2008年02月14日

(SS)ハルキョン「かくれんぼ」

勝手に今日輝いていたハルヒのレス:

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672 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/02/10(日) 02:18:54 ID:0rJLRXIi
 ハルにゃんおやすみハルにゃん
 20分ハルヒ。


 20分レスがなかったらハルヒが掘った穴にキョンが落ちて怪我をする。という夢を見る。
 それをなんとかSSにしてみたい。風邪がひどくなかったら


673 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/02/10(日) 02:40:56 ID:8Py/OPvz
 阻止!!…できなかったぜー

 ついでに5分ハルにゃん

 5分レスがなかったら>>672の体調がハルにゃんのご加護によりもの凄く良くなる。


674 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/02/10(日) 02:44:45 ID:E6dCN1S3
 そし


675 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/02/10(日) 02:45:57 ID:0rJLRXIi
 >>673
 おお!水分補給しながらみたらありがたいことにw
 頑張るぜ!いろいろとw


676 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/02/10(日) 02:46:32 ID:0rJLRXIi
 …寝るわ。


677 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/02/10(日) 02:55:23 ID:8Py/OPvz
 ちょwwwご加護がwwwwww

 まぁなんだ……おやすみハルにゃん☆


678 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/02/10(日) 02:56:31 ID:UYnioHlz
 >>676
 おやすみ。お大事にな


772 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/02/10(日) 22:37:28 ID:0rJLRXIi
 >>672です。
 >>672-678のやり取りでハルにゃんのご加護は受けられず、バ○ァリンを飲んだのですが優しさが足りませんでした。
 良くなるどころか微妙にひどくwハルにゃんの優しさはバファ○ン一箱分よりも遥かに多いと確信できました。
 寝込んでるほど酷くはなくなったので書いてみたした。
 空気を読まないことこの上ないのですが、投下してもいいですか?


773 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/02/10(日) 22:44:59 ID:rpiUYMZk
 投下するのはいいけど、寝とけよ。


775 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/02/10(日) 22:45:33 ID:0wCG79sH
 >>772
 かもーん!


776 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/02/10(日) 22:45:49 ID:qX86pigo
 >>772
 楽しみだけど、今は寝ていなさいな。


777 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/02/10(日) 22:47:13 ID:CEM+zeOS
 >>772
 自分語りはうざがられるから止めたほうがいいと思うんだぜ
 まあ、それはともかく今は寝とけ


778 SS 投下後寝ます。ありがと sage 2008/02/10(日) 22:48:28 ID:0rJLRXIi
 ↓
  もうすぐ梅雨がやってこようかというこの季節。春の陽気だけを堪能できるのは後幾許あるのだろうか。
 『仕方がないのでおとなしく従ったほうがいいぞ団』とも言うべきSOS団の野外活動は梅雨までにあと20回はあるらしい。
 ちょっと無理があると思うが、本人曰く絶対不可侵らしい涼宮ハルヒの脳内がどうなっているのかなんて、盆が暗い俺にはわからんね。
  そんな春を満喫する計画のひとつに鶴屋山でのピクニックがあった。
 鶴屋さん本人は参加出来ないようで非常に残念がっておられた。桜も散ってしまっているし明るさが少し下がるかもしれんな。
 そんな俺の思いをよそに他の4人は準備を万端にし、相変わらず俺より早く待ち合わせ場所に集合していた。
 一応いつもよりは早く来たんだがな。こいつらに勝つのは相当難しそうだ。
 「じゃ、しゅっぱーつ!」
 ハルヒの弾けるような掛け声で俺達は目的地に向かった。今日は奢らなくてもいいらしい。

