『涼宮ハルヒの憂鬱』シリーズ　年表

約２億８千万年前

４年前

３年前

７月７日
●退屈（笹の葉ラプソディ）
・３年後の７月７日より、朝比奈みくる（小）とキョン（ａ）がタイムスリップしてくる。
・朝比奈みくる（大）の指示により、キョン（ａ）は東中学校へ向かう。
・（この時代の）涼宮ハルヒとキョン（ａ）、東中学校の校庭に白線で「私は、ここにいる」の宇宙文字を記す。
・キョン（ａ）、「ジョン・スミス」という偽名と、自分が北高に通っていることを涼宮ハルヒに伝える。

●消失
・３年後の１２月２０日（α）から、キョン（ｂ）がタイムスリップしてくる。
・キョン（ｂ）、朝比奈みくる（大）の指示を仰ぐ。
・キョン（ｂ）、涼宮ハルヒに「世界を大いに盛り上げるためのジョン・スミスをよろしく！」と伝える。

●退屈（笹の葉ラプソディ）
・朝比奈みくる（小）、タイムスリップするためのアイテム（ＴＰＤＤ）を紛失。
・キョン（ａ）、タイムスリップ前に長門有希から受け取っていた短冊を思い出す。
・キョン（ａ）と朝比奈みくる（小）、長門有希のもとを訪ねる。
・長門有希に時間凍結してもらい、キョン（ａ）と朝比奈みくる（小）は３年後の７月７日へタイムスリップ。

●消失
・キョン（ｂ）と朝比奈みくる（大）、長門有希のもとを訪ねる。
・キョン（ｂ）と朝比奈みくる（大）、長門有希にナノマシンを注入してもらい、世界改変の影響を受けないようにしてもらう。
・キョン（ｂ）、長門有希から短針銃を受け取る。
・キョン（ｂ）と朝比奈みくる（大）、３年後の１２月１８日（β）へタイムスリップ。

１年前

基年

４月
●憂鬱
・涼宮ハルヒ、自己紹介。「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」
・キョン、谷口から、涼宮ハルヒが中学時代、東中学校の校庭に白線で巨大な絵文字を描いたエピソードを聞く。

５月
●憂鬱
・涼宮ハルヒ、キョンに対し「あたし、あんたとどこかで会ったことがある？　ずっと前に」と質問。この時点でのキョンは当然「いいや」と返答。
・涼宮ハルヒ、キョンの言葉をヒントに、自分で新しい部活を作ることを思いつく。この時点でキョンは既に部員同然に。
・涼宮ハルヒ、文芸部の部室を、新しい部の部室に選ぶ。さらに文芸部員の長門有希を新しい部の頭数に勘定。
・涼宮ハルヒ、朝比奈みくるを勧誘。
・涼宮ハルヒ、新しい部活の名前を「ＳＯＳ団（世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団）」と決定。
・涼宮ハルヒ、転校してきたばかりの古泉一樹をＳＯＳ団に勧誘。

・長門有希、キョンに対して自分が宇宙人であることや、情報統合思念体などについて告げる。
・朝比奈みくる、キョンに対して自分が未来人であることを告げる。
・古泉一樹、キョンに対して自分が超能力者であることや、『機関』について告げる。

・朝倉涼子、キョンの暗殺を決行するも、長門有希の妨害により暗殺失敗。
・長門有希、朝倉涼子の情報連結を解除し、存在を消滅させる。
・朝比奈みくる（大）、キョンに「白雪姫」のヒントを伝える。
・古泉一樹、キョンに閉鎖空間と《神人》の存在を実体験させた後、自身の超能力を披露。

・涼宮ハルヒ、現実世界を消去して新しい世界の創造を決め、キョンと２人きりになる閉鎖空間を形成。
・キョン、涼宮ハルヒにキスをして、現実に目覚めさせる。
（なおこの出来事について、涼宮ハルヒは夢の中の出来事として認識している）

●溜息
・キョン、涼宮ハルヒに対し、「長門有希は宇宙人、朝比奈みくるは未来人、古泉一樹は超能力者」であることを伝える。涼宮ハルヒ「ふざけんなっ！」と、この話を信じず。

