(SS)ハルキョン「先生」
勝手に今日輝いていたハルヒのレス:
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660 :ハルキョン SS 先生:2007/06/22(金) 00:22:10 ID:UOFQWm1A
今日も今日とて勉強勉強。
団長様はどうあっても俺を自分と同じ大学に進ませたたいらしい。
行きたい行きたくないの前に根本的な頭の出来が違うという大問題があるわけだがハルヒは諦めていないようだ。
「諦めたらそこで試合終了よ!」
どこかで聞いたような台詞を吐きやがる。
とはいえ俺にやる気がないわけではない。上の大学に行けば将来の選択の幅が増えるからな。
ハルヒと一緒というのはぞっとしないがまあ退屈だけはしないだろうしな。
ハルヒに渡された問題を黙々と解く。
本番を睨んでとのことなので制限時間ありのテスト形式だ。
いつもならハルヒがよこからやいのやいの言ってくるが今は気を使ってるのか静かなもんだ。
そうして…終わった。あと5分を残して全部埋めた。見直しには少々時間が足りない気がするがまあいいだろう。
「終わったぞ、ハル…って寝てる?」
振り向いてハルヒを見れば俺のベットで寝てやがった。
俺が苦労してるってのにこいつときたら…腹がたってきたので一発はたいてやろうかと思い近づく。
手を伸ばしたところでふと疑問に思う。
いくらハルヒだってここまで無防備になることは少ない。なのになんで寝てしまったのだろう。
そうして気付く。この問題を作っていたからだ、と。
あの問題は俺のレベルに合わせて作られていた。
問題自体はどこかにあるものかもしれないがあんなに総合的に俺のレベルにあわされているはずはない。
つまり自分で作ったのだ。俺の為に、俺だけの為に。
昼間あれだけ遊びまわっていながらこんなに手間を掛けて。
寝てしまったのは寝不足のせいだろう。それはつまり俺のせいだ。
気付けばハルヒの頭を撫でていた。
感謝と、まあいろいろな気持ちを込めて。
どれだけ時間がたっただろうか。自分でもわからなかった。
「…いつまで撫でてんのよ」
その声で気付いたがいつのまにかハルヒが目を開けていた。
「わっ…っと、すまん」
退かそうとした手にハルヒの手が重ねられる。
「まったく何様のつもりよ。このあたしの頭を撫でるなんて」
そう言いながらハルヒは手を払おうとはしなかった。
「…そうだな。撫でやすい位置にあったもんでつい、な」
ハルヒの頭を撫でることを再開する。
「あんたね…後で覚えときなさいよ」
「そりゃ忘れないだろうな。居眠りしちまうほど夜更かしして人の為に頑張る団長様のことなんてな」
「べっ、別にあたしは!」
「悪い、今のは俺の妄想だった」
「あんたバカにしてんの?」
「でも、もしそんな奴がいたら俺はそいつを尊敬する。ずっとついていっても構わない」
「…バカ」
「それと、お前先生に向いてるんじゃないか?」
「あたしが?」
「ああ、ハカセくんなんかの面倒も見てるんだろ。悪くないと思う」
「…そうかしら?」
「生徒2号がこう言ってるんだ。少しは信用しろよ」
「…ん、そうね。考えておくわ」
そう言ってハルヒはにっこりと笑った。
手の暖かさを感じながら思う。ハルヒの生徒としてみっともない成績は残せない。
手始めにハルヒと同じ大学くらいは受からないとな。
661 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/22(金) 00:30:21 ID:Duk+qsNq
そして下宿先では二人暮らしか・・・。
662 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/22(金) 00:31:30 ID:Xcu3WApV
はいはいお幸せにお幸せに
…くそっ、なんて時代だ
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(舟)
生徒の学力に応じた専用の問題を作ってくるなんて、えらい先生だのう。先生の頑張りに応える生徒もまた良し。
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