2008年01月28日

(SS)ハルキョン「恋人の定義」

勝手に今日輝いていたハルヒのレス:

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164 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/01/27(日) 22:02:33 ID:1kiYl1pA
 いきなりですが、短編投下します。
 この話には元ネタがありますが、当方の電波受信機が壊れたため、発信元がわかりません。
 逆探知可能な方は教えてください。


165 SS 恋人の定義 1/2 sage 2008/01/27(日) 22:04:46 ID:1kiYl1pA
 「キョン、あたしとキスしていいわよ!」
 これだけ聞くと、我らが団長様がまた突拍子もないことを思いついたかと想像してしまうのだが今回は違う。俺の愛の告白の後、ハルヒが発した一言目の台詞である。
 ハルヒに告白しようと思うようになるまで色々あった。色々とは何かって?そんな事俺に聞いても無駄だ。色々あったとしか答えようがないのだからな。
 告白する日を決めてからも告白するシチュエーション、思いを伝える台詞など考えたものだ。谷口にその手の本を借りたりもした。
 (さりげなく借りに行ったつもりだったが案の定「とうとうおまえも身を固める決心が付いたか!」と冷やかされたのは秘密だ。)
 だが、告白当日そんな俺の付け焼き刃的な作戦はどこかへ吹っ飛んでしまったらしく、意を決した俺は昼休み中屋上の入り口前にハルヒを呼び出し、「ハルヒ…好きだ。」と言うだけで精一杯だった。
 そして、しばらくの沈黙。冒頭のハルヒの台詞に戻るわけである。

 ハルヒとのキスの後、ハルヒは「じゃ、先に教室に帰ってるわ。」と言い残してさっさと階段を下りてしまった。
 一人残された俺だったが、唇に残るハルヒの感触を感じつつしみじみと思ったさ。俺たち、やっと結ばれたんだな、と。
 その日、ハルヒが掃除当番で遅れることを知っていた俺は授業が終わるのと同時に文芸部室にダッシュした。3人には報告しておく必要があると考えたためだ。
 3人に「俺、今日ハルヒに告白しました。」伝える。
 「わあ、おめでとうございます。」ありがとうございます朝比奈さん。
 「観察対象の側にあなたがいる時間が増えればその間私はあなたの私生活も覗く事になる。許可を。」出歯亀ではないよな、長門。ん?古泉はコメントなしか?
 「先程、小規模な閉鎖空間が2回ほど発生しました。発生した場所がこの近くだったので僕にお鉢が回ってきたのですが、1人で2つの閉鎖空間に対処したため、少々疲労気味です。トイレを理由に2度も授業を抜け出すのは大変です。」
 古泉の顔をよく見ると少しやつれているように見える。
 ん、先程の閉鎖空間と言うが、授業中のハルヒは珍しく居眠りはしてなかったくらいで特に変化はなかったように思えたのだが。
 すまんな古泉、今日からは俺がおまえのバイトの回数を減らしてやるぜ。
 そんなことを話しているうちにハルヒが部室にやってきた。そして、いつもと同じ時間が部室内に流れ始める。


166 SS 恋人の定義 2/2 sage 2008/01/27(日) 22:07:38 ID:1kiYl1pA
 「キョン!あたしとあんたっていつからつきあってたのかしら!」

 告白した次の週の放課後、俺はもう少しで文芸部室前に着くところで、真っ赤な顔をしたハルヒにネクタイを引っ張られ屋上入り口まで連れてこられた。
 「アホの谷口が他の女子にあたしとあんたがつきあってることを言いふらしてたのよ!谷口を捕まえて締め上げたら話の出所はあんただって言うじゃない!」
 ああ、すまん、谷口がしつこく聞いてくるのでつい口を滑らせちまってな、すまんハルヒ。
 「そこじゃないわよ!問題はあんたとあたしがいつからつきあってることになったかってことよ。」
 告白したのが先週だから今日で5日目、そうか、おまえも一週間記念とかやりた…「とぼけるのもいい加減にしなさいよ!わかってないようだから教えてあげるわ。
 あたしはまだあんたの告白を受け入れた覚えはないわよ!」でも、あの時俺たちキスしたよな?
 「キスしただけでしょ!あたしがあんたにいつ返事をしたって言うのよ!告白の返事は保留よ、保留中!」
 突然の出来事に放心状態の俺はどうすることもできず、ハルヒが「団員のみんなへの誤解はもうメールで解いておいたから。」と言って階段を下りていく姿をずっと見つめていた。
 予想斜め上どころではない。俺はうぬぼれていたのか、キスって恋人同士がするものではなかったのか?そんなことで頭の中がぐちゃぐちゃだったが、それでも俺は今日も部室へ行った。なんでだろうね。
 他の団員の姿も、チェスの駒も朝比奈さんが出してくれたお茶の味も、何かで曇ってよく覚えていない。

 それから数週間後の週末。俺たちは今まで通り「不思議探索」という名の町歩きを繰り返していた。
 ハルヒや他の団員の俺への態度は今までと全く変わりなく、変わったことと言えば、不思議探索終了後に必ずハルヒが俺の手を引いて不思議探索の延長戦を行うようになったくらいだ。
 人の腕を両手でしっかりとつかんで離さないばかりか、俺が食べ終わらずにもっているソフトクリームを「一口よこしなさいよ。」と言って横取りしようとやっきになっているハルヒ。
 ハルヒ、これってつきあっているって言わないのか。

 「言わないわよっ。」


167 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/01/27(日) 22:10:23 ID:An+P3MNX
 >>165
 GJ!!!!!!


169 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/01/27(日) 22:14:48 ID:1+xE6ski
 >>164
 全力で逆探知したが該当無しだったぜ…俺もまだまだだな


171 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/01/27(日) 22:21:20 ID:4Dnphy1i
 >>166
 これは良いツンハルヒ。GJ


172 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/01/27(日) 22:39:17 ID:LbPTERlm
 >>166 GJ
 そうじろうが「まだまだ甘いな」と言った気がしたw
 つかハルにゃんさっさとフィルター解除しろよw

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(舟)
 ハルヒにとっては、キスやデートも実験みたいなもんですかね。

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「輝いていたハルヒのレス」リスト一覧:
総合改変ガイドライン
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引用元:【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ その78

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