＊４月から５月までのより詳しい内容は「『涼宮ハルヒの憂鬱』４月〜５月詳細」にて記述。

６月（キョンと涼宮ハルヒが閉鎖空間でキスをしてから２週間後の金曜日）
●退屈（涼宮ハルヒの退屈）
・涼宮ハルヒ、ＳＯＳ団のメンバーで「第九回市内アマチュア野球大会」に参加することを提案。

６月（上記項目の２日後、日曜日）
●退屈（涼宮ハルヒの退屈）
・ＳＯＳ団＋α、野球大会に参加。
・鶴屋さん、キョンたちと初接触。
・チームＳＯＳ団、１回戦で優勝候補の上ヶ原（かみがはら）パイレーツと対戦。１１−９で勝利するも、２回戦を棄権する。

７月７日
●退屈（笹の葉ラプソディ）
・ＳＯＳ団のメンバー、ベガとアルタイルに向かって願い事を記す。
・長門有希、キョンに意味不明な幾何学模様が描かれた短冊を手渡す。
・朝比奈みくるとキョン、３年前の７月７日にタイムスリップ。
・アクシデントがあったものの、朝比奈みくるとキョンは無事帰還。

７月・期末テスト期間
●退屈（ミステリックサイン）
・涼宮ハルヒ、ＳＯＳ団のエンブレムを作成。
・喜緑江美里、ＳＯＳ団を訪問し、コンピュータ研究部の部長が行方不明であることを伝える。
・ＳＯＳ団、コンピュータ研究部の部長宅を捜索。長門有希、異時空間を発見。
・古泉一樹の能力により、巨大カマドウマ（情報集積体）を撃退。コンピュータ研の部長は現実に戻ってくる。

７月・中旬（期末テスト後）
●退屈（孤島症候群）
・涼宮ハルヒ、古泉一樹の遠い親戚が住む孤島で夏合宿を行う旨をＳＯＳ団メンバーに発表。（合宿地の情報を提供した功績により、古泉一樹は涼宮ハルヒよりＳＯＳ団の「副団長」に任命される）

７月・夏休み初日から３泊４日
●退屈（孤島症候群）
・ＳＯＳ団、孤島にある多丸圭一の別荘で夏合宿を実施。
・古泉一樹、サプライズイベントとして推理イベントを実施。

（４日間の詳細）
１日目
・ＳＯＳ団メンバー、多丸圭一の別荘に到着。着いて早々、夏の海を満喫。

２日目
・台風、襲来。孤島はクローズドサークルの状態に。
・ＳＯＳ団メンバー、卓球や麻雀を楽しむ。麻雀では多丸圭一、多丸裕の二人も参加。

３日目
・台風の影響で、いまだ天候は豪雨と暴風。
・多丸圭一、遺体で発見。（ただし、演技で。）
・涼宮ハルヒ、事件の真相を解明するために奔走。その後、古泉一樹の語った偽の真相を受け入れる。
・キョン、古泉一樹の用意した仕掛けを看破。

４日目
・台風一過し、天候は青空。
・帰りのフェリーの段階で、既に真相は語られたと思われる。
・涼宮ハルヒ、冬合宿でも推理イベントを実施するよう、古泉一樹にリクエスト。

８月（前半の２週間）
●暴走（序章・夏）
・キョン、妹を伴って田舎へ赴き、イトコやらハトコやら甥やら姪やらと、川や海や山や草原で、心ゆくまで遊び倒す。

８月１７日−３１日
●暴走（エンドレスエイト）
・８月１７日−３１日を１５４９８回繰り返す。
・キョン、８月３１日に涼宮ハルヒをはじめＳＯＳ団のメンバー総出で「夏休みの宿題をみんなで終わらせる」ことを実行し、エンドレスエイトを抜け出す。１５４９７回分の８月１７日−３１日は無かったことに。

