2008年02月10日

(SS)ハルキョン「紙相撲」

勝手に今日輝いていたハルヒのレス:

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463 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/02/08(金) 12:36:41 ID:G++oWcm/
 紙相撲をやるSOS団


464 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/02/08(金) 12:39:15 ID:x9qG1rlh
 負けたのが悔しくて、おもむろにキョンと相撲を取り始めるハルヒ


465 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/02/08(金) 12:48:54 ID:x39eyawk
 キョンと指相撲をするハルにゃん


466 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/02/08(金) 12:49:02 ID:UqNpn50O
 寄り倒しで勝つキョン


467 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/02/08(金) 12:59:47 ID:OSUJW40l
 最初は勝負事とあって指相撲に熱中するも、不意にキョンと手を繋いでいる状態を意識してしまって思わず力が抜けてしまうハルにゃん
 キョンに親指をぎゅっと抑えられてしまって赤くなる


468 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/02/08(金) 13:01:09 ID:LdDR8F0j
 …ニギニギ


539 SS sage 2008/02/08(金) 22:00:18 ID:jO/jZuwW
 >>463の紙相撲で書いみた
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  ある日のことだった。その日も俺は文芸部室兼『世間に恐れられる正体不明の団体』のアジトにいた。
 頼んでないのに厄介ごとを見つけてくるうちの団長様は、今日も御自分の興味の赴くままに面倒ごとを引き連れてきたのだ。
 まぁいつもに比べれば格段に普通の出来事なんだがな。

 「紙相撲をやるわよ」
 放課後になりどこかへ行っていたハルヒは戻るなり告げたのだった。
 紙相撲なんて言ってしまえば子供の遊びでマイナーなゲームだ。知名度は計り知れんが。
  まぁ両国国技館に連れて行かれるよりはマシだろう。
 だが、楽観視は出来ない。なにせあの涼宮ハルヒである。
 普通の紙相撲ではない可能性もあるし、下心も確かめないとな。
 「何を企んでるんだ?またどこかに迷惑を掛けるんじゃないだろうな」
 俺は懸念をストレートに聞いた。
 「物置を確保するためよ」
 物置ね。たしかにこの部室には物が増えすぎた。片付けるのも当然の選択だと思う。
 しかし物置に仕える場所なんざ無いはずだし、あったとしても生徒会の承認なしじゃまたうるさく言われるだろうな。
 「だから紙相撲なのよ」
 端折りすぎだ。今までの会話でわかる奴がいたらそいつはエスパーだろうな。
  古泉の笑みが少し曇る。よし、機関の用意したイベントでは無いようだな。
 「なんでわからないのよ。団員たるもの団長の考えぐらい把握してなさい」
 お前の頭の中身を理解するのは俺には無理だ。が、予想ぐらいはしてみるか。
 そうだな、部員が少ないクラブの無駄に広い部室を貸せ、一角をよこせ、見たいな感じだろう。俺の想像力はこんなもんだ。
 「あら、知ってたの?まぁそんな特別なことじゃないし、考え付いても不思議じゃないわね」
 いや、不思議だよ?てかなんでわかったんだ俺。ついに変態の仲間入りか、名実ともに。
  ハルヒの考えが読めるのは災害を未然に防ぐ上で重要なスキルかも知れん。しかしなぜだかショックだ。古泉こっち見んな、嬉しそうに喋るな。
 「( ゚д゚ )いえいえ、涼宮さんを理解してらっしゃるようで。さすがですね( ゚д゚ )」
 いまのこいつの顔は俺の目にフィルターが掛かったせいだろう、にやけ面じゃなく変顔だ。
 「なに言ってるのよ古泉君。キョンがあたしのこと理解しようだなんて100年早いわ」
 一生理解したくないんだがな。
 「あのぉ、紙相撲って何ですかぁ?」
 万人の心に染み入るエンジェルボイス、冒頭からいままで描写できなかったことが申し訳なくなるほどのプリティフェイス、
 そしてこのカオスな団体唯一の良心というべきスタンス。朝比奈さんのご質問である。
 「紙相撲とは紙を折りたたみ90°程開くと倒れずに立つことを利用した遊戯。画用紙などに絵を描き人形を作る。
  それを台の上に乗せ台を振動させると人形は中央へ向け移動する。人形がぶつかり合ってどちらかが倒れる、または
  土俵に見立てた線を引き、そこから先に出た方が負け。ルールはその場で決めればいい。相撲の取り組みになぞらえるのが
  基本的な遊び方」
 答えてくれたのは銀河を越える知識と知覚を持ち、周りの雰囲気を停止させるような静寂を纏い、
 全宇宙を凝縮させたような瞳で文字をなぞっている文学少女。長門有希。
 説明ありがとよ長門。悪いが「相撲って何ですかぁ?」と尋ねる朝比奈さんの相手も頼む。
 こっちはこっちでハルヒから詳しい事情を聞かなきゃならないんでな。
 「あんたの言った通りよ。分譲の条件が紙相撲で何回勝てるか、ってことになったのよ」
 その条件を出したのはどっちだ。常識的に考えて相手からは条件なんて出すはずないと思うがな。普通は話にもならん。
 「あっちから出したのよ。『略奪が不可避なら、せめて条件はこちらから~』って言って」
 「鬼かお前は。だいたいな…」
 俺はあきれつつも、さすがに相手が可哀想なので文句の一つでも言ってやろうとした。
 「まぁまぁ。それで条件の内容ですが勝った方の総取りですか?それとも勝ちの回数で何割かを奪い合うのでしょうか?」
 古泉が俺を制止しつつハルヒに尋ねる。俺のフィルターが解除されたのか、今はにやけ面だ。それでもこっち見んなよ。
 「あたしは総取りのほうが良かったんだけどね。あっちがどうしてもって言うからまけてやったわ」
 つまり、5回勝負だったら1回ごとに部室の20%を賭けて勝負する方法ってことか。
 ハルヒじゃないが面倒だな。相手にしてみれば苦肉の策だったのだろう、一回でも勝てば部室がなくなることは無い。泣けるね。
 「さっそく特訓よ!勝負は明後日の放課後、気合入れなさい!」
 やっと納得した様子の朝比奈さんと無表情ながら少し能動的になった長門を加えて特訓が始まる。やれやれだ。


