2007年11月24日

(SS)ハルキョン「涼宮ハルヒは…」

勝手に今日輝いていたハルヒのレス:

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465 :SS 涼宮ハルヒは…:2007/11/23(金) 12:12:42 ID:g2c2u3yE
 毎年、田舎から山のように届くサツマイモの処分に家族一同頭を痛めていたのだが。
 今年に限って言えばそのような心配は無用だった。

 ことサツマイモ料理に関してはハルヒの腕に負けないという密かな自信があった俺は、
 ちょっとした悪戯心でSOS団の連中を驚かせてやろうと、長門の部屋で定期的に開催されるSOS団夕食会に
 俺特製、サツマイモスイーツを持参して行ったのだ。

 予想通りというか、それ以上の反応が返ってきた。概ね好評だったのは悪い気はしなかったが、しかし。
 翌日から毎日、俺の作ったサツマイモ料理を何か一品、ハルヒに献上せねばならなくなったのである。

 俺が作った料理を旨そうにたいらげるのは見ていて悪い気がするものでは無いが、毎日となると話は別だ。
 俺がハルヒにサツマイモ料理の入ったタッパを渡し、満面の笑みでその中身をハルヒが食う光景は
 朝のHR前のルーチンワーク状態となり、クラスの連中からは生暖かい視線が注がれるようになってきた。
 何かに夢中になると他の事が目に入らないハルヒはそんなクラスの反応も気にしていないようだが、
 このままでは俺のあだ名が「キョン」から「旦那さん」に変わる日もそう遠くないかも知れん。

 そんな不吉な予感に背筋を冷やしちまったせいか、俺は熱を出して学校を休むこととなった。
 寝込んで3日目の事である。ベットの上で明日から学校に行けるかななどと考えていた頃、俺の携帯が鳴った。
 「キョン!いつまで寝てんのよ!早く学校に来なさいよね!」
 心配してくれるのはありがたいが、もうちょっと静かに喋ってくれ。
 「なに言ってんのよ!アンタ私の朝の楽しみを何日待たせれば気が済むのよ!明日は絶対来なさいよ!」
 そっちかよ!お前が心配してるのは俺の体じゃなく、俺が持ってくる料理の方かよ!?
 それに、お前が毎日毎日食ってたせいで、もう芋のストックなんてもう無くなるぞ。
 「そんなもの、八百屋でもスーパーでも行けば売ってるじゃない。明日はちゃんと学校に出てきなさいよ!分かったわね!?」

 俺が「分かった」とも「分からん」とも答えるまもなく電話が切れた。
 団長様は団員の健康より芋の方が大事ですか…まだ微妙に熱の残る頭で思考力が鈍っていたんだろう。
 ハルヒの身勝手な言動を腹に据えかねた俺は…悪魔に魂を売っちまっていた。

 翌朝、芋を持っていかなかった俺がハルヒにネクタイを全力で締め上げられていた時、一人のクラスメイトが声を掛けてきた。
 「涼宮さん。これ、お母さんが作ったスイートポテトなのね。良かったら食べて。」阪中である。
 一瞬何が起こったのかとキョトンとしていたハルヒだったが、
 満面の笑みで阪中からそれを受け取ると阪中母特製スイートポテトを食っていた。

 「阪中さんところのお菓子はやっぱり最高ね。お店でも開いた方が良いんじゃない?」
 「気に入ってくれてよかったのね。それじゃ。」
 とハルヒの肩に軽く触れて阪中は自分の席に戻っていった。

 昼休み。俺は弁当を抱えると身を隠すようにして教室から出て行った。
 ハルヒはと言うと…食堂で大勢の生徒に囲まれていた。
 スイートポテトやら大学芋、練り芋からありとあらゆるサツマイモ料理に囲まれハルヒは混乱していた。

 群集の中に谷口を見つけたハルヒは、谷口のネクタイを締め上げながら問い詰めた。

 「これ、どういうこと?あんた何か知ってるんでしょ?言いなさい。」
 「涼宮にサツマイモ料理を食わせて肩に触れると願い事がかなうって学校中で噂になってんだよ」

 ネクタイを締め上げる手に更に力が加わる
 「誰がそんなふざけた事言ってんのよ!」
 「キョンが言ってたんだ。キョンがそう言うんだから間違いないだろうって、だから俺もあやかろうと…」
 谷口の手には焼き芋が握られていた
 「でもなぁ、涼宮。おまえ、こんなに芋ばっかり食ってたら…」

 バン!
 周囲の空気が震え上がるような轟音と、血溜まりに沈む谷口を残し
 ハリケーンのような旋風が食堂と部室の間を吹きぬけた。

 「こらーーー!馬鹿キョン!どこ行った!!出て来ーーーーーい!!」

 「・・・彼なら、『バミューダトライアングルで三三七拍子を奏でてくる』と言い残して、プエルトリコへと旅立った。」


467 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/23(金) 12:34:35 ID:w/PW9AUr
 >>465
 GJ
 ハルヒは本当は、芋でなく、キョンの料理の方が好きなんだな。
 ハルヒのツンにより、芋が好きと誤解されたのが失敗ですね。
 ここからハルヒがキョンを追いかけてデレればハッピーエンド。

 こういう辛いのが少し入ると、甘いのがより甘くなる。


468 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/23(金) 12:37:01 ID:zo+2lpw2
 >>465
 今度はハルヒかw


469 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/23(金) 13:30:34 ID:KpU3xSRw
 >>465
 GJ!こち亀みたいだなw


470 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/23(金) 13:40:22 ID:WrbWhctY
 >>469

 >>384,414両名によるSS「キョンは大原部長」シリーズのハルヒ編だと思う


472 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/23(金) 15:42:12 ID:OVpqK1GV
 本当にシリーズ化したwww

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参:(SS)ハルキョン「キョンは大原部長」

(舟)
 バズーカ砲を担いで旧日本兵の格好をしたハルヒが目に浮かんだ。

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「輝いていたハルヒのレス」リスト一覧:
総合改変ガイドライン
SSSS・ハルキョンSS・長キョンSS・佐々キョン

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引用元:【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ その70

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