９月１日
●暴走（エンドレスエイト）
・北高、始業式を実施。

１０月（直接的な記述は無いが、１０月の出来事と思われる）
●溜息
・北高、体育祭を実施。
・ＳＯＳ団、クラブ対抗リレーに参加。陸上部やラグビー部を押しのけて、ぶっちぎりの優勝。

文化祭準備（体育祭の翌月なので、始日は既に１１月に入っているものと思われる）
●溜息
・涼宮ハルヒ、文化祭へ向けて映画を撮る。
・鶴屋さん、鶴屋さん役を熱演。また私邸をロケ地として提供。

文化祭当日（直接的な記述は無いが、１１月の出来事と思われる）
●動揺（ライブアライブ）
・鶴屋さん、朝比奈みくるらと共に喫茶店でウェイトレスを務める。
・涼宮ハルヒと長門有希、病欠した軽音楽部員の助っ人として、バンド演奏大会に参加。

●動揺（朝比奈ミクルの冒険 Episode00）
・視聴覚教室にて『朝比奈ミクルの冒険 Episode00』公開。キョンの意に反して、映画は好評。本家の映画研究部作品を押しのけて、教室のプロジェクターを独占するに至る。

１１月下旬
●暴走（序章・秋）
・北高、生徒会会長選挙を実施。

１１月下旬（文化祭が終わってから数日後を始日とする１週間）
●暴走（射手座の日）
・ＳＯＳ団とコンピュータ研究部の間で、ネットワークゲーム対決。
・長門有希の活躍により、ＳＯＳ団が勝利。５月にコンピュータ研究部からかっさらったパソコンの件は不問となり、さらにノートパソコン４台をゲット。

１２月１７日
●消失
・ＳＯＳ団、クリスマスに向けて準備中。

１２月１８日（α）
●消失
・長門有希が暴走。過去１年分の歴史に影響を与える世界改変が起こる。
・主な改変内容：
　　涼宮ハルヒと古泉一樹は光陽園学院へ通っており、両名とも普通の高校生に。女子校であった光陽園学院は共学校に。
　　朝比奈みくるは未来人ではなく、ごく普通の高校生に。鶴屋さんとは変わらず友達。
　　長門有希は宇宙人ではなく、ごく普通の文芸部員に。情報統合思念体は存在せず。
　　存在を抹消されていた朝倉涼子が復活。
　　ＳＯＳ団は設立されていない。
　　キョンと他のＳＯＳ団メンバーは、全く面識が無い状態に。


１２月１９日（α）
●消失
・キョン、文芸部の部室にて、長門有希（暴走前）が用意した脱出プログラムの存在に気付く。


１２月２０日（α）
●消失
・キョン、谷口から、涼宮ハルヒが光陽園学院へ通っていることを聞く。
・キョン、「ジョン・スミス」の名を出して、涼宮ハルヒに今の事態を信じさせる。
・涼宮ハルヒ、ＳＯＳ団メンバー５人を、北高の文芸部室に揃える。
・キョン、涼宮ハルヒのおかげで「鍵」を揃えることに成功。長門有希（暴走前）が用意した脱出プログラムを作動させる。
・キョン、３年前の７月７日にタイムスリップ。

１２月１８日（β）
●消失＆陰謀
・長門有希（今）が暴走。過去１年分の歴史に影響を与える世界改変が起こる。
・３年前の７月７日からタイムスリップしてきたキョン（ｂ）と朝比奈みくる（大）が、長門有希（今）の前に現れる。
・来年の１月２日から、キョン（ｃ）、朝比奈みくる（小）、長門有希（未来）がタイムスリップしてくる。
・キョン（ｂ）、復活したばかりの朝倉涼子に刺され、重傷を負う。
・キョン（ｃ）、倒れているキョン（ｂ）に声を掛ける。その後、キョン（ｂ）は気絶。
・長門有希（未来）、朝倉涼子の存在を再び抹消。
・朝比奈みくる（小）、朝比奈みくる（大）により眠らされる。
・キョン（ｂ）、気絶中に長門有希（未来）により刺し傷を治癒してもらう。
・長門有希（未来）、長門有希（今）に短針銃を発射。長門有希（今）、正気に戻る。
・長門有希（未来）、世界の再改変を行う。
・朝比奈みくる（大）の力により、キョン（ｃ）、朝比奈みくる（小）、長門有希（未来）は来年の１月２日へタイムスリップ。朝比奈みくる（大）も別の時間へタイムスリップしたと思われる。
・長門有希（今）、世界改変の修正を行う。

