(SS)ハルユキ「名前を呼んで」
勝手に今日輝いていたハルヒのレス:
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357 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/01(月) 01:41:08 ID:gBB1f/k9
登場人物の名前を考えていて、ふと受信した電波です。
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名前を呼んで
わたしの名前は長門有希。冬に降る『雪』から名付けた。
彼女の名前は涼宮ハルヒ。春の日差しから名付けられたのだろう。
「有希って、ほんと、肌が白いわね。まるで『雪』みたい。」
あなたの存在は、降り積もった雪を溶かす春の日差しのよう。彼に言わせると『真夏の太陽』らしいけれど。
「? どういう意味よ?」
春の日差しで雪は解け、消えてしまう。誰もが雪解けを、春の到来を待ちわびている。
「まあ、確かに、春が来るのが嫌って話は、昔は聞かなかったわね。今は『花粉症』なんてものがあるから、一概には言えないけど。」
春の日が否定的に捉えられることはないのに比べ、雪が解けずに残ることは否定的に捉えられる。
「そりゃあ、色々とあるからじゃない? 主に農業とか。」
……雪は解けて消えるもの。春は待ち望まれるもの。
「ちょっと、何そんな死亡フラグみたいなこと言ってんのよ! あんたが『雪』で、消えてほしいと思われてるとでも言いたいわけ?」
彼女は知らないが、わたしの任務が終わった時、わたしがどうなるかは分からない。やはり雪のように春の日差しに照らされて、儚く消えるのかもしれない。
死亡フラグ。言い得て妙かもしれない。
「あんたの認識は間違ってるわ、根本的なところで。」
彼女はわたしの肩を掴んで顔を寄せた。
「いい? 雪は解けて消えるんじゃないの! 川になって流れて行くのよ!」
彼女はわたしの瞳を覗き込んでいる。
「それで、また恵みの雨になって戻ってくるの。だから、決して『目の前から消えて嬉しい』んじゃないわ。雨のおかげで手に入るものを喜んでるのよ。」
彼女はそう言うと、
「それは……『未来』!」
力強く朝比奈みくる――未来人――を指差した。
「ひえっ!? あ、あああ、あたし、ですか!?」
「みくるちゃんの名前は、多分『未来』から付けられたんでしょ。」
「ふえっ!? なぜそれを!?」
「ふっふっふ、簡単な推理だよ、ワトソン君……」
思いがけず正体を言い当てられた彼女は、ひたすら驚愕していた。
おろおろするみくるを見て楽しんでいたハルヒは、わたしを強く抱き締めた。
「……あんたが何言われたか知らないけどさ。もし目の前から消えることが避けられないとしても、それならそれで、姿を変えてでも帰ってきてほしいのよ。」
……彼女はわたし達の正体は知らないはず。それにもかかわらず、ここまで正確にわたし達の将来を予見した発言ができるとは。
人間の言葉で言えば、驚きを禁じ得ない。彼女の鋭い感覚が、明確には捉えないまでも、何らかの形でわたし達の正体を感じ取っているのかもしれない。
「もっとも、あんたが勝手に消えるなんて、あたしがさせないけどね!」
そう言って笑う彼女を見て、わたしの中にエラーが一つ発生した。そのエラーは多分エラーではなく、一つの答え。
色々と予想が出来そうでできない未来、それでも一つだけ分かることがある。
厚い雲の上からでも地上を照らす星、太陽が希望をくれると。
希(のぞみ)が有る。それがわたしの名前。
(了)
359 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/01(月) 02:12:31 ID:PnEfD9Cq
>>357
「お前が消えるなり居なくなるなりしたら、いいか?俺は暴れるぞ。何としてでもお前を取り戻しに行く」
この男が長門を守るんだと。
361 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/01(月) 04:13:19 ID:PNzCJLLN
>>357
狂おしい程に悶えた。そうだよな、望みがあるもんな。
長門が幸せになるエンドがいいな。
363 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/01(月) 05:59:58 ID:mJIXGaVt
>>357感動した
朝から良いものをみた
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(舟)
ユキが溶けたらハルになるんです。
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引用元:長門有希に萌えるスレ 106冊目
































