(SS)ハルキョン「お花見」+「ガンダム無双」
勝手に今日輝いていたハルヒのレス:
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388 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/09(金) 01:14:27 ID:urOtGQuC
ひとつ書いたら何かSS書きたくなってきた
誰かお題ください
389 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/09(金) 01:16:37 ID:yT72iaAM
ガンダム無双でひとつ
390 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/09(金) 01:25:31 ID:HI1MUpeP
>>388
じゃあ花見で
398 :お花見 SS ハルキョン 1/2:2007/03/09(金) 04:52:11 ID:urOtGQuC
映画撮影からハルヒのライブまで休みなど毛ほどもない生活にようやく一時の休みが訪れたかと思っていた矢先、ハルヒは突然常人には理解不能の――こいつが理解不能なのはいつものことだが――言葉を発した。
「ねえ、みんな。今度の土曜日お花見しようと思うんだけど、大丈夫?」
は?おいおい今は何月だ?秋だぞ?だいた「大丈夫」
長門のどこからとも無く発せられたような声に俺の「だ、大丈夫ですう」
朝比奈さん、あなたもですか?まさかまた七夕みたいなことを……?しかし今回はハル「僕も大丈夫です」
お前は黙ってろ、古泉。お前が大丈夫なのは分かりきっている。しかしいくら機関でも年中咲いている桜は用意できな「じゃあ決まりね」
おーい、待ってくれハルヒ。俺の予定とかは考えてくれないのか?
「じゃあ一応聞いてあげるわ。どうなの?暇よね?」
ハルヒは高圧的な物言いで俺を威圧してくるが、俺はそんなことに動じていられない。どこかの団長様にここしばらく休みなしで働かされ続けた俺は心身共に疲労困憊である。せっかくの休みを睡眠に充てない手はない。
「いや、さすがにここしばらく忙しかったろ?そろそろ休みくらいあっても罰は当たらんはずだ」
「……却下。もう一度だけ言い訳させてあげるわ。それであたしを納得させたら休みにしてあげる」
俺は考えていたが、すでにハルヒは決定のつもりで朝比奈さんにお弁当を頼んでいた。そこで俺は先日妹が親にねだって渋々ながらも買うことを承諾させていたものに思い当たり、それに最後の、そして全ての望みを託した。
「あのな、ハルヒ。実は妹が今度PS3とガンダム無双を買ってもらうらしくてな。その相手をしなくちゃならんのだ。だから……」
ここまで言って俯いていた顔を上げた俺は悟った。
……やっちまった。
ハルヒの顔はこの上なく明るい笑顔で俺を見ていた。
その結果日曜日は俺の家でゲームをすることになり、めでたく俺の週末は完全に潰れてしまった。
もう何も言うまい。全ては俺の失言のせいなのだから。しかしな、ハルヒさすがに桜は秋には咲かんぞ?まさかコスモスを見るわけではないだろうな?
「何言ってんの、キョン?覚えてないの?映画撮ったときのこと」
その一言で全ては解決。
映画を撮ったときの桜は未だ満開を維持しており、密かに時期はずれな花見場所として人気になっているそうだ。
結局俺には問答無用で場所取りを命令され、その日はお開きになった。
やれやれ、しょうがないな。
399 :お花見 SS ハルキョン 2/3:2007/03/09(金) 04:55:20 ID:urOtGQuC
そして花見当日。
ハルヒからの電話で起きた俺は朝の4時から場所取りをさせられることになった。
いくら人気とはいえ、そこまでしなくてもいい場所くらい取れる程度であるのだが、ハルヒ曰く、
「こういうのはムードが大事なの。朝早くから場所取りをするのもイベントの一部なのよ。夜が明けていくのを眺めながら花見を思ってわくわくする。そうやってテンションを上げてから、いざイベントを迎えるのが大事なの。いい?分かったキョン」だそうだ。
当然場所取りをしている人なんて誰もいない。これじゃムードどころじゃない。テンションが絶対零度でイベントを迎えてしまいそうだ。
しかも俺はまだしっかりした休みを取れていないので疲労はピークである。
広げたシートの上で一人毛布に包まりいつの間にか寝息を立てていた……
――どこかから声が聞こえる。
「……ン……キョン……て……起きて……起きろって言ってるの!」
いつかの閉鎖空間に行ったときの夢か?それともまさかまた閉鎖空間が……?いやありえん、ハルヒは花見で頭がいっぱいのはずだ。
そんなことを寝ぼけつつ考えていると、
「起きろー!」
と耳元で叫ばれ、ようやく俺は現実に戻ってきた。灰色でない、本当の世界に。
しかし変だ。なぜ目の前にハルヒがいるんだろう。まだ夜中。ハルヒは家にいるはずだ。
俺以外の集合時間は10時じゃなかったのか?