  2月に俺と古泉がせっせと穴を掘った場所から見て山の反対側に少し開けた場所があった。今回の目的地だ。
 風もさわやかで見晴らしもいい、草が適当に生えていて木が遠いな。なんとも開放的な気分になるじゃないか。
 「ほんと気持ちがいいわねー」
 ハルヒが伸びをしながら言う。今日はずいぶんと動きやすそうな格好だな。
 「若いんだから、たまには野山を駆け巡って心身ともにリフレッシュさせるのも重要なのよ!」
 そう言いながらバトミントンの羽根とラケットを取り出す。
 「キョン!負けたら罰ゲームだからね!」
 やれやれ、嬉しそうに言うなよ。
  …惜敗というよりは惨敗だった。少し情けない気分になるな。罰ゲームは思ったよりひどくは無かった。だから割愛する。
  太陽も高くなり俺がそろそろ腹が減ったと思っていると古泉が時計を見ていた。
 「そろそろ昼食の時間ですね」
 時計を俺に見せながら言う。俺に見せてもしょうがないぞ、作ってもいない俺が言い出すのは厚かましいってもんだろ。
 実は今日の昼飯はハルヒと朝比奈さんと長門が作ってきてくれたのだ。
 「じゃあお昼にしましょ」
 ハルヒがバスケットを手にとってみんなを手招きした。

  三人が作ってくれた昼食は量も味も申し分なかった。
 「うまい」
 俺が忌憚の無い感想を言うとハルヒは胸を張り。
 「あたしと有希とみくるちゃんで作ったのよ。当然じゃない!」
 そこまで言ってハルヒは長門と朝比奈さんを抱き寄せ「ねー!」と笑いかけた。
 朝比奈さんが微笑みで答える、長門も嬉しそうだな。
 「さぁもっと食べなさいキョン!あたし達に感謝しながらね」
 「ああ」
 三人の手作りなんてそうそう食べられないからな。古泉に遠慮せずに食べるぞ。
 古泉は苦笑いとも取れる表情を浮かべながらもしっかり食べていた。

  昼食を食べ終わると朝比奈さんがお茶を入れてくれる。
 「はい、どうぞ」
 「ありがとうございます、朝比奈さん」
 俺が礼を述べると笑顔で答えてくれる。そしてみんなにお茶をついでまわる朝比奈さん。心が和むね、何でだろうか。
  なんてことを考えて食休みが終わった。ハルヒはなにやら思案顔だったが、すぐに俺達に向き直り。
 「かくれんぼをするわよ!」
 と宣言した。ずいぶん幼稚な…口には出さないけどな。
 「鬼を決めましょう。ジャンケンね!」
 厳正なる結果だと信じたいが、5人もいるのにあいこなしで俺のストレート負けだった。
 「キョン、シートの上のゴミやらお皿なんかを片付けたらスタートね。手を抜くんじゃないわよ!」
 ビシッと指を突きつけながら言う。賢いことだ、腹も立たんよ。
 「さぁみんな!バラバラに隠れるわよ」
 ハルヒの掛け声で4人ともちりじりに走っていった。やれやれ、とにかく片付けるかね。
  俺が追いかけようと立ち上がった頃には、それぞれいい場所を見つけて息を潜めたようだった。
  考えたのだが、先に見つけるべきは長門かね?長門がいればあとはたやすい、走査を頼まなくても常に把握してるだろうし。
 だが見つけにくくもありそうだ。普通に探せば朝比奈さん、古泉、ハルヒ、長門の順になるだろうな。
  俺は考えを巡らせた。
 朝比奈さんの行動パターンからすれば木陰にしゃがんでじっとしているに違いない。すぐに保護して差し上げたいね。
 古泉はどうだろうか。大木の陰に立っているのがお似合いだな。見つけられたら肩をすぼめて「残念です」と言うんだろう。
 長門は難しいな。CQCを使う某アドベンチャーの主人公より見つけにくいだろうな。ステルスなんとかは使ってくれるなよ。
 ハルヒはなぜか見つけやすそうだな。木の上とかで変な格好してるんだろうよ。奇を衒うのが趣味じゃないかと疑ってるんだが。