540 SS sage 2008/02/08(金) 22:00:55 ID:jO/jZuwW
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  まずは紙力士の作成だ。各々自分に見立てた紙人形を作ってみたのだが、俺のはお世辞にも似てない。
 朝比奈さんは特徴と捉えてらっしゃる、古泉は若干アンバランスじゃないかと思う。
 長門は完璧としか言いようが無いものを作り上げた。ハルヒから聞いた紙相撲のルールに則った上で最強といえそうな機体、いや紙体である。
 ハルヒは控えめに見ても装飾過剰じゃないか?そんなに上ばかり大きくしたら倒れやすい。
 「だまりなさい」
 深く聞くと藪から蛇では済まなくなりそうだな。
 「あんたこそ自分の分身をそんな適当に作るなんて、ダメね」
 いいんだよ。なんてったってこの勝負は負けても失うものなんかないしな。
 「敗北主義者は死刑よ。やる前からそんなに弱気でどうするのよ。ねぇ有希、そう思うでしょ?」
 「…思う」
 お前ら二人のコンビネーションは強すぎるぞ。それに敗北主義でもない。弱く作ったわけじゃないしな。
 「試せばわかることよ。キョン!あたしと勝負しなさい!」
 なめるなよ。こう見えても親戚の年下連中あいてなら俺は最強だぞ。
 「過去の栄光なんて脆いもの。いまこの瞬間は、力こそがすべてよ!あたしを超えてみなさい!」
 わかる奴はそういない台詞だな。類似品も多いし。まぁいい勝負だハルヒ、どちらが正しいかは戦いで決めよう。
  とかなんとか熱く言ってみるが、所詮は紙相撲。狭い台の上に紙人形を載せて指で台を突くだけである。
 言ってしまえば地味だ。背景エフェクトもBGMもむなしさを倍増させるだけだな。
 「くっこのぉっ!この機体で、負ける筈はないんだ。遊びは終わりだ!」
 「まだよ!…ここで、こんなところで!!」
 地味だがやってる方は集中する、長引けば長引くほどに。
 「先程からのお二方の台詞はどこかからの引用でしょうか?」
 「…AC」
 「なるほど。そろそろご自重いただければいいのですが…」
 外野が何か言ってるがまったく気にならん。俺ってこんなに夢中になれるんだな。
 「がんばってくださぁ~い!」
 朝比奈さんの声援を受けた俺と俺の紙体、EXキョンは無敵だぜ!
  もう少し、もう少しで押し出せる!と俺が勝利の可能性を見出したとき、あることに気付いた。
 台が左右に揺れてる。ハルヒの奴が台を横から突きはじめたのだ。
 そんなことしても無駄だと思った。もう少しで押し出せるんだからな。
 だが俺の読みは甘かった。
 「なにぃっ!」
 「イェー!」
 なんと俺のEXキョンが倒れてしまったのだ。理由は古泉・長門の説明を聞くまでもない。
 ハルヒよりも俺のほうが紙の開きが無かった。ハルヒが100°なら俺は80°といったところだろう。横揺れには弱い。
 「あたしの作戦勝ちね!」
 卑怯ではないんだろうな、くそぅ。
 「罰ゲームよ、キョン」
 聞いてないぞ。そういうことは始める前に言うのが礼儀で常識だ。
 「なに言ってんの。SOS団における勝負は勝者がすべてよ。敗者のあんたは言うことを聞きなさい」
 俺が勝ったもお前が言うこと聞くのかどうか怪しいがな。
 「勝ってから言いなさい。そうねー、罰は帰りに何か奢ってもらうことにしようかしら」
 敗者の懐具合は無視か。最近のペースだと定期の解約を通り越して親から借金する羽目になるぞ。
 「バイトを紹介し…」
 いらんぞ、古泉。なにやらされるか分かったもんじゃない。
 「なにこそこそやってんのよ、キョンに古泉君。それよりキョン、なに奢ってもらうかは後で決めるからね」
 「はいはい、お手柔らかに頼むぞ」
 わかってるわよ、とホントかどうか疑いたくなる台詞を残して、ハルヒは長門と対戦を始めた。
  そのあとの戦績は、ハルヒが3勝1敗、長門が4戦全勝、朝比奈さんが全敗、古泉が1勝3敗、俺が2勝2敗だった。悔しくないぞ。
 そして今日の団活は終わった。