「あんた一人じゃすぐ寝ちゃうと思ってね。そのせいであたしたちが来たときに場所がなくなってたら嫌じゃない!今だってあんた完全に寝ようとしてたし。だからあたしも場所取りしようと思って」
そう言うとハルヒは右手で俺の毛布を掴み、無理やり俺を座位に起こした。そしてあろうことか俺の毛布へと入ってこようとした。
何してんだ、このやろう。
「何って……まだ夜中だから寒いじゃない?だから毛布に入ろうと思って」
いやそうじゃなくて色々とまずいだろう、ほら俺とお前は男と女な訳で男と女が同じ毛布に包まるなんて遭難した山荘とかでしかありえない、いやあってはならない……
「つべこべ言わず入れなさいよ」
結局むなしい抵抗の甲斐なく、俺はハルヒの毛布への侵入を許した。
400 :お花見 SS ハルキョン 3/3:2007/03/09(金) 04:56:46 ID:urOtGQuC
「どう?一人より二人のほうが温かいでしょ?」
やけに薄着のハルヒの肌が俺に押し付けられる。いやまあ、かろうじて俺の服一枚分は隔てているが、俺の理性は限界ギリギリだった。
温かいというのは事実ではあるが恥ずかしくて自然と体が火照っているというのが実情だ。
俺は朝比奈さん相手に理性を無くすのならやぶさかではないが、その相手がハルヒであっては絶対にないと、何とか理性を保てるような体勢を模索し、そのたびに不用意にハルヒの色々な部分に触れてしまい殴られた。
勿論触れたのは不本意であってだな、故意などではないことは言うまでもない。
俺がようやく十分満足のいく体勢を確保したのは30分ほども経ってからであり、当然と言うか、むかつくことにとういか、ハルヒはすでに夢の中であった。
枕が無いせいか、頭を何度も動かしていたので俺は腕を貸してやった。勿論これも不本意だ、断じて。
ようやく俺が落ち着いて寝られたのは日の昇った6時過ぎだった。
そして俺たちが起きたときには、一番に着た朝比奈さんが俺たちが寝ているのを見て泡を吹いて倒れているのを古泉と長門が介抱しているところだった。
結局その日は朝比奈さんをベンチで介抱して、シートではなくベンチで朝比奈さんのお弁当を食べた。俺たちの場所取りの苦労はなんだったんだろうな。
後日の古泉曰く「あなたたちの眠る様はまるで新婚初夜の男女のようでしたよ」だそうだ。どんな喩えだよ、全く。
「……喩えなどではないのですがねえ……」
次の日、俺たちはガンダム無双の世界に入り込んでしまう訳だが、とりあえず終わり
終わりったら終わり
401 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/09(金) 04:58:23 ID:urOtGQuC
書き上げた……が、花見もガンダム無双もあんまり関係なくなっちまったwww
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(舟)
お題として出された「ガンダム無双」と「花見」を取り込んだSSを短時間で書き上げる手腕が見事ですな。















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