・世界の再改変・修正の主な内容：
　　長門有希（今）が行った過去１年分の世界改変を元通りにする。
　　今日から３日分の世界を、改変前の世界とつじつまが合うように修正。
　　１２月１８日−２０日（α）の出来事が上書きされ、無かったことに。
　　キョン（ｂ）は、頭を強打して３日間意識不明になっていたことに。

１２月２１日
●消失
・キョン、病院にて意識不明の状態から目を覚ます。

１２月２４日
●消失＆暴走（雪山症候群）
・北高、終業式を実施。
・ＳＯＳ団メンバー＋鶴屋さん、部室でクリスマス鍋パーティーを実施。
・キョン、トナカイ芸を披露するが、ウケてくれたのは鶴屋さんだけ。

１２月・冬休み中（２５日から２９日の間の３日間。前後の余裕を考慮すると、２６・２７・２８日か？）
●動揺（ヒトメボレLOVER）
・長門有希、中河が情報統合思念体に接続する能力の持ち主であることに気付き、その能力を消去。

（３日間の詳細）
１日目
・キョン、中河から長門有希への熱烈な愛を語られる。

２日目
・ＳＯＳ団、部室の大掃除。
・キョン、中河からの言づてを、長門有希に伝える。
・長門有希、中河に一度会ってみる旨を伝える。
・キョン、中河に長門有希が会いたい旨を伝える。
・中河、明日アメフト部との対抗戦があるので、キョンに長門有希を連れてくるよう伝える。

３日目
・ＳＯＳ団メンバー、アメフトの対抗戦を見に行く。
・中河、試合中のアクシデントで病院へ。
・長門有希とキョン、中河が担ぎ込まれた病院へお見舞い。
・中河、キョンに長門有希への感情が消えた旨を伝える。
・キョン、長門有希に詰問。長門有希、中河が有していた情報統合思念体に接続する能力を、消去したと説明。

１２月３０日
●暴走（雪山症候群）
・ＳＯＳ団、鶴屋さんの別荘で冬合宿を実施。（この合宿に関する功績により、鶴屋さんは涼宮ハルヒよりＳＯＳ団の「名誉顧問」に任命される）
・ＳＯＳ団のメンバー、冬山において正体不明の閉鎖空間に閉じこめられる。
・長門有希と古泉一樹の活躍により、メンバーは閉鎖空間から脱出。
・鶴屋さん、キョン妹と雪だるまを作る。

１２月３１日
●動揺（猫はどこに行った？）
・古泉一樹、推理イベントを実施。

翌年

１月３日
●陰謀
・ＳＯＳ団のメンバー、お寺と神社に初詣（を実行したと思われる）。

１月・冬休み終了後の日曜日
●動揺（朝比奈みくるの憂鬱）
・キョン、朝比奈みくるの導きにより、眼鏡の少年が交通事故に遭うのを未然に防ぐ。

１月の終わり頃
●陰謀
・北高、校内百人一首大会を実施。
・１位は長門有希、２位は涼宮ハルヒ。

２月の頭
●陰謀
・北高、マラソン大会を実施。
・１位は涼宮ハルヒ、２位は長門有希。

２月・節分
●陰謀
・ＳＯＳ団のメンバー、豆まきや恵方巻の季節イベントを実施。

２月７日
●陰謀
・２月１５日から朝比奈みくる（みちる）がタイムスリップしてくる。
・朝比奈みくる（みちる）、長門有希宅に宿泊。

２月８日
●陰謀
・キョンと朝比奈みくる（みちる）、指令に従い、釘と空き缶を使ったイタズラを用意し、見知らぬ通行人を負傷させて病院へ誘導する。
・朝比奈みくる（みちる）、鶴屋さん家に宿泊。（以降、元の時間に戻るまで、鶴屋さん家を宿泊地に定める。）