541 SS sage 2008/02/08(金) 22:01:24 ID:jO/jZuwW
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  そして放課後、俺は強制的にさせられた約束を果たすためにコンビニにいた。
 いつもより少し早く帰宅の途についたのでまだ明るい。理由は俺にとってありがたいことだった。
  一通りの対戦が終わったところで朝比奈さんが鶴屋さんとの約束がある、と言って帰った。
 つづいて長門が図書館に本を返しに行く、と言い。さらに古泉がバイトで帰った。
 俺の財布事情を慮らってくれたのだろうか、だとしたらありがたい。
 ハルヒは対戦したいらしく残念がっていたが、奢りの件を思い出すと機嫌を良くした。やれやれ、ゲンキンな奴だ。
  そのハルヒが希望したのはアイスである。帰り道のコンビニで買うことになり今に至る。
 「あたしはこれね」
 そうか、一番高いのだな。っておい!何で2つ取るんだ。2個目は奢らんぞ。
 「あんたもこれを一緒に食べるのよ」
 俺は金を使いたくないんだがな。まぁいいか、好きだし。
 「あら、そうなの。じゃ、お願いね」
 満面の笑みで差し出してくる。わかったよ、外で待ってろ。
  俺は会計を済ませると外に出た。そして重大なことに気付いた。
 なんと店員はスプーンを1つしか入れなかったのだ。戻るのも面倒だ、俺のはもって帰って喰うとしよう。
 だがハルヒにそれを伝えると、
 「ダメ。一緒に食べるって言ったでしょ。待ってなさい」
 と言って走ってコンビニの中へ。店員を呼びつけカウンターからスプーンを出してもらったようだ。気の弱そうな人だった、可哀想に。
 「さ、歩きながら食べましょ」
 ハルヒは自分の分を取り出して蓋を開ける。んじゃ俺も食べますかね。
 「やっぱりこれよね」
 「ああ、うまいな」
 と言い合いながら歩いていく。
 「あっ!」
 急にハルヒが奇声を発した。俺がハルヒの視線を追うと下には、俺が手に持っているのと同じスプーンがあった。
 つまり何かの弾みで落としてしまったというわけだ。残念だったな、蓋をして家で食えよ。
 「溶けちゃうじゃない!どこかまたコンビニに…」
 買ってもいないのに貰えるかよ、あきらめろ。
 「今食べたいのよ…。そうだ!」
 いい案でも浮かんだのか?と俺が聞き返す前にとんでもない行動に出やがった。
 「借りるわよ!」
 と言ってあろうことか俺のスプーンを掠め取りアイスを食べ始めたのだ。
 「お、お前何してるんだよ!?」
 「いいじゃないの。すぐ食べ終わるわよ」
 そうじゃない。衛生の問題もあるがなにより他人の、しかも男の使ってるスプーンを横取りして使うなんて。
 なんて常識はずれな奴なんだ。とは言えなかった。絶句してたからだ。
 「おいしかった。ありがと!」
 そう言ってハルヒはスプーンを差し出す。それを使って俺に食べ続けろ、というのか。
 俺は受け取りながらも恥ずかしさで真赤になった。