779 SS sage 2008/02/10(日) 22:49:09 ID:0rJLRXIi
 ↓
  よし、行くか。
 まずは近場から探索だ。俺の予想では古泉と朝比奈さんはこの辺で見つけられるだろう。
  …よく見ると木陰からピンク色の布が見えている。探し始めて1分立たないうちに妖精を見つけられたようだ。
 「朝比奈さん」
 「ひょえっ!」
 俺は肩を叩きながら声をかけた。肩を叩いたのは朝比奈さんが耳に手を当て、目をしっかと瞑ってらっしゃったからだ。
 朝比奈さんはビクッと肩を弾ませた。なんとも可愛らしい肩の方である。
 「えへへ、見つかっちゃいましたぁ。私が最初ですか?」
 そうですよ、残念ながら。こんなに見つけやすい人はいないのではないだろうか。妹でもこうはいかないな。
 「じゃあ私はシートのところで待ってます」
 「それがいいですね。お茶でも飲みながらゆっくりしてください」
 ハルヒがバトミントンの時に朝比奈さんを審判にしたから、ろくに景色も見てないだろうし。
 わかりましたぁ、と微笑みながら朝比奈さんは駆けていった。朝比奈さんを退屈させないためにもはやく残りを見つけるかな。
  次は古泉だな、隠れられそうな木は山頂を離れればたくさんある。だが俺には名案があった。
 俺は木が密集した場所に来ると携帯を取り出した。そして古泉の番号に掛ける。
 「!」
 俺から見て右側の木から「マッガーレ!」と言う着信音が鳴った。それは変えたほうがいいとこの前忠告したんだがな。
 「見つけたぞ古泉」
 お前なら電源を切るどころかマナーモードにもしてないと思ったんだが、正解だったな。
 「いやはや残念です」
 観念したように肩をすぼめながらにやけ面が姿を現した。
 「機関の規則がアダになるとは、皮肉かもしれませんね」
 なんのことを言ってるか知らんが、とりあえず元の場所で朝比奈さんの喋り相手になってろ。
 「了解しました。あとお二方ですね、頑張ってください」
 朝比奈さんを退屈させるなよ。お茶は俺の分も残しておけよ。
 わかりました、とニヤケながら古泉は去っていった。機関の規則か、あいつも苦労してるんだろう。
  あとはハルヒと長門だ。
 ふと俺は思い出した。長門は昼食を食べているときは本を鞄の横に置いていたはずだったが、さっき見たら無くなっていたな。
 ということは、だ。俺は持久戦に出ることにした。
  息を潜めて耳を澄ませる。風が止んで音が止まっている。
 そうこの静寂だ。
 俺はその中で聞こえる確かな音に近づいていく。
 長門が纏っている静寂は、だけどいつだってこの音が一緒だった。
 「長門、こんな暗いところで本を読んでると眼鏡が必要になっちまうぞ」
 「…そう」
 ページをめくりながら長門が答える。今日は随分と読むペースが速いじゃないか。
 「気のせい」
 「そうか」
 長門が読んでいる本を俺は前にも見たことがあった気がしたが、それも気のせいだろう。
 「それじゃ長門。朝比奈さん達とシートに座りながら本でも読んでいてくれ」
 あと1人だからすぐに見つかるさ。答えを教えてもらおうかと思ったが止めとくよ。
 わかった、と長門はいつもの表情で告げて歩いていった。


