(SS)ハルキョン「時を掛けるハルヒ」
勝手に今日輝いていたハルヒのレス:
-----------------------------
785 :SS ハルキョン 時を掛けるハルヒ:2007/08/02(木) 07:19:04 ID:yKZYl5yC
ここは何処かしら?いえ、正確に言えば何時か…のようね。
道順も変わっていない、でも風景がどこか違う、なんか懐かしい感じ。
誰かに声を掛けたいけど、何か少し怖い感じがする。
公園、男の子がいる、あの子に聞いてみよう。
「ねぇ坊や、何しているの?」
「見れば解るだろ、穴掘ってんだよ」
なんか可愛くないわね。
「ちょっと聞きたいことがあるんだけど、今って、いつ?」
「何?お姉さん頭でも打ったの?」
ホント、可愛くないわ。
「じゃぁ、歳はいつく?」
「八歳」
「ふう~ん、じゃぁ名前は?」
「教えない」
「えっ、何で?」
「お母さんが変な人に名前を教えちゃダメだって」
なに~!変な人ってどういうことなわけ?
ちょっと目線を外してみたら、小さな自転車が目に入った。
たぶん、この男の子の物みたいね、名前が書いている…。
「えっ、アンタって、じゃぁここは九年前…」
「どうして穴なんて掘っているの?」
「タイムカプセル」
自分だってけっこう変な事しているじゃない。
「未来の自分に、たぶん十年後は超能力に目覚めているから」
うぷぷぷ、ちょ、超能力だって。
「それで宇宙から来た悪い奴を未来人と協力して戦うんだ」
うっ、ダメ、吹き出しそう、本人に聞かせてやりたいわね。
「それで、何を埋める気なの?」
「友達が転校しちゃうから、合わせて欲しいって手紙」
「その友達って、女の子?」
「教えない」
やっぱり、っていうか決定ね。
「その子が好きなの?」
「…そういうのじゃない」
この頃からもう素直じゃないのね。
786 :SS ハルキョン 時を掛けるハルヒ2:2007/08/02(木) 07:20:26 ID:yKZYl5yC
「お姉さん、実はね、未来から来たの」
「証拠は?」
証拠ねぇ、携帯電話でも見せようかしら?繋がらないけど。
「これ、未来の電話なの、今は話せないけどね、ほら、音楽とか鳴るわよ」
「えーホントだ、凄い!」
結構単純な所も変わらないのね、安心した。
「信じた?それじゃ、お姉さんがイイ事教えてあげる」
男の子が始めて目を合わせた、私が知っている同じ目、
私を見ているはずなのに、もっと先を見ているような遠い目。
「…あのね、そうね、十年後、あなたの側には素敵な女の子が居るわよ、
あなたのことが大好きな女の子が」
「ホントに?」
「ええ、本当よ、」
「お姉さんみたいに綺麗な人?」
あっ、今の録音しておきたい、悔しい。
「そ、そうね、そうだ!これもそのカプセルとやらに入れておいて」
私はカチューシャを外すと凹んだアルミの煎餅缶の中に入れた、男の子の手紙と一緒に。
どうせ、いくつか換えがあるからイイの。
「お姉さんとまた会える?」
「絶対、また会えるわよ」
男の子はタイムカプセルを埋め終わると、自転車で去っていった。
「バイバイ、お姉ちゃん!」
キョン、絶対会えるわよね、待っているから…。
「ハルヒ、おい!ハルヒ!」
「…何?」
「何じゃないよ、なんだか俺が昔埋めたタイムカプセルを掘り出しに行くって、
少し話しただけなのに、オマエが乗り気で言い出したんじゃないか」
「あっ、そうだっけ」
「ったく、人にスコップまで用意させて団長様は居眠りですか、
それと、カチューシャどうしたんだ?どっかに置き忘れでもしたか?」
「えっ!?」
788 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/02(木) 08:48:31 ID:xFNMO7Sa
>>786
誤字かも知んないけど、時を駆けて時間を掛けてフラグを建てたと思えばいいダブルニーミングかなと思った。
789 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/02(木) 08:56:17 ID:IfORonVS
>>786
ハルヒメインでちゃんとSFしてると、「ああ、やっぱメインはハルヒだよな」と納得してしまうw
-----------------------------
(舟)
夢オチかと思わせて、カチューシャがしっかり無くなっているのが良いですな。
-----------------------------
「輝いていたハルヒのレス」リスト一覧:総合/SS/歌/改変/ガイドライン
-----------------------------






