２月９日
●陰謀
・キョンと朝比奈みくる（みちる）、指令に従い、鶴屋山にあるひょうたん形の大岩を移動させる。
・鶴屋さん、蔵から見つけたという宝の地図をキョンに預けて、涼宮ハルヒに渡すよう伝える。

２月１０日
●陰謀
・キョン、涼宮ハルヒに宝の地図を渡す。
・涼宮ハルヒ、明日、鶴屋山で宝探しを行うことを決定。

２月１１日（祝日）
●陰謀
・ＳＯＳ団のメンバー、鶴屋山で宝探し。キョンと古泉一樹、２日前に大岩があった場所を掘ってみるが、何も出てこない。

２月１２日（土曜日）
●陰謀
・キョンと朝比奈みくる（みちる）、指令に従い、指定された場所で記憶媒体を探す。
・キョンと朝比奈みくる（みちる）、悪意を持つ謎の未来人と接触。指令の記憶媒体を取得することには成功。その後、指令に従い、記憶媒体を指定された住所へ発送。

２月１３日（日曜日）
●陰謀
・キョンと朝比奈みくる（みちる）、指令に従い、亀を川へ一旦投下。その後、再会した眼鏡の少年に亀を譲渡。
・朝比奈みくる（みちる）、『機関』の対立組織（＋謎の未来人）に誘拐されるも、『機関』が無事奪還。
・朝比奈みくる（みちる）、２日後へタイムスリップ。

２月１４日
●陰謀
・ＳＯＳ団のメンバー、鶴屋山で再び宝探し。キョンと古泉一樹、３日前に掘った場所をもう一度掘り返してみると“宝物”が。
・キョン、朝比奈みくる（大）と接触し、今回の一連の指令を解説してもらう。
・キョン、鶴屋さんに“ホンモノの宝物”が埋まっている場所を教える。

２月１５日
●陰謀
・ＳＯＳ団、朝比奈みくるの手作りチョコレート争奪イベントを実施。（このイベントでの功績により、朝比奈みくるは涼宮ハルヒよりＳＯＳ団の「副々団長」に任命される）
・キョン、イベント終了直後に朝比奈みくるを連れ出し、２月７日へタイムスリップさせる。
・朝比奈みくる、２月１３日よりタイムスリップしてくる。

年度末近く（２月の後半か、３月の頭頃の約一週間）
●憤慨（編集長★一直線！）
・新たに就任した生徒会長、長門有希を呼び出し、有名無実化している文芸部に対し、無期限休部を通告。
・喜緑江美里、気が付いたら生徒会の執行部筆頭、および書記の役職に就任していた。
・涼宮ハルヒ、生徒会長に全面抗争を通告。対する生徒会長、「一週間で文芸部の機関誌を作成すること」を文芸部存続の最低条件に設定。

・ＳＯＳ団＋α、文芸部の会誌を作成。発表した会誌は即日配布完了。文芸部の存続が決まる。
・鶴屋さん、読む者全てを残らず笑い転げさせる冒険小説『気の毒！　少年Ｎの悲劇』を発表。
・涼宮ハルヒ、後世にとって時間平面理論の基礎中の基礎となる理論『世界を大いに盛り上げるためのその一・明日に向かう方程式覚え書き』を発表。

３月上旬
●憤慨（ワンダリング・シャドウ）
・北高、球技大会を実施。
・バレーボール大会において、涼宮ハルヒの属する１年５組の女子Ａチームは優勝。


３月上旬（球技大会後）
●憤慨（ワンダリング・シャドウ）
・阪中、ＳＯＳ団に「自宅の近くに幽霊が出る」との相談を持ちかける。
・長門有希、生誕以来初の冗談を言う。
・長門有希、阪中の飼い犬ルソーらに宿った「珪素構造生命体共生型情報生命素子」を凍結させた後、これをシャミセンに宿らせる。