  その後俺が食べたのかは想像に任せる。考えなくてもいいぞ、いやむしろ考えるな!


542 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/02/08(金) 22:02:35 ID:jO/jZuwW
 以上。まずはお詫びを、紙相撲関係なくなっちゃった。…すまん!猛省してる。
 ほんとはこういう展開にしたかった↓
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 「あんた!有希やみくるちゃんを押し倒してどういうつもりよ!」
 「紙相撲なんだ。しょうがないだろ」
 「あたしには近づきもしないで独りでに負けるし。このエロキョン!」
 「偶然の結果に文句をつけられてもな。それにお前のは強すぎて倒せないぞ」
 「根性で何とかしなさいよ。まったく」
 「やれやれ、まぁ次はもう少し工夫してみるさ」
 俺は次の紙力士を作るための画用紙を取りにハルヒの後ろに行こうとした。
 「おっと!」
 ハルヒの前にある椅子に気付かなかった俺はバランスを崩してハルヒのほうに倒れる。
 「きゃ!」
 あろうことかハルヒを巻き込んでしまった。
 「すまんハルヒ。大丈夫か?」
 「こ、このエロキョン!本物を押し倒してどうするのよ!」
 大声で怒鳴られた上に、思いっきりはたかれた。
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 ↑甘さを控えるために削ったんだが、ツンを増やせない上にデレまで取ったもんだから中途半端に。
 精進します。読んでくれた人、ありがとう。


 ついでに10分ハルヒ。10分レスがなかったら明日もハルヒ×キョンを書く。


543 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/02/08(金) 22:08:10 ID:zJSzvBdq
 sosi


544 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/02/08(金) 22:17:09 ID:qm+22WTJ
 >543
 阻止すんな

 >542
 gj! また頼む


545 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/02/08(金) 22:30:44 ID:Eej9b5Pr
 SS読むのマジ追いつかんw どれもGJ!
 >>542
 これは良い日常風景
 別に自分の欲求を我慢してまでツン路線目指す必要はないんじゃないか?w
 元バージョンでも原作らしいツンデレハルヒだと思うが


547 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/02/08(金) 22:47:24 ID:h8kDwhTl
 >>539-541
 GJ!! ハルヒはどんな勝負事でも負けん気強そうだな。
 展開はどっちでもいい感じだと思う。2通り思いついて悩むときって俺にもあるww

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(舟)
 どうなるにしろ、2人で1つのスプーンを使ってアイスを食べることになるんですな。

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「輝いていたハルヒのレス」リスト一覧:
総合改変ガイドライン
SSSS・ハルキョンSS・長キョンSS・佐々キョン

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引用元:涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ その79

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