780 SS sage 2008/02/10(日) 22:49:40 ID:0rJLRXIi
 ↓
  さぁ後1人。常に俺の予想の斜め上を行くトンデモ団長はどこにいるのやら。
 さっきは気の上だとか思ってみたが、この辺の木は枝も葉も少ない。くまなく探すしかないな、やれやれだ。
 木陰に木の裏、岩の上に小さな洞穴。
 一体どこにいるんだあいつは。ま、あとはこの辺を探せば終わりだ。観念してもらおうかね。
 そんなことを思いながら木の影を覗こうとした時だった。
 急に景色が上に動いたのだ。俺は一瞬なにが起きたのかわからなかった。
 「うおっ!」
 思わず声が出る。
 俺は左足を取られた格好で両手を地面についた。
 これは小さいが凶悪な罠だな。
 「引っかかったわね!」
 「犯人はお前か!」
 俺は言いたい事がたくさんあったが、取り合えずこの仕打ちを責めた。
 「あんたがなかなか見つけに来ないから悪いのよ」
 アヒル口でそっぽを向くハルヒ。
 「なに言ってるんだ。かくれんぼなんだから喜ぶところだろうが」
 「待たされるのは嫌いなのよ!」
 かくれんぼに激しく向いてない性格だな。完全に予想を裏切ってくれたよ、まさか自分から出てくるとは。
 「それにしても落とし穴は無いんじゃないか?大して深くないが、危ないだろ」
 「引っかかる方が悪いのよ」
 引っ掛けるために仕掛けたくせによく言うよ。
 「やれやれ、とりあえずかくれんぼは終わりだな。見つけにくかったぞ、お前は」
 「団長をすぐに見つけられない雑用なんてダメよ。そんなことじゃ外国の街ではぐれたら苦労するわよ」
 それは英語圏ですら勘弁して欲しいね。そもそも国外進出はあきらめてもらいたいんだが。
 そう言いながら俺は足を引き抜いた。泥が所々についてるな、シャミセンから死守したズボンが台無しだ。
 「いいから早く行くわよ」
 ハルヒが歩き出す。まてよ、置いてくな。
 俺は追いすがろうとした。そこで、
 「うっ!」
 足に痛みを感じて屈む。どうやら挫いてしまったようだ。
 「キョン!ちょっとどうしたのよ」
 「挫いたらしい、そんなにひどくは無いみたいだ。ゆっくり行こうぜ」
 歩けないほどじゃない。しばらくすれば痛みも治まるだろう。
 不意にハルヒが俺の腕を掴む。
 「ハルヒ?」
 「掴まりなさい」
 ハルヒは俺の腕を自分の肩に背負う。少し低いが楽になるな。
  それにしてもこいつが誰かに肩を貸すなんてな。進歩したもんだ。
 「…ごめん。怪我させるつもりは無かったのよ」
 素直に謝ってくる。進歩じゃなくて成長したんだな、こいつも。
 「わかってるよ。俺も次からはお前を真っ先に見つけてやる」
 お前に退屈だと思わせる暇を与えないくらいすぐにみつけてやるよ。

  みんなの場所に着くまでやけにながく感じた。
 足の痛みが引いても腕を離さなかったのは、もう少しこいつを捕まえておきたかったからだ。


 終わり。
 中途半端で申し訳ない


781 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/02/10(日) 22:53:40 ID:0wCG79sH
 >>780
 乙乙

 古泉…(ノ∀`)


782 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/02/10(日) 22:54:02 ID:J2BhFmsb
 >>780
 GJ。安静になw


783 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/02/10(日) 23:01:56 ID:egPB5ZgR
 >>780
 行頭スペースに統一感が無いのが気になってしょうがないぜ。


785 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/02/10(日) 23:05:27 ID:UYnioHlz
 >>780
 乙です
 着信音をマッガーレにするのが機関の規則なのか?w


786 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/02/10(日) 23:07:13 ID:wma6zMTn
 >>780
 乙カレー!
 そして、マッガーレにテラ吹いたwww

 ん!これが本当の「怪我の功名」かっ?!


787 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/02/10(日) 23:09:44 ID:bqwhOx2q
 >>780
 お大事にね。回復したら新作カモン

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(舟)
 かくれんぼは、隠れるのが上手すぎて最後まで残ると、皆に帰られてしまう恐れがあるからのう。すぐには見つかりたくないけれど、見つけて欲しいという矛盾。

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「輝いていたハルヒのレス」リスト一覧:
総合改変ガイドライン
SSSS・ハルキョンSS・長キョンSS・佐々キョン

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引用元:涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ その79

コメント

朝比奈さんや長門や古泉の描写も気に入った。
マッガーレには吹いたけどw
ハルキョンでなんだけど、長門かわいいよ長門

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