定3万本・定価2980円で発売されたものである。内容はというと、デジタル原画集・設定集、声優のオーディション風景と、ゲームの内容はこれっぽちも含まれていない、単なるファンディスクである。
 本編となる『センチメンタルグラフティ』は延期に延期を重ね、翌1998年1月にようやく発売されたが、有り体に言えば「クソゲー」として評価され(個人的には楽しめたんだがなぁ)、発売から数週間でワゴン行き(=特価販売)となった。
 そんなクソゲーのプレディスクであるが、本編がワゴン行きにも関わらず、原画の良さと「限定3万本」の希少性で逆に評価が上がりまくり。当時のセンチ人気は“本編がクソゲー”程度ではビクともせず、ファーストウィンドウはむしろ稀少品としてプレミア価格で取引され、2万円以上での取引も珍しくなかった、はず。
 十年前(より正確には「9年くらい前」になるかな)、あれだけ加熱していたセンチ熱はぱったりと冷めた今。ふと、「あの人は今」ならぬ「あのプレミア商品は今」と、一体どれくらいの価格で取引されているのか突然気になり、Amazonのユーズドを調べてみた。

 結果、本日(2007/01/31)現在、こんな感じ。

ユーズド商品 (19 点: ¥ 782より)
¥ 782
¥ 792
¥ 792
¥ 792
¥ 810

¥ 879
¥ 880
¥ 880
¥ 1,200
¥ 1,679

¥ 1,680
¥ 1,782
¥ 1,782
¥ 1,782
¥ 1,782

¥ 2,280
¥ 2,280
¥ 2,380
¥ 2,620

この結果に愕然。十年前、人気の過熱ぶりについて身を持って知っている作品のプレミア商品が、今では千円札一枚(送料除く)で手に入るという事実に。どんなに高い人気を誇っていても、時が経てば廃れるもんなんだなぁと、寂しくなった。

 で、何でこんな昔話をしたかというと、今、2万円くらいの価格で取引されているソフトが、十年後には一体どれくらいの価格で取引されているのかなぁ~と。

 

 『涼宮ハルヒの憂鬱』DVDの0巻と1巻、最安値は開封済みなどで1万円を切る時があるけれど、未開封に2万円台はザラだからねぇ。ハルヒが十年後も、皆に愛され続けているソフトになりますように。いや別に「十年後も2万円の値が付いていますように」って意図は無いので。

コメント

ハルヒだけに、16年、27年後も愛されているといいですねw

たびたび拝見させていただいております。
コレは、たしか同じ内容のものが再販されたんですよね。
一番高いときに売ろうとして機を逃した、という人がまわりに居ましたよ。

>ELF様
なるほど、そのシメ方はハルヒネタを交えていて上手いです。

>rk様
再販というと、「セカンドウィンドウ」のことでしょうか?
あと再販ネタなら、センチトレカ初版と二版をそれぞれフルコンプ、ってファンも結構いたような印象が残っています。

涼宮ハルヒの現在販売されているDVD版はそのうち値段がガクッと落ちるのは目に見えています。センチファーストウインドウはセガサターンのみの販売で今出ている新機種のゲーム機には移植はありえませんのである意味希少価値はありますが涼宮ハルヒの映像はHDDVDやブルーレイといった次世代DVDメディアで販売されるのは予想がつきますので其の内VHS、LD、初期に販売されたデジタルリマスターされていないDVD版の作品が投売りされているのと同じように現在販売されているバージョンはいずれそうなります。
最近ばら売りされていたもののDVD-BOX版の販売が目立って来ています。ちょうどDVDが出始め今まで再販されていなかった作品のVHS版が再販されて売り出されたときとよく似ています。もうあと1~2年すると次世代メディア版の涼宮ハルヒに出会えるはずです。
作品は愛されていますがスレイヤーズのように消えるかエヴァのように残るかは10年後どうなるか見ものですね。

まあ、あれは中身そっちのけで希少価値だけが頼りの、一種の祭り、バブルみたいなもんでしかたらね。弾けてしまえばこんなもんでしょう。10年、20年と価値が残るには、やはり中身もしっかりしていないと。
え?もちろん私も持ってますがね。