2007年05月06日

(SS)ハルユキ「耳をはむはむ」

勝手に今日輝いていたハルヒのレス:

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925 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 02:49:16 ID:9qAEiypX
 >>926なんか鬱屈とした気分で寝れないので、SSのお題ください。 


926 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 02:55:45 ID:ZKfYdPo8
 おもむろにハルヒの耳をはむはむする長門


927 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 03:05:51 ID:9qAEiypX
 >>926
 把握


928 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 03:12:54 ID:lwGZdbqc
 wktk


929 :ss1/3:2007/05/05(土) 04:21:42 ID:9qAEiypX
  平和だ。
  いかにハルヒとてそう毎日騒ぎを起こせるわけでもなく、大概においての団活は平穏そのも
 のである。
  ハルヒはネットサーフィン中で、古泉は俺とオセロ中。
  朝比奈さんはお湯の温度を測ってるし、長門は何時もの様に本の虫。今日は小さめの本だが
 なにやら熱心に読んでいるな。
  ハルヒの思いつき如何ですぐにでも崩れる砂上の平穏ではあるが、せめて1ヶ月くらいは続
 かないものかと希望するのは贅沢かね。
  俺はこの世の平和を謳歌しながら、盤上の戦争に文字通り白黒つける一手を送り込んだ。

 「なるほど、そうきますか……」

  そうもこうも、角が取れる時は角取るさ。
  さて、固まってしまった古泉は放置して朝比奈さんウォッチングでもしようか。
  そこでふと盤上に影が差し、ようやく隣に長門が立っている事に気付いた。頼むから物音の
 一つでも立ててくれないか。

 「善処する」

  次から頼む。で、オセロを見物に来たのか? にしては視線は俺に注がれっぱなしだ。
  どうした長門。オセロをしてる俺がそんなに珍しいか?

 「あなたにお願いがある」
 「長門からお願いとはまた珍しいな。何だ?」
 「わたしを食べて」

 ガタンッ!
 ことん!
 バチン!

  一つ目はハルヒがどっか机にぶつけた音。アザになりそうな勢いだ。後冷やしとけよ。
  二つ目は朝比奈さんが湯のみを倒した音。お盆の上でよかった、火傷はありませんか?
  三つ目は古泉が変な所に駒を強打した音。周囲の俺の駒が無残に弾け飛んだ。おいおい、
 メンコの要領でひっくり返しても無効だからな。

 「ちょ、ゆき、あん……このエロキョン! あんた有希に何吹き込んだのよ!」
 「まて! 俺は何も言ってない!」
 「アンタじゃなかったら誰が有希にこんなセリフ吹き込むのよ! まさか古泉君とか言い出す
  んじゃないでしょうね」

  変な事を吹き込む可能性としてはお前が一番高そうだ……とは思っても口に出せない。
  念のため古泉の方を見ると、僕は何もといわんばかりに肩をすくめている。


930 :ss2/3:2007/05/05(土) 04:22:55 ID:9qAEiypX
 「……この本」

  助け舟は当の本人から出された。てかハルヒよ、俺を疑う前にまず本人に聞けよ。

 「なぁに? 男が喜ぶ101の言葉……」

  長門から本を奪い取り、パラパラと流し読みするハルヒ。最初訝しげだった表情がページを
 めくる度に呆れ顔になり、最後にはつまらなさそうに本を投げ出した。
  キャッチする俺。

 「有希ぃ、読書好きも結構だけど読む本はもう少し選んだ方が良いわよ?」

  俺もパラパラめくってみたが、なるほど。コンビニの書籍コーナーに並んでる様な、非常に
 チープな内容だ。長門に似つかわしくないと言えば言い過ぎかもしれんが、長門に読ませたい
 本ではないな。

 「それから、知識を実践しようとする姿勢は大事だわ。でもよりによってアホキョンを喜ばせ
  ようとする事ないのよ? 勿体無い」

  へーへー、すんませんね。

 「それにしたって、どうしていきなり食べて、なのよ。」
 「食べるというのが何かの比喩である事は理解している。でも何の比喩か理解出来なかった。
  本の記述も曖昧にぼかしてある為、彼に実践してもらいたいと思った。駄目?」