春休み前（３月中）
●分裂
・北高生徒会、各クラブの予算分配会議を実施。
・長門有希、部員数１名の文芸部としては破格の部費を獲得。

春休みに入って早々
●分裂
・ＳＯＳ団メンバー、部室にて映画第二弾予告編撮影準備に入る。
・涼宮ハルヒ、フリーマーケットへ参加することを提案。

春休み中（ほぼ毎日）
●分裂
・ＳＯＳ団メンバー＋α、『長門ユキの逆襲Episode00予告編』の撮影を行う。

春休み最後の日の三日ほど前
●分裂
・キョン、吉村美代子とバッタリ顔を合わせる。

春休み最後の日
●分裂
・キョン、佐々木と再会。中学校の卒業式以来の再会。
・キョン、佐々木をＳＯＳ団のメンバーに紹介。
・ＳＯＳ団メンバー、フリーマーケットに参加。

４月上旬（春休み最後の日、の翌日）
●分裂
・北高、始業式を実施。
・北高所属の主だったメンバーは、揃って無事進級。
・キョン、涼宮ハルヒ、谷口、国木田、一年五組から二年五組へ進級。クラスメイトもほとんど変わらず。担任・岡部も変わらず。
・涼宮ハルヒの生み出す閉鎖空間の発生率が増加。高校入学直後の数値にほぼ等しい。

４月上旬（始業式と同日か、翌日以降）
●分裂
・北高、クラブ紹介を実施。
・文芸部部長・長門有希、『大脳生理学的見地から読み取る言語の不完全性と対話者間における意思伝達』というテーマの論文を発表。

４月上旬（クラブ紹介の翌日以降、木曜日）
●分裂
・北高、仮入部受付兼部活説明会を実施。
・ＳＯＳ団メンバー、新入団員の勧誘活動を行う。適格者は見当たらず。
・古泉一樹、キョンに対し、春休み以降「閉鎖空間と《神人》」の出現頻度が急増していることや、佐々木についての話をする。

４月（新入団員勧誘活動の翌日、金曜日）
●分裂
・鶴屋さん、ＳＯＳ団を訪ねる。ＳＯＳ団メンバーへ、ゴールデンウィークに催す花見大会第二弾の招待状を渡す。
・鶴屋さんと涼宮ハルヒ・長門有希、即席で百人一首暗唱大会を始める。
・新年度第一回ＳＯＳ団全体ミーティング開催。翌日に不思議探索を行うことを決定。

４月（第一回ＳＯＳ団全体ミーティングの翌日、土曜日）
●分裂
・佐々木、橘京子と周防九曜を伴ってキョンの前に現れる。
・橘京子と周防九曜、それぞれキョンに自己紹介。その後、他のＳＯＳ団メンバーとも顔を合わせる。
・ＳＯＳ団メンバー、新年度第一回不思議探索ツアーを実施。

４月（第一回ＳＯＳ団全体ミーティングの翌日、土曜日）
●分裂（α−１・２・３）
・夜、キョンに謎の女性からの電話。
・キョン、古泉一樹に電話。
・キョン、長門有希に電話しようとするが、もう夜も遅いと止めておく。

４月（第一回ＳＯＳ団全体ミーティングの翌日、土曜日）
●分裂（β−１・２・３）
・夜、キョンに佐々木から電話。意見交換のため、翌日に会う約束をする。
・キョン、古泉一樹と長門有希に電話。長門有希から「天蓋領域」に関する話を聞く。
・キョン妹、キョンの部屋で算数の宿題を解く。

４月（日曜日）
●分裂（α−４）
・キョン、特に何もせず。

４月（日曜日）
●分裂（β−４）
・キョン、佐々木・橘京子・周防九曜・藤原と意見交換。
・橘京子、佐々木こそが神であるとキョンに主張。
・橘京子、佐々木が生み出しているという閉鎖空間にキョンを招き入れる。涼宮ハルヒが生み出す閉鎖空間と異なり《神人》は存在しない。
・喜緑江美里、周防九曜と接触する。
・意見交換の場がお開きになった後、佐々木と藤原の間で何らかの会話が交わされる。