  全然かまわないです。

 「いいわけないでしょ! ドエロバカキョンも鼻の下伸ばしてんじゃないわよ!」
 「まぁまぁ。とにかく長門さんはこの場合の『食べる』って意味がわかってて言ったわけでは
  ないという事ですね」
 「当然よ! わかってたら有希がそんな事言うわけないじゃない」
 「では、どういう意味なのか教示を」
 「う……そ、それは……」


931 :ss3/3:2007/05/05(土) 04:26:36 ID:9qAEiypX
  長門の無垢な瞳で射抜かれるハルヒ。
  こいつにも人並みの羞恥心が残っているのか、それとも長門に変な事を教えたくないのか。

 「それは……うー……そ、そんなに食べられたいならあたしが食べてあげるわよ!」

 はむっ!

  長門の耳にかぶりつくハルヒ。
  流石の長門も一瞬驚いたような空気を出したが、すぐに平静に戻る。

 はむはむ……

  しかしハルヒの攻撃は止まらない。
  止めようかとも思ったが、意外と迷惑そうではないのでちょっと放置してみる事にした。
  甘噛み、舐め、等巧みに用いて長門の耳たぶをいじるハルヒ。ものの5~6秒で離れてしま
 ったが、なんというか、うらやましいね全く。
  どっちがって? それはシュークリームのシューとクリームのどっちが好きかと聞くような
 もんだ。

 「ぷは」
 「……ユニーク。今のが食べる、という行為と認識する」
 「まぁ、大体こんなようなもんよ!」

  また随分強引にまとめたもんだ。ハルヒ、若干顔が赤いぞ。


  さて、そんな微妙な平和の時間も終わりを告げ、そろそろ下校時間だ。
  例の本はハルヒが没収してしまった為、いつもの様にハードカバーを閉じる音が終了の合図
 となった。
  ハルヒ、朝比奈さん、古泉と続いて部室を出る。俺も帰ろうとカバンを持ち上げた所で、
 長門に小声で囁かれた。

 「……やはり理解できない。身体的構造から考えて『食べる』のは女性に当てはめられるのが
  自然。やはり実践による経験を積みたい」

  長門よ。お前ホントは全部わかってるんだろう。
  ちなみにこの後、目がマジな長門を説得するために、ハルヒと同じ手で切り抜けたのは二人
 だけの秘密だ。


932 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 04:28:28 ID:4EyOsprU
 乙です。
 ハルヒも長門も可愛いなあ…この二人の絡みは好きだ


933 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 04:29:25 ID:9qAEiypX
 こんだけ書くのにどんだけ時間かけてるのやら。 おもむろでもないし。
 そして、ハルヒと長門が逆だった事に今更気付いて、把握って言いながら全然把握してねぇよ自分orz


934 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 04:42:35 ID:YWeCXl5e
 >>929
 GJ!思わず笑っちまった。
 あからさまに動揺する3人と、やけに冷静なキョンがおもしろすぎw


935 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 04:49:27 ID:ZIhUjE+K
 いや待て、冷静すぎるキョンは逆に動揺している時だと思うぞ


937 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 07:00:10 ID:YO1OGcpC
 >>933
 お題受け取ってからこれだけの時間でこれだけの量書くなんてプロのライターなみの速さですよ


940 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 09:49:28 ID:KZbPrQ8o
 >>929-931
 朝から,GJですよ!こういうのを即興で書けるようになりたい…


941 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 09:53:55 ID:dnE7UHyD
 >>929-931
 GJ!
 てか、その時間帯にその量を一時間ちょっとてのは速過ぎw

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(舟)
 お題をもらってから、このボリュームの話を構築するまでの時間早っ。
 『退屈』でハルヒがみくるの耳をはむはむしているシーンを、長門に変えているコラがあったなぁ。

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「輝いていたハルヒのレス」リスト一覧:総合SS改変ガイドライン

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引用元:長門有希に萌えるスレ 87